第8話:夢と現実の境界線がサバイバルゲームに変わった日
朝、目が覚めると……
俺はいつものベッドじゃなく、巨大な迷宮の中心の牢獄の中だった。
「カズマ、起きて!ここは……夢か現実かの境界線だよ!」
カナタが隣で叫んでる。
だが彼女の姿は、ゾンビの傷が完全に消え、人間の肌で満ちている。
「ここ……夢?それとも……」
突然、壁が割れて、謎の黒い影が現れた。
その正体は――
全宇宙の恐怖を集約した“ホラーキング・クロウラー”。
「お前らの感情エネルギーを吸い尽くす!」
襲い来る影。
俺たちはファンタジー武器を取り出し、即バトルモード。
カナタは魔法銃を撃ちまくり、俺はSF製のエネルギーブレードを振るう。
「俺たちの日常を守るんだ、絶対に!」
だが、影は異次元ポータルを開き、次々にモンスターやゾンビクローンを送り込む。
「このままだと……」
だが、俺たちの背後から、謎の少女が現れた。
彼女は未来から来た“恋愛成就プログラム搭載型AI”。
「カズマ、カナタ、私はあなたたちの未来を変えるために来た!」
未来のAIが言うには、俺たちの愛こそがこの世界を救う“最強の武器”だという。
「ならば、俺の想い、全部ぶつける!!」
カナタと手を取り合い、二人の心のエネルギーが暴走。
周囲の敵が光の波に飲み込まれ、時空の壁が裂けていく。
「これが……恋愛の力……!!」
バトルは続くが、二人の絆は深まっていく。