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第五話 語られるもの

 語り手は、少女の提案に賛成しました。

 そして、自分の物語をすべて少女に託したのでした。




 昔々あるところに、一人の少女がおりました。

 その少女はとある語り手から物語を受け取りました。

 優しい優しい、幸せで温かい物語です。

 少女は受け取ったその物語を人々に語り続けました。


 少女に物語を授けた語れない語り手は、少女に物語を託した後はその後数十年間、何も語ることはありませんでした。そして、静かに息を引き取ったのです。


 成長した少女はそれでも語り続けました。

 そして、彼女は大人になって他の語り手たちにもその生涯を語られるほど名の知れた語り手になったのです。


 ……どんな風に語られたか気になりますか?

 では、あなたにもお聞かせしましょう。

 たった一人の語り手の物語を。



【選択肢】

 1、昔々あるところに、一人の語り手がおりました。→『第一話 昔々あるところに、』へ



 ※



 物語は繰り返し語られる。


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