孤独の煌めき
明日は人の目
避けて通れぬ
逃げようならば、闇に消え
ただ息をした歴史もまた、人が逝けば透明になる
街の光をさまよえば、空き地の砂利のような価値でさえ、
その派手な輝きを受けて、夜に溶けずにすむだろう。
この場所じゃ、星のひとつも見えやしない
夢中になった望遠鏡も今では遠き記憶の中
騒がしい街、ぼくは孤独などこれっぽっちも知らなかった
雑踏にまぎれたこころは抜け落ち、
踏まれてべしゃんと潰れてしまった
明日は人の目。
避けて通れぬ
これも世の常と腹をくくって、
今日は帰るといたしましょうか
ありがとうございました!