キチガイプレヤーと攻略
タイトル詐欺がひどかったので、変えました。タイトルセンスに関してはノーコメントでお願いします…。
…さあ、どちらが正解だろうか。
プレイヤーだと明かすか、
偽ってロールプレイを行うか。
全てのプレイヤーが敵になりえることを考えると…いや、どちらにしろ魔王を目指すようなプレイヤーは邪魔なやつは全て殺すから偽る必要がないか。
「そうだけど?」
「ち、因みに種族は…?」
「何だと思う?てか、移動を開始して良い?MP割とキツイからこれ」
「あ、はい。ついていっていいですか?」
「殺されるかもだけど良いよ」
「え?え!?どういう…ちょ、先行かないで!」
うん。あの門番さんに殺されるような気がしてならない。ついてこない方が良いような気がするが、まあ殺されたらどんまいだな。
「あのー?殺されるってどういうことですか?」
「お城有るの知ってる?」
「存在は知ってます」
「俺そこに戻るから、門番に殺されないと良いね。因みに俺は門番に一回、主に一回殺されてる」
「……」
あそこ、吸血鬼しかいちゃ駄目らしいし…。てか、なんであの門番さんは中に入れないんだ?吸血鬼の中でも一部しか入れないのか?
「あ、ついてくるのは良いけど、自己責任でお願いね?門番さんから逃げることすら出来ないと、リスキルされる状態になるわけだから、詰むよ」
「……、えっと…助けてくれたりは…」
「俺も逃げるのが限界」
「……。その…やっぱりここでもう少し強化してから…」
「そうしな。外もこことは難易度が全然違うし」
「えっと…ありがとうございました?」
「あー、美味しい経験値の塊を取っちゃってごめんね」
「いえいえ!大丈夫です!」
「んじゃ」
「はい」
取り敢えず、一人になったから出口まで速攻で移動し、蝙蝠化で蝙蝠の翼だけを発生させて飛んで移動する。
…しかし、重さを全く感じないな。MPを常時結構取られるとはいえ、【黒棺】は凄い使えるかもしれない。
「おい。その黒いモヤはなんだ」
「あ、ども。多分眷属です」
「…まあ、入れるのなら良い。試してみろ」
…。門番さんに言われた通りに門から中に入ったが、問題なく入ることが出来た。
…聞いてみるか?
「門番さん」
「なんだ」
「因みに、なんで門番さんは城内に入れないんですか?」
「…始祖でも始祖の眷属でも、始祖の器でもないからだ。この城に入れるのは、始祖と始祖によって作られた吸血鬼、過去、未来問わず始祖になっていた、なる者のみだ」
「…へぇ。因みに、門番さんは?」
「主様、始祖第零眷属の眷属だ。私では上級吸血鬼にすら至れなかった」
…この門番さん中級吸血鬼?だいぶ吸血鬼って強いんだな…。ん?零?
「へー。まあ、俺行きますね。お疲れ様です」
「ああ」
んー。だと、あの人の他にも眷属はいるのか。他の眷属はどうなったんだ?てか、始祖がどうなったのかも気になるな。
「ん?戻ってきたか。…そのモヤか?」
「そうですね。【闇魔法】【黒棺:解錠】」
「…」
「ん?…あ、どうも?」
「…自我がしっかりしている。元はハイグールの中でも上位だったようだな」
「いや、第一声が『どうも』って…何か思ってたのと違う」
見た目は女。女だよな?髪が短いためどちらかは分からないが、中性的な顔立ちだ。声が女だったので女だと判断したが…。
「名付けをしてやるが良い。貴様の眷属だ。貴様が親になるのが道理だろう」
「…じゃあ、…てか性別は?」
「?見れば分かるだろう?」
「女です!」
「あ、じゃあルノで」
うん。まあ、良い名前なんじゃないだろうか?センスとかそいうのは期待しないで欲しい。
「分かりました。私の名前は『ルノ』です」
====================
個体名『ルノ』が眷属になりました。
====================
「で、貴様は何故唐突に眷属を作ろうとしたのだ?」
…どう回答するのが正しいんだろうか?この人が眷属を一人しか持っていないことを考えると、むやみやたらと作る奴は嫌だろう。だと、明確な理由が…無いな。何か、何かでっち上げて有耶無耶に。出来れば機嫌をよく出来るような…。
「…一人が寂しそうだったから」
「…?我の事か?」
「はい」
「…そうか。感謝はしよう」
よし。
「だが、眷属は他人の為に作らず、自分の為に作れ」
「あ、はい」
うん。まあ、ほぼほぼ完璧な対応をしたんじゃないだろうか?
「あの?私は何をすれば?」
「あ、ルノはこの人?吸血鬼さんの話し相手とかをしてくれればいいよ」
「いや、基礎能力を上げるべきだ」
「とのことですので死なないようにレベルを上げてくれ」
「分かりました。因みに、お二方のお名前は…」
「ソウだよ」
「すまないが、明かせない。我は主を無くした眷属だ。明かすということは支配を許す事を意味する」
「あ、そうなんですか…」
そうなんだ…。主っていうのは確か始祖だよな?じゃあ、始祖はもう死んでしまっているのか…。
あの心臓は…いや、それは無いな。自分の主を殺すようなことは出来ないだろう。
攻略って…




