6ねこ 【巫術】の修行 3
その後ゲーム内で日が暮れるまでレベリングを続けたことで、無事に俺のレベルは8に上がった。
俺がとどめを刺していればもっとレベルは上がったんだろうが、いかんせんサポート役に徹してたからこんなものだろう。
まあ、それはいいんだ。アカリのおかげでスキルポイントもたまって、どうにかこうにか攻撃手段を取得することができたから。
「何を取ったんですか?」
ゲーム内の宿屋で一泊した翌朝。神殿に向かう道中、アカリに聞かれた。
「【神聖魔術】だ。取得予定の妖精は決めてるから、それと相性のいいやつにしたんだよ」
「へえぇぇ、妖精さんとはスキルにも相性があるんですか。ナナホシさんはお詳しいですね」
「今時のゲームなんてのはな、更新されたその日のうちに大体の情報が解析されてウィキにまとめられてるもんだよ」
俺の言葉に「うぃき……?」と首をひねっているアカリは置いといて。
【巫術】の修行イベントで契約できる妖精は、自身の守護星かそれと相性のいい守護星二つの、計三つの星座から選ぶことになる。らしい。
というわけで俺が選べるのは、金牛宮、処女宮、磨羯宮のいずれかなわけだけど……。
「タウロスとカプリコーンのステータス補正は完全に物理系に寄ってるらしいから、俺には不向きだろうと思ってな」
「あー、そう、ですよね……。ナナホシさん、猫さんですもんね……」
「おう、攻撃力に定評のないナナホシさんだぜ」
悲しいが、そういうことなのだった。
だから必然的にヴァルゴに選択肢は絞られ、それとより相性のいいスキルを探した結果、【神聖魔術】に落ち着いた。
とはいえ、【神聖魔術】は攻めてよし、守ってよし、治してよしの万能スキルと言われている。あって損するなんてことはないはずだ。
「えっと、アクティブスキルはスキルレベルに応じて色んな技が使えるようになる、んでしたよね。【神聖魔術】はレベル1で何をつかえるんですか?」
「遠距離攻撃の【ホーリーショット】と回復魔法の【ヒール】だ。これで勝つる」
「おおー!」
アカリが感心した様子でぱちぱちと拍手する。
この程度でそこまでしないでほしいなぁ。いや、この手のゲームが完全に初めてで、あらゆる要素が新鮮ってのはある意味で羨ましくはあるんだが。
それ以上にこの子、このままで大丈夫かな。人を疑うことを知らないというか、そんな感じの危うさがある。頭はいいみたいで、俺が説明したことは大体すぐに覚えてくれるんだが……。
「ようこそナナホシさん。試練に挑まれますか?」
っと、神殿に入るや否や声がかかった。シヅエさんだ。相変わらず接近に気づけない。もしかしなくてもこの人、超強いよな?
「ええ。今日こそは突破して見せますよ」
彼女に啖呵を切って、俺は笑って見せる。
彼女も微笑みを返してくれた。続いての首肯を見て、俺は颯爽と下り階段へ足を向ける。
「がんばってくださーい! お待ちしてますからねー!」
その背中にアカリの声を聞きながら。
彼女に手を挙げて応じつつ、いよいよ二回目の挑戦が始まった。
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道中は問題なく進んだ。梁の上に避難して、安全を確保した上で魔法を放てば完封である。
卑怯? なんとでも言え。俺は石橋は叩いて渡るぞ。
初めて魔法で敵を倒した時は感動だった。そう、こういうのがしたかったんだよ俺は。フルダイブ型VR万歳!
そんな感じで行けたから、前回スルーせざるを得なかった分岐を探索したり、宝箱を調べたりで大満足。使えるかどうかはともかく、アイテムも手に入れて俺は意気揚々とボス部屋へ立ち入った。
『挑戦者を確認。守護星の照合開始……「処女宮」と確認。試練を開始します』
前回も聞いたナレーションを聞きながら身構える。同時に【ホーリーショット】のチャージを開始して……俺はすぐにそれをキャンセルして逃げた。
「ンギイィィィイ!」
「毎回ボス変わるのかよ!?」
現れたのは、逆立った毛を持つ、黒い山羊だった。目が滅茶苦茶鋭くて、おまけに背中には蝙蝠みたいな翼がある。山羊っていうか、悪魔みたいだ。
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試練 レッサーカプリコーンキッズ・スレイブ Lv3
称号 ボスモンスター
守護神 ゼウス
守護星 磨羯宮
状態 敵対
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「しかもレベル上がってんじゃねーか!?」
初見殺しめいた開幕早々の突進をなんとか回避して、ボスから距離を取る。危な、詠唱キャンセルして逃げに徹して正解だ!
しかしどうするべきか。ボス、回避されたことに激昂しないでじろりとにらんできてるんだ。そのまま様子をうかがいながら、じりじりとにじり寄ってくる。つまり猪突猛進じゃないってことで、やりづらい。
とはいえ、俺が今できる戦い方は二つだけだ。ひたすら逃げ続けるか、距離を取りながら遠巻きに魔法をぶつけるか。
そして当たり前だが、前者は採れない。だってこれ、ソロのボス戦だし! 俺が戦わないと意味ないし!
まあとはいえ、フルダイブVRであるSWWに、回避率なんて概念は存在しない。はず。
マーベラスキャットな今の俺なら、苦労はしても負けはしない! ……はず。
「今までのゲームなら、確率との勝負だったんだろうけどな」
ぼそりとつぶやいて、いつでも攻撃を避けられる体勢を取りつつ魔法を起動する。視界の端に、チャージゲージが表示されて蓄積されていく。
「ギイィィィー!」
それを見て、ボスが突っ込んできた。だが甘いぞ? そんな直線的な動きでは俺には当てられんさ!
それに避けながらよくよく見れば、タウロスキッズの突進と違ってエフェクトがない。ってことは、ただの通常攻撃だな?
ならきっと、あの突進を一発食らっても致命傷にはならないはず。慌てず騒がず避けとチャージに徹し、タイミングを見計らって反撃と行こう。
ここで役に立つのが【空中ジャンプ1】。地味だけどものすごく有能だ。
おっと、チャージ完了だな。
「行くぞっ、【ホーリーショット】!」
着地後すぐに体勢を整えて、魔法を放つ!
俺の眼前から純白の弾丸が飛び出し、一直線に敵の身体を打ち据える! 直撃!
ダメージは……よし、今ので四分の一も削れている。運が良ければあと三発ってところだ。
まあSWWにもお約束としてスキルにはクールタイムがあるから、すぐに連発はできないわけだが。今の感じなら、こいつもノーダメージで行けそうだぞ。
「ンギイィィー!」
「おっとっと」
三度目の突進をひらりとかわして、さらに距離を取る。回避のついでに攻撃、なんて余計なことはしない。迂闊なことをして失敗はしたくないからな。
ということで、回避に徹しながらスキを見計らって【ホーリーショット】を喰らわせること二回。
乱数に恵まれたのか、敵の残りライフはどう見てもゲージの四分の一を割り込んでいる。この調子で最後のとどめを……と思っていた時だ。
「ギッァァアアン!」
「んん!?」
スキル発動のエフェクトと共に、ボスの頭上にチャージゲージが現れる。今まで使っていなかったスキルを遂に使いだしたか。
何が来るかはわからないが、チャージゲージがたまりきるとスキルが放たれるのは間違いない。
ぜひ阻止したいところだが……今から魔法は間に合わないな。あっちのほうが先にチャージし終わるだろう。
うーむならば……ここは攻めてみようか。接近するリスクはあるが、大技の準備だとしたら放たれるほうが怖いもんな。
「とうっ!」
ということで、俺は前へ駆け出した。
猫の瞬発力は伊達ではない。人間だったら絶対に詰められないだろう距離を一気に踏破し、ボスに肉薄する。
ついでに、途中で思いついたのでチャージを始める。スキル発動を不発にさせたあと、どうせ再チャージを始めるだろう相手より先んじるためだ。
ダメージを受けない限り、チャージは止まらない。今から貯めれば俺のほうが先制できるのは確定的に明らか!
と思っていたら、何故かボスのチャージ速度が上がった。
え、そんなのあり!? どんなサポートスキルを持っているんだ!?
「ええい間に合ええぇー!!」
しかし今から攻撃を中止するわけにはいかない。このままだと、どう転んでも相手のスキルが先に放たれる。どうにかしてそれより早く攻撃して、キャンセルさせるほうがいい。
相打ち覚悟で跳躍! さらに空中を蹴って勢いを増して、敵の鼻先に飛び込んだ!
「せぇいッ!」
「ンギイイィ!」
飛び込んだ勢いに乗せて猫パンチを繰り出した。ダメージはほとんどないも同然だがダメージはダメージだ。相手のチャージはキャンセルできたようで何より。ギリギリだったが、ともあれこれで山場は越えたな!
「今度はこっちの番だぜ!」
とか言いつつ、距離を取るのは我ながら情けない気もするが、仕方ない。これはあれだ、戦術的撤退ってやつさ! ほら、魔法チャージしてるし!
が。振り返ってみれば、敵もチャージを再開していた。それはいいんだ、見越してたからこその攻撃しながらチャージだし。
しかしその速度は、明らかに最初より早い。なんならさっきの後半のチャージ速度よりも早い気がする。だからそんなのありかってんだよ! 瀕死時にチャージ速度が上がるスキルか何かでも持ってるのか!?
とはいえ、今からもう一度キャンセルしに行くのは下策だろう。結構下がってしまったから、敵のスキルにそのまままっすぐ突っ込む可能性すらある。こうなったら敵の準備してるスキルが遠距離攻撃でないことを祈るのみだが……。
……うーん、うっかり俺のチャージ速度も上がらないかな。相手ができるなら俺だって。
たとえば集中するとか、呪文を唱えるとかしたらどうだろう? なんなら、ボタン連打するみたいなそういうのでもいい。
コンピューターが制御するゲームに、そういうことをしても特に意味はないのはわかっちゃいるんだけどな。ましてやフルダイブVRMMOのSWWで、そんなことができるなんて思えないが。
ほら、某ポケットにファンタジーなモンスターのゲームでも、ボールを投げたらボタン連打したくなるじゃん? そういう感覚だよ。
それで脳裏をよぎるのが最初期の家庭用ゲーム機で、某名人のように1秒間に16連打って辺り、我ながら発想が古いなとは思うが。
…………。
…………。
……ちょっ、待っ。
「嘘だろ……チャージ速度上がったし……」
よくわからんが!
本当にまったくわけがわからんが! なんかチャージ速度上がったぞ!?
いや嬉しいけど、ありがたいんだけど、なんか、えぇ!? マジにこれでいいのかVR!?
「と、とにかく……これでトドメだ! 【ホーリーショット】!」
驚きながらも、完了したチャージゲージを見るや行動に移せるあたり、まだ心のどこかでは冷静なんだろうか? それともこれも猫に転生した恩恵?
ともあれ、この宣言によって光の弾丸は放たれた。それは一直線にボスに飛んでいき、そのまま特に遮られることなく命中する。
「ギュァアアアー!?」
それによってライフゲージがはじけ飛んだ敵は、断末魔の悲鳴と共に消滅した。
な、なんか最後釈然としないが……い、一応、勝ちは勝ち、だな?
《レベルが 9 に上がりました》
《スキルポイントを 1 獲得しました》
『戦闘終了を確認。挑戦者の勝利……試練を終了します』
どこからともなくアナウンスが響く。うん、無事戦闘は終了したようだ。
ふうぅー、危なかった……。最後のやつ、本当に一体なんだったんだろう……あとで検証してみたほうがよさそうだぞ、これは。
なんて考えている俺をよそに、いきなり機械の駆動音と共に天井に穴が開いた。そしてそこから、何やら見たことのない文字……と思われる記号がずらりと刻まれた石碑のようなものが、緩やかに降りてくる。
あっけにとられていると、やがて動きを止めたその石碑の頂点部分……上から来ているから、俺から見ると最下部だな。そこにぼんやりと光が宿った。
『新たな勇者よ、我々はそなたを歓迎しよう』
するとその辺りから、荘厳な声が聞こえてきた。少し枯れたところもあるけど、逆にそれがいい味になっている……って師匠! 師匠じゃないか! 某シティーのハンターをやってるお方だ! 養成学校ではお世話になりました!
『そなたの敢闘を讃え、我が眷属の力を貸し与えよう』
その声と共に、眼前に仮想ディスプレイの選択肢が出現した。
あまりの情緒のなさに、声に興奮した心が一気に落ち着いていく。
『そなたが生きる定めの星辰に相応しい、三つの眷属を用意した。好きなものを一つ、選ぶがよい』
「なるほど、こういう風に進むわけな」
眼前に浮かんだ選択肢は、ウィキの情報通りタウロス、ヴァルゴ、カプリコーン。それぞれにキッズとついてはいるが、ここで選んだ妖精が最初のパートナーとして手を貸してくれるわけだ。
選択肢はアカリにも語った通り、とっくに決めてある。だから悩むことなく、真ん中に表示されていたヴァルゴ・キッズをタップした。
『そなたを守護する星、聖天使を象る処女宮を選ぶか?』
「はい、これで行きます」
『良かろう。さあ舞い降りよ、我が眷属よ』
謎の声に従うように、石碑の光っていた部分に別の光が現れた。穢れなき白とでも言うべき、美しい白い光だ。
それが緩やかに俺の目の前へ降りてくる。そしてちょうど視線の高さまで降りてきた、その瞬間だ。
光がさらに強く発光し、思わず目をつむる。ただその光は一瞬で、瞬きをしながら目を開くと……。
「おお!?」
なんと、目の前にはかわいらしい女の子が立っていた。
絹のように白い髪の毛に、アルビノなのか澄み切った赤い瞳。そして背中には、天使を思わせる純白の羽。なんて可愛らしい妖精だろう。
身長は一メートルちょっとだから、女の子というより幼女って感じだけど、そんなのは些細なことだ。
そうか、この幼女が処女宮を司る妖精なわけか。その星座名に相応しい姿じゃないか。
「あ」
が、俺が見惚れていられたのは一瞬だった。彼女はにこっと微笑むと、次の瞬間光に戻ってそのまま石碑へと帰って行ってしまった。
《【ディペンディング】で妖精【ヴァルゴ・キッズ】が使用可能になりました》
無粋なアナウンスが耳に届く。
ちっ、もう少し眺めていたかったのに。別に【巫術】として身体に宿さなくてもいいから、お助けNPCとして近くで行動を共にしてくれないかな。
『さあ行くがよい。この世界を頼んだぞ……』
そんなアナウンスを聞き流す傍らで、石碑が天井に戻っていく。やがて視界からそれが消えると、続いて最初と同じ音を響かせて天井の穴が閉じたのだった。
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「ただ今戻りました」
「おかえりなさい。どうやら、無事契約は済んだようですね」
ダンジョンから出ると、シヅエさんが迎えてくれた。
彼女はにこりと微笑みながら近づいてくると、しゃがんで俺に視線を合わせる。
「これで私の修行は終わりです。あとは鍛えながら各地を巡り、様々な妖精たちを探してみてください。王国の各都市には、最低一つは何らかの神殿などがあるのでそちらで契約が可能ですが……それ以外にも、まだ知られていない妖精の住処はあまたあることでしょう。いろいろ探してみるのもいいかもしれませんね」
「はい、わかりました」
「ですが【巫術】の契約は、何より降ろす妖精たちの善意や好意で成り立っているもの。従わせる【従魔術】とは根本的に異なりますので、彼らとの契約を反故にしないよう努めるのですよ」
「了解です」
と言いつつ、このゲームで妖精が降ろせなくなったなんて話は聞かない。まあ、それで本当に降ろせなくなったら困るのは間違いないから、好き好んで破ろうとは思わないが。
ちなみに契約が破棄される条件は、法律に違反する行為をした場合、らしい。要するに、悪い事はするなってことだ。確かに、設定的には俺たち勇者だしな。
「それでは……ナナホシさんの旅路に、幸多からんことを」
《シナリオイベント「巫術修行」をクリアしました》
《条件「【巫術】習得済み」を満たしたため、【巫術】のスキルレベルが5に上がります》
《称号【シャーマン】を獲得しました。称号【アプレンティス】に上書きします》
おぉ、やっと最初の称号から脱却できたか。
前にも少し触れたが、称号には何かしらのステータス補正がある。こうやってイベントをこなしていくことで、色んな称号が手に入るってわけだ。
ちなみに称号は普通上書きされず、自分の好きな称号を好きなときにつけかえてステータス補正を随時変えるのが一般的だ。しかしアプレンティスはランクゼロの称号ということで、チュートリアルを進めると自動で失うとのこと。まあ、アプレンティスって見習いって意味だしな。
ともあれこれで勇者、つまりプレイヤーとしてはスタートラインに立った。いよいよゲームも本格的になっていくことだろう。
「お疲れ様でした。無事クリアできたみたいで何よりです」
ワクワクしながらシヅエさんに背を向けると、アカリがそこにいた。
本当にずっと待っていてくれたのか? 律儀だなぁ。
「ああ、おかげさまでな。これでやっと先に進めるよ」
「ですね! ……で、ええと、この後はどうすればいいでしょう?」
「んー、それは各自のプレイスタイルにもよるが……俺は出来るイベントは全部こなしてから進むタイプでな。この街でやれることは一通りやっておきたいんだが、どうする?」
「ええと、ゲームのことはよくわからないので、ナナホシさんにお任せします。それであの、お手数ですがこれからも色々と教えていただけないかなと……」
恐る恐ると言った感じで言うアカリ。俺のほうが下にいるってのに、上目遣いとかどうやっているんだか。
まったく……若くてかわいい女の子にそんなことされたら断れないだろう。
「あいよ、任された。それじゃ、パーティ継続だな?」
「は、はい! ええと、これからよろしくお願いします!」
俺の答えに、アカリはぱあっと満面の笑みを浮かべた。
そんな彼女にやれやれと言いながらも、俺は前へと歩き出した。その隣に彼女が並ぶ。
さあ、冒険の始まりだ!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
・ヴァルゴ・キッズ
天空神ゼウスの眷属であり、処女宮の座を司る妖精。少女の姿をした、生まれて間もない無垢な光。
ヴァルゴ・キッズの【ディペンディング】中、【魔法攻撃力アップ1】【光属性攻撃強化1】【回復スキル強化1】【浮遊】のサポートスキルが、プレイヤーのものとは別枠で自動付与される。
一定条件を満たすとヴァルゴへと進化し、さらに特定のイベントをクリアすると聖天使ヴァルゴ、堕天使ヴァルゴへの分岐進化が可能。
・シャーマン
ランク1の称号。妖精や精霊、ときには神をも降臨させて身体に宿し、彼らと共に戦う魔法使い。
魔法攻撃力、精神系状態異常耐性、【巫術】成長速度にプラス補正。上位称号にハイシャーマン、ミディアムがある。
あ、次は掲示板回ですー。