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キチガイプレイヤーと城主さん

「じゃあ、なんて呼べば良いですか?」

「なんとでも呼べ。最悪『おい』でも構わない」

「偽名は駄目なんですか?」

「我は主様に頂いた名以外を名乗りたくない。申し訳ないが止めて欲しい」


 すげぇ主さん愛されてる…。しかし、今までは二人きりでの会話だったから、名前とかを知らなくても何も問題なかったが…。


「城主さんとかは?」

「あ、主様頭良いですね!」

「…まあ、良い。だが、我は我を城主だとは思わぬ。ここはあくまでも、主様に貸し与えられた城だ。それだけは知っておいてくれ」

「はい!」

「分かりました」

「で、ルノだが…」

「何でしょう!?」

「貴様はこれから我が鍛える。まあ、まずはスキルスクロールを与えよう。着いて来い」

「はい!…これは城内の散策は…」

「駄目だ。我に一撃でも与えられるようになれば許可しよう。何故こうも眷属と主が似ているのだ…」


 本当に迷惑かけてすみません…。凄い気疲れしてるぞ城主さん。いや、お城見たら誰だって散策したくなるだろう。


「ここだ」

「わっ。凄いお宝の量ですね!このスクロールは自由に…」

「ああ。好きにしろ」


 …俺と似てると思うのなら、好きにしろって言うのは駄目だと思うのだが…。


「…そんなにか…?」


 ぼそっと声を零してたけど、音感知を持ってる俺は聞こえるからな?俺もあの時は言われてたのだろうか?集中してたから気づかなかった。


「こんぐらいです!もっと欲しいのはありましたけど流石に遠慮しました!」

「そ、そうか…」


 こちらを見ないで欲しい。いや、確かにもう少し…とは思ったが、俺は声には出してない。ルノには心に留めておくっていうのを鍛えるよりも先に覚えさせるべきだな…。二次被害がやばそうだ。


「…まあ、良い…。ソウは吸血で基礎値を上げてくるが良い」

「分かりました」


 その場でスクロールを使用しているルノと、それを見ている城主さんをおいて、外へと向かった。このタイミングで城内散策を…止めとこう。後で城主さんに半殺しにされる未来が見える。

 それから数時間。吸血と喰肉でレベル上げを行った。


名前:ソウ

種族:下位吸血鬼(始祖亜種)

レベル:34

HP316/316

MP340/340

【STR 96】

【VIT 70】

【INT 120】

【MND 70】

【AGI 170】

【DEX 100】

【LUC 70】

【種族スキル】

【飛行Lv.19】【吸血Lv.28】【音感知Lv.29】【音探知Lv.22】【超音波Lv.27】【麻痺攻撃Lv.31】【毒攻撃Lv.25】【血液操作Lv.18】【血魔法Lv.14】【血液支配Lv.12】【眷属生成Lv.1】【眷属支配Lv.1】【統率Lv.1】【闇魔法Lv.14】【再生Lv.17】【高速再生Lv.6】【分化Lv.7】【分体生成Lv.1】【蝙蝠化Lv.9】

【スキル】

【暗視Lv.105】【酸攻撃Lv.31】【光魔法Lv.6】【熱感知Lv.29】【酸耐性Lv.31】【麻痺耐性Lv.31】【毒耐性Lv.25】【魔力感知Lv.21】【魔力操作Lv.18】【腐蝕攻撃Lv.11】【腐蝕耐性Lv.11】【喰肉Lv.9】【HP自動回復Lv.23】【MP自動回復Lv.18】【超HP自動回復Lv.16】【超MP自動回復Lv.11】【血武器生成Lv.7】【血活性Lv.6】【血液再生Lv.8】

SP0


分かったのが、腐蝕攻撃まじやばい。って事だ。酸攻撃の完全上位互換だった。現実の時間も夜更けになっているので、城へと戻ることにした。


「すみません。落ちます」

「ああ。…そうか、今は夜更けか。我らも休息を…」

「いりません!全然眠く無いんで大丈夫です!」

「…そうか。なら夜は無しで良いな」


 夜は無しって…そんな感じなの…?


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