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クリスは楽しく過ごしたい!  作者: かるた
金緑の章 アレキサンダーは魔道具を作りたい
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0日目 魔力測定

「それじゃあエメラル、早速手伝ってもらえるかな」

「うん、頑張るよ! 兄さん!」


 やる気満々な弟を見ながら、私は設計図の作成に取り掛かることにした。エメラルと一緒に私達がやって来たのは寮の図書室だ。


「エメラル、魔道具の作り方が書かれている本を探してもらってもいいかな」

「分かったよ。どんな魔道具にするの?」

「そうだな……」


 父上から依頼されたのはクリスの身を守る魔道具を作ることだ。具体的な作り方については特に指示を受けていないので自分達で自由に作成していいのだが、それが中々難しい。


「うーん……常に魔法防御の膜を発生させる『結界の魔道具』にするか魔力を消費して受けた魔法を消滅させる『放出の魔道具』にするかだね」

「どっちにしても基本的には設置型の魔道具だよね……どうやって携帯型にするの?」

「そこが問題なんだよ、エメラル……」


 設置型の魔道具と携帯型の魔道具では設計の時点で大きく違う。それは大地の魔力を使うか術者の魔力を使うかという違いなのだが、この差を埋めるのが中々難しい。『探知の魔道具』などは出力を抑えることで、携帯型の魔道具を作りだすことに成功している。


「しかし、『結界の魔道具』にしても、『放出の魔道具』にしても、魔力消費が大きいから……」

「携帯型の魔道具にするには向いていないってことだよね……」


 魔力消費が大きい魔道具を携帯型にするのは難しい。範囲や威力を小さくすれば携帯型にすることは可能だが、それにしても個人の魔力では限界がある。そのため、そのような魔道具の小型化は実用性の低さから研究などでもあまり扱っていないのだ。


 私はエメラルと一緒に頭を抱える。最初の一歩から躓いてしまった。しかし、私も魔道具作りの専門家として、諦めるわけにはいかない。


「とりあえずその二つの魔道具について調べてみよう。それとクリスの魔力がどのくらいなのかも調べる必要があるだろうな……」


 クリスの魔力は恐らく私より少し少ないくらいだろう。もちろん『魔力活性』を全開にした状態ではクリスの方が多くなると思うが、あくまで今回の魔道具は通常時に装着することに主眼を置いている。研究者としては『魔力活性』を全開にした場合の魔力量にも興味はあるが、クリスの体調を無視してまで調べる物でもないだろう。


「後でフローラに連絡して、魔力計を貸してもらうか……」

「それなら兄さんが調べている間に僕が話してくるよ」

「いいのかい? それなら後でお願いしようかな」

「うん、分かった。クリスにも声をかけた方が良いよね?」

「そうだな。ついでにそちらもお願いしていいかな?」

「任せてよ、兄さん!」


 気の利いた働き者の弟を持って私は幸せ者だ。それはさておき、まずは魔道具の本を集めなくては始まらない。エメラルと一緒に本棚に向かうと、必要な情報が書かれていそうな本を何冊か選んで閲覧用の机に持って行く。


「それじゃあフローラのところに行ってくるね」

「ああ、よろしく頼む」


 エメラルを送り出すと私は積みあがった本の群れに視線を移す。結構な量になってしまったがクリスのためだ。何とかしてみよう。


「さて……私も頑張るとするか」


 エメラルが戻ってくるまでに少しでも進めておきたい。私にも兄としての威厳があるのだ。


 そうしてしばらく本を読んでいると、エメラルが呼んでくれたのかクリスがむーちゃんを連れて図書室にやってきた。


「アレキサンダーお兄様。お呼びとのことでしたが、何かありましたか?」

「ああ、済まない。少し外で話そうか」


 図書室で話を続けるのも他の利用者に悪いので、一度図書室の外に出る。


「それで、どのようなご用件でしょうか? わたしに手伝えることがあれば、なんでも言ってください!」


 クリクリとした瞳をこちらに向けてくるクリスはとても可愛らしいが、今はそんなことを考えている場合ではない。元気のいいクリスを見つめて、私は口を開いた。


「ああ、済まない。魔道具を作るのにクリスの魔力を量る必要があったのを思い出したんだ」


 私がクリスを呼び出した理由を説明すると、クリスは納得したようにうんうんと頷いている。


「分かりました! それではフローラのところに行って来ますね!」

「そうだな……」


 最初はエメラルと行ってもらうつもりだったが、段々と私もクリスの魔力量に興味が湧いてきた。


「いや、私も一緒に行こう。クリスがどのくらいの魔力量なのか興味があるからね」

「分かりました! わたしのために頑張ってくれているお兄様達のため、わたしも頑張ります!」


 クリスは特に頑張る必要もないのだが、わざわざやる気を削ぐようなことを言う必要もないだろう。頑張る気持ちが強いのか鼻息の荒いクリスの頭を優しく撫でて、私達は寮監室へと向かうことにした。


 寮監室は図書室のすぐ隣にあるため、すぐに到着する。廊下をクリスと一緒に歩いていると、ちょうど寮監室からエメラルが出てくるのが見えた。


「あ、兄さん。丁度今、魔力計の準備が出来たから呼びに行くところだったんだ」

「それはいいタイミングだったね。私もさっきクリスと合流して、フローラのところに向かうところだったんだよ」


 エメラルと合流した私が寮監室の扉をノックすると、中からフローラが顔を覗かせた。


「随分と早かったですね、アレキサンダー殿下」

「丁度廊下でエメラルと会ってね」


 軽く挨拶を交わすと私とエメラル、クリスとむーちゃんの全員が寮監室に通される。これだけの人数がいると寮監室も少し手狭に感じる。


 客人用の席に通された私達が少し待っていると、奥の方からフローラが大きな水晶玉のような道具をワゴンに乗せて持ってくるのが見えた。


「こちらが魔力計になります」

「これで自分の魔力を量ることが出来るのですね……!」


 初めて魔力計を見たのだろうクリスがゴクリと息を呑む。クリスの反応が面白くて私はつい笑いそうになるが、それを堪えてフローラに視線を送る。


 私の視線の意味を理解したのか、フローラは一度頷いて魔力計の説明を始める。


「この水晶玉に手を当てると、こちらの石板に現在の魔力量と自分の適性が表示されるようになっています」

「魔力量だけではなく適性まで表示されるのですか? まるで神授式の時に触った宣誓の宝珠のようですね!」


 クリスは目をキラキラと輝かせて魔力計をじっくりと観察し始めた。それを真似してかむーちゃんも一緒になって、魔力計の周りをクルクルと飛び回っている。


「ええ。この魔力計は宣誓の宝珠を元にして作り出した魔道具なので、形も似ております。本来であれば学年の終わりである三月に使う物なのですよ」

「そうだったのですね……無理を言って申し訳ありません、フローラ」

「いえ、クリスティア殿下の責任ではございませんので、気にしないで下さい」

「では、せめてお礼を。ありがとうございます、フローラ!」


 クリスがニコニコと笑ってそう言うと、フローラも嬉しそうに頬を緩める。クリスの笑顔はいつも周りの者を元気づけてくれる。屈託のない彼女の笑みを見て満足していると、微笑んだままでフローラが魔力計を手で指し示す。


「それでは実際に使ってみましょうか」

「どうやって使えばいいのですか? 魔道具を使う時のように魔力を注げば良いのでしょうか?」

「そうですね……お手数ですがアレキサンダー殿下、お手本を見せてもらってもよろしいでしょうか」

「ああ、良いだろう。良く見ておいてくれ、クリス」

「はい! どうなるのか楽しみですね!」


 フローラはお手本を見せる役目を私に譲ってくれたようだ。クリスの期待するような視線を全身で感じながら、私は手のひらを水晶玉に当てて言葉を紡ぐ。


「神から授かりし力をここに示せ」


 私がそう口にした瞬間、体内の魔力が引き出されるような感覚があり、目の前の水晶玉がまばゆく輝き始める。


「わあ……!」

「凄い……!」


 私の適性である光と火属性の色に輝いた水晶玉は、役割を終えたかのように徐々にその光を小さくしていく。そのまま光が収まると石板に数字と色が表示された。


「ここに表示されているのがアレキサンダー殿下の魔力量と適性になります」

「魔力量が五百、色が黄と赤ですね!」

「す、凄い……」


 私はその結果に満足して小さく頷く。一般的な学園卒業時の貴族の魔力量が五十から百程度であることを考えると、かなり魔力量が多いことが分かる。王族であるのだから多いのは当たり前なのだが、改めて結果が出ると嬉しい物だ。


「僕が一年生の終わりに測定した時は百五十くらいだったのに……」

「エメラルはまだ二年生なんだから、これから成長期でもっと伸びるさ」


 それでも既に学園卒業時の魔力量に近い値が出ているエメラルも流石である。きょうだいの中で私の次に魔力が多いのはセレスタで三百程度なので、来年になればエメラルも同じくらいに成長しているかもしれない。


 そんなことを考えているとクリスがワクワクした表情で私を見上げてくる。


「凄いです、アレキサンダーお兄様! 早くわたしもやってみたいです!」

「それでは次はクリスの番だ。私がやったのと同じようにやってみてごらん」

「はい!」


 クリスは緊張した様子で一歩前に進み出ると、水晶玉に手を当てて一度深呼吸をする。


「すー……はー……行きます!」


 気合を入れたクリスは魔力計を起動するための言葉を唱える。


「神から授かりし力をここに示せ!」


 クリスが言葉を口にした瞬間水晶玉が六色に輝き始める。これが全属性に適性のある者の輝きなのか……。実在しているのは知っていたが、まさかここまで神秘的な物とは思わなかった。


 父上も全属性の適性があるはずなので、父上が魔力計を使った場合も同じように輝くのだろう。そんなことを考えていると水晶玉の輝きが段々と小さくなっていき、石板に魔力量と色が表示される。


「あ! 出ました! えーっと……魔力量が三百、適性は全属性ですね!」

「ええ!?」

「それは本当かい? クリス」


 やはり、セレスタと同じくらいに魔力量は多かったようだ。それに加えて全属性の適性があるので魔法の適性だけならセレスタ以上だろう。


 自分よりも多いその値を聞いたエメラルはショックを受けているようだが、クリスは誇らしそうに石板を指差す。


「はい! 見てください、これです! これ!」


 クリスは随分と興奮している様子で、私とエメラルに石板を見て欲しそうにしている。クリスを疑っているわけではないので素直に確認すると、クリスの言う通りの値が表示されているのが見える。


「凄いな、クリスは。まだ一年生でこれか……」


 元々体調が悪くなるほど魔力が多かった上に、授かった固有魔法が『魔力活性』だ。この値も納得は出来るが流石に驚いた。しかし、私以上に驚いているのがエメラルだ。石板を見つめたまま茫然としている。


「僕はクリスよりも魔力量が少ないのか……僕の方がお兄さんなのに……」


 ブツブツと呟きながら落ち込んでしまったエメラルを慰めるため、私はエメラルの頭を優しく撫でる。


「気にすることないさ、エメラル。クリスは三つの固有魔法を常に発動しているのだから、実際の魔力量はまだエメラルの方が多いと思うよ」


 私が同意を求めると、少し考える素振りを見せてクリスも頷く。


「そうですね……アレキサンダーお兄様の言う通り、固有魔法に半分くらいの魔力を使っているので、魔力量はエメラルお兄様の方が多いと思いますよ」

「そっか……そうだよね……」


 そのクリスの言葉を聞いて少し持ち直したのか、エメラルもホッと胸を撫でおろしている。私がそんな二人のやり取りを微笑ましく思っていると、クリスの近くでむーちゃんが飛び回り始めた。


「むー! むー!」

「え? むーちゃんもやってみたいんですか?」


 むーちゃんとクリスが会話しているのを見て、私は奇妙な気持ちに襲われる。課外活動の際にむーちゃんに向かって大量の魔力を流したところ、クリスはむーちゃんと会話できるようになったらしい。


 そんなことが起こるのはクリスのせいなのか、むーちゃんのせいなのか……。それは私には分からないが、クリスの周りはいつも不思議なことが起こっている気がする。


 そんなことを考えている間にクリスとむーちゃんは話し終えていたようで、私が気付いた時にはむーちゃんが前足を水晶玉に当てているところだった。


「良いですか、むーちゃん。一回だけですからね! 一回やって駄目なら諦めてくださいね!」

「むいむい」


 どうやら二人の間で一回だけ挑戦することに決まったようだ。クリスの結果も中々興味深かったので、むーちゃんの結果も少し楽しみにしている自分がいる。


「むーむむー!」


 むーちゃんが鳴き声を上げると、次の瞬間水晶玉が六色に輝き始めた。それに対してクリスが驚きの声を上げる。


「え!?」

「やはりか……」


 薄々そうではないかと思っていたのだが、使い魔であるむーちゃんはクリスの属性適性の影響を大きく受けている。そのため、この結果自体にそこまで疑問はない。


 実際クリスの魔力を受けたとは言え高等魔法まで使えるのだ。むーちゃんの魔法適性が低いとは誰も思わないだろう。


 光が収まると私とクリス、エメラルは石板に駆け寄って、そこに書かれている数字を読み上げる。


「魔力量五十、適性は当然のように全属性だね……」

「ええっ!? ちょっと待ってよ! 使い魔なのに魔力量が五十もあるのは絶対おかしいって!」

「そうなのですか?」


 エメラルの反応にクリスはきょとんとした顔で首を傾げている。その姿が可愛らしいので私はとりあえずクリスの頭を撫でることにした。


「わっ! どうしたんですか、アレキサンダーお兄様!」

「なんとなく撫でたくなっただけだよ、クリス」


 グリグリと頭を撫でながら私はむーちゃんについて考えてみる。むーちゃんはクリスが草原で使い魔にした元野生のムイムイだ。通常のムイムイは瞳が茶色だがむーちゃんは青い瞳をしており、色々な人から変異種と言われている。しかし、実際むーちゃんはどのような存在なのだろうか。変異種の一言では説明がつかない気もするが……。


「エメラルの言う通りむーちゃんは魔獣にしては魔力量が多いね。それだけの魔力量なら毛皮が黒くなっていてもおかしくないくらいだ」

「え!? じゃあむーちゃんもそのうち黒くなっちゃうんですか!?」


 そんなの嫌ですと叫びながらクリスはむーちゃんを抱きしめる。一方抱きしめられたむーちゃんの方は少し苦しいようで、ジタバタと足を動かして何とか逃げ出そうとしている。


「むー!」

「あ、ごめんなさい。むーちゃん。つい強く抱きしめてしまいました」

「むーむー」

「え、そうなんですか?」


 どうやらクリスはむーちゃんから何か聞いたようだ。何を聞いたのか気になったので、クリスに尋ねてみる。


「クリス、むーちゃんはなんて言ってるんだい?」

「むーちゃんは黒い毛皮にはならないそうです。あれは普通の魔獣が魔力を発散できず体に溜め込みすぎた結果なので、普段から魔法で発散できているむーちゃんにはあまり関係ないそうです」

「クリス、それは本当なのかい?」

「はい、むーちゃんがそう言っています」


 魔獣の毛皮が黒くなることについては研究されており、仮説としてはそういうことも言われていた。しかし、魔獣の口からその原理について聞いた者はいなかったはずだ。実際、学園に設置されている魔除けの魔道具にしても、空気中の魔力濃度を調整することで魔獣の発生率を抑えていることが仮説を裏付けていたのだが……。


「むーちゃんに聞けば魔獣についての研究が一気に進みそうだな……」


 とは言えそれはすぐにやらなくてもいいだろう。いつかはやらなくてはいけないだろうが、クリスを学園の外に出られるようにすることの方が私にとっては急務だ。


 私は自分のやるべきことを思い出して、クリスとエメラルの二人に声をかける。


「さて、それじゃあ二人共やることも済んだからそろそろお暇しようか」

「はい! 今日はありがとうございました、フローラ!」

「私も珍しい物が見られて良かったです。またいつでも来てくださいね」

「はい!」


 私達はフローラに挨拶をして寮監室を後にした。今日は色々なことがあったが、本題の魔道具作りはまだほとんど進んでいない。もう少し図書館で調べ物をしようと考えていると、クリスが私の方を見上げていることに気付いた。


「どうかしたのかい? クリス」

「あの……皆がわたしのために頑張っているのは分かっているんですけど、肝心のわたしが何もしていないのは何だか悪い気がして……何かわたしにできることはないでしょうか……?」


 クリスは自分のために私達が大変な思いをしているのではないかと考えているようだ。しかし、それは少し違う。私はクリスの頭をできるだけ優しく撫でながら彼女の質問に答える。


「それは違うよ、クリス。私達は好きでやっているんだ。クリスだって私達が困っていたら助けてくれるだろう?」

「それは当然です!」

「そう、当然のことだ。妹が困っているから助ける。それだけのことなんだ」


 クリスに助けてもらえば確かに楽になるかも知れない。けれど、クリスは今回の事件を気に病んで今のような提案をしてきたのだ。その提案を受け入れることはクリスに今回の事件の責任を負わせることになる。クリスに一切の責任がない以上、それは兄として受け入れるわけにはいかない。


「今回の出来事はクリスのせいで起こったんじゃない。だから、クリスはセレスタと一緒にゆっくり過ごしていればいいんだ」

「……はい。分かりました、アレキサンダーお兄様」


 不承不承といった様子でクリスは頷いてくれた。今はそれでいい。悪いのはスファレという敵であって、クリスではないのだから。


「ありがとう、クリス」


 私の説得に応じてくれたクリスの頭を優しく撫でると、クリスは甘えるようにして私にくっついて来る。この子は必ず私が守る。そのためにも早く魔道具を作らなくてはいけない。


「それじゃあ、クリスはもう部屋に戻っていなさい。後は私とエメラルで大丈夫だから」

「分かりました。二人共無理しないでくださいね!」


 元気良くそう言い残すと、クリスはむーちゃんを連れて自分の部屋へと戻っていった。残された私達は魔道具作りを再開するため、図書室に向かうことにした。


「さて、私達は図書室に戻ろうか」

「うん」


 図書室に戻って調べ物を再開してしばらくすると、エメラルが小さな声で呟いた。


「むーちゃんの魔力があれだけあるってことは、使い魔の分も合わせてクリスの方が僕より魔力量が多いってことなんじゃないかな……」

「……」


 その問いには答えずに私は夕食の時間まで魔道具の作り方を調べ続けた。

魔力量の値は少し変更するかもしれません

現時点での魔力量は以下のイメージです

アレキ>>>セレスタ>=クリス>カーネリア>ヘリオ>エメラル>=一般生徒


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