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体質的なものと言われても困るんですが

 発端は引っ越し初日に恐竜のような怪物におそわれたことで、たすけてくれた2人の内の1人こと、桜と名乗る少女が護衛すると言って半場強引な同居を始めたことだ。

 副作用とも言えるのが不意に京の部屋に姿をあらわした少女こと結月で、桜が言うには神の力に目覚めたとも言い、ほかの部分を省略するとして、京の部屋には現状6人の人間がいた。

 1人が家主と言うか、賃貸主の京、それに桜と飛鳥、結月、それに桜たちがアームドスーツと言っていた巨大ロボットのパイロットの少女こと小野咲、最後にユリの姿があった。

「それで、何で君まで―――」

「―――」

「―――わかった。何も聞かないよ―――」

 結月たちのせいで話が先延ばしになっていた状態で、一応理解していると言う状態で、説明をしてほしくて京も時間も造ったと言う状況だが、どうして君がと言うように聞くがユリは悪いかと言うように京に眼を向け、京は何でもないと言うように下がった。

「桜―――、と言うか、飛鳥さん。」

「―――桜から説明はされただろう? 説明してほしいと言われたが事実だしな? やっぱり疑り深いんだな? この時代の人間たちは―――?」

 一番はこの人だなと言うように京は飛鳥に質問するが飛鳥は前にも言っただろうと言う反応で、京はそれもそうですがそれでもと言う表情をするしかなかった。

「あなたはどう言った事情で?」

「―――そう言うあなたは?」

「わかった。聞かない。わたしも話しても信じてもらえないと思うし。」

 見慣れないのがいると言うように結月がユリに質問すると、ユリは眼こそ反らしたがお互い様でしょと言うように返し、結月もそれもそうよねと言うように返した。

「咲、は少し事情を知っているんだよね?」

「は、はい! 機構はわたしたちと敵対していた統合こと―――」

「あー、わかった。ごめん。わかっているならいいんだ。」

 ユリが眼を向け、結月もあわせ、京は飛鳥はダメだなと思い咲に眼を向け質問すると、咲は長くなりそうな説明を始め、京は少し強引に止めた。

 飛鳥、桜、咲は事情を知っているがうまく説明できないようで、京、結月、ユリの3人は顔を合わせ、困ったと言う表情をした。

「―――恋? 聞いてる?」

「?」

「―――ゲート開ける? え? 時代? わたしたちの時代。場所? 本社屋上で大丈夫だと思うけど―――、人数? 6。範囲? データおくるね? わかった。目的? 京さんたちへの実演講習。許可でてるでしょ?」

 行動を起こしたのは桜で、正確には無線機にだと思うが片手を耳に触れるとだれかと話し始め、京が反応している中で桜は勝手に話を進めていた。

「―――桜? なにを―――!?」

「?!」

「!?」

 京が声をかけようとした中で、不意に眼の前と言うか、京たちの前に激しく強い光が走り光に京たちは包み込まれた。

「!?」

 意味が解らないと思っている中で、京は不意に浮かんでいるような感覚を覚えた後、落下する感覚がすると思うと落下していた。

「―――いたた?」

「―――なによこれ? 京の部屋に来た時とおんなじ?」

「―――なんなのよ?」

 京は立っていたのだが不意な落下で姿勢を保てるわけもなく後ろ向きに倒れ、腰を少し強く打ち、結月とユリも同じ状況のようだった。

「―――――?」

「何よ? どした―――の?」

「―――?」

 起きたことが理解できないが、京は何気なしに見て見ると周囲の風景が変わっていて、空を見上げるとおどろいたような表情を見せ、結月はどうしたと言うように聞くが、彼女も同じような表情で空を見上げた。

 ユリも同じで、3人は周囲の光景を見渡し始めていた。

「これは?」

 一言で言うと漫画やアニメ、映画で見るような異常に発展した未来の光景で、空を覆うような高い建築物が大量に並んで見え、車のような物が空を飛んでいる上、テレビや広告だと思うが立体映像のような物が浮かんでいるのが見えた。

「わたしたちが生まれた時代です。」

「―――?」

「未来から来たと言いましたよね? その証拠です。理解できましたか?」

 京がこんなことが実現するなんてと言うように見ていると桜が見ての通りですと言うように言い、京がどういう事かと言うように反応し、桜に顔を向ける中で桜は言葉を続けたかと思うと再び激しい光が起こった。

「―――――?」

「―――続いて、あなたたちから見て300年ほど前の日本です。時代劇でも有名な江戸時代全盛期です。」

 おどろく間もないで、眼を開くと周囲の光景が再び変化していて、まるで時代劇のような街並みと人間たちが歩く光景が広がっていると思う中で桜は先ほどと同様に説明をしていた。

「―――!?」

 有無を言わせずで再び強い光が走ったかと思い、光がなくなり京が眼を開けると周囲は果てしなく広がる草原が見えた。

「―――――!?」

「推定6600万年前の白亜紀後期です。場所は現代で言うアメリカ北部です。簡単に言うと恐竜が生きていた時代です。」

「恐竜!?」

 原理は理解できないが空間移動と呼ばれるものが起きているのかと考え、京が不意に熱くなったと思うがそれを無視し、眼を周囲を見渡すと、少し先に動く大きな物体が見えた。

 最初は象かなにかの大きな生き物かとも思ったが、図鑑で見るような体長5、6m以上もありそうな恐竜で、京がこれはと見ている中で桜は説明を始め、ユリがおどろいた中でまたかと言う隙も与えず光が起きた。

「―――ぁ? 戻って? 来た?」

「―――――」

 未来から来たとか言っていたが、時間移動できる証拠を見せていたようで、次はどうなるやらと思っていたが、京が眼を開くと、自分の部屋の中にいて、戻って来たようだった。

「信じていただけました?」

「いや、そう言われても、余計に実感が―――」

 桜はと言えばこれでもダメですかと言うように聞き、京もそう言われてもと言う反応をするしかなかった。

「―――あの~?」

「?」

「?」

 結月もユリも同じような反応の中で不意に全員を呼ぶような女性らしき声が聞こえ、京たちは声の方向に眼を向けた。

「ここどこですか~?」

 眼を向けるとそこには着物姿の10代前後半細ほどの髪を少し短く刈った少女がたっていて、京たちに話しかけていた。

「―――異国、の方で?」

「―――桜? あれって―――?」

「あれ? 言葉わかるんですか?」

 話し方に少しなまりが見られ、普通の人間には到底見えず、京がもしやと聞く中で、少女は変だと言う反応を見せた。

「―――まずいな? 連れてきてしまったか?」

「そうみたいですね?」

 京が桜たちに言うことが真実ならば巻き込まれてついて来てしまったようで、京がこれ台常備化とみている中で飛鳥がまずいと言うように言うと立ち上がり、桜も立ち上がり少女に近づいた。

「―――すまん。話は一時中断だ。解散する。こいつを戻してこないといけない。」

「京さん。毎度もうしわけありません―――。」

「ああ、はい―――」

 飛鳥は少女に近づきながらこれは不味いことだと言うように京たちに対して言い、桜も本当にごめんなさいと言うように言う中で、京はと言えば言うとおりするしかなく、少女に話しかける2人を見ているしかなかった。

 信憑性と言うものを京が持てないと思ったのは事実で、結月とユリが事情を理解できない事実が存在するが、別の問題が起きるで、話しはまたもやお預けのようだった。

 少女はと言えば2人に話しかけられ、質問され、少し困っている表情をしていた。


 結局結月とユリは返して、飛鳥も帰り、桜と咲が残る状態に戻り、3人はと言えばあの少女の一件の後食事をして、食後の食器を洗っていた。

 話しが本格的に進む気配がなく、のどを通るような気分ではない京だったが、桜にあれこれ言われたくないで半場強引に押し込み、現状の食器洗いも一時的でもいいから忘れようと言う思いの強いあらわれだった。

 後少しで終ると思う時、不意に視点を変えると、桜と咲が仕事のことだと思うが話し合いをしているのが見え、京は普通の人間のように見えるけど普通と違うんだよなと言うように再認識していた。

「―――?」

「―――きゃっ!?」

 蛇口を締めながら仕事のことも考えないといけないなと京は考えていたが、不意に背後に人の気配を感じ振り返ると人がいて、その人がおどろいたのが見えた。

「―――ぇ? ええ?」

「―――」

 見て見ると紛れもなくあの少女で、京がおどろき少女もおどろいていた。

「京さん? どうかしたんです―――、か?」

「あ、いや、桜ぁ―――」

「あら?」

 京の声を聞いた桜は京に対して大丈夫かと言うように聞くと近づいて来ると少女に気が付き、京はこれがどういう事と言うように桜に眼を向ける中で、桜はまるで蛇口の線を締め忘れたかなと言うような表情と反応をした。

 桜と飛鳥が部屋に置いていて隠しておいたとも思えず、京が一番だがだれもかくしてない上身に覚えも利点もないで、理解できない状況だった。

 極め付きに状況を一番に理解できていないのは少女のようだった。


 細かいことは無視して少女は桜について来るように指示されてリヴィングに通されるとイスに座るように指示された。

 言うまでもなく飛鳥だと思うが無線で連絡し、取り調べのような物を始め、結月があらわれた時と同様に機械で検査を始めていた。

 少女はと言えば自分の身と言うか、眼の前で起きていることがわからないと言う表情をしていたが、それを無視するように桜の使った機械は結果を出したようだった。

「―――なるほど。」

「何がなるほどなんですか!?」

 結果を見た桜は1人で納得した表情と反応で、京はそれでは困ると言うように返した。

「彼女の身体は本来の時間との固定が不安定みたいです。わたしたちが先ほどした時間移動と京さんの体質とあわさって―――」

「むずかしい話は結構です!」

「―――簡単に言うと。この子は本人の意志に関係なく時間旅行が起きるんです。」

 わかりましたと言うように桜は説明を始めるが毎度のむずかしい説明で、京がいい加減にしてくれと言うように返す中で、桜はもう少し聞いてほしいのですがと言う表情をしたが、そう言うなら仕方ないと言うように簡単に説明した。

「別段めずらしいことではないんですよ? 史実でも報告されていますよ? 体質的なもので遺伝する場合もあって研究が―――」

「わかったから。そんなにたくさん言われても困るから。それと少し考える時間が欲しいんだけど―――」

 信じられないならと言うように桜は話しを続けたが、京は言うとおりに本気で考える時間が欲しいと言うように伝え、桜は混乱しているなわかりましたと言うように口を一時閉じた。

 一時閉じたが、ほかにも話さないといけないことがあると言う表情で、京はと言えば少女に眼を向けるが、少女はそんな風に眼を向けられても困ると言う表情をしていた。

 細かいことは無視して、問題がまた増えたことは言うまでもないようだった。


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