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トリリスの娘  作者: ほーらい
始まりの街、序章
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5 マリスと人形

第五話


 深い霧に包まれた森の奥深く、そこに黒魔術師、魔女マリス・トリリスの居があった。

 今日も彼女は世界を面白おかしくするための研究を日夜続けている。

 そんな暗い森を一人の少年が駆ける。

 彼は時折不安そうな表情を浮かべながら、森の中を走る。魔術を行う者にとって最良の場所であるこの森も、彼の目には鬱蒼と生い茂る不気味な森としか映らなかった。

「ここかな……」

 そんな森が突如開ける。

 まるで木々がそこを避けて生えているかのようにして広場になっていた。

 そこに彼女達の家はある。

「ごめんくださーい」

 少年は控えめに小屋の扉を叩く。しばしの間があって――

「はーい、今行きますねー」

 と、中から声が聞こえてくる。その声が彼にとってよく知ったものであることに彼は安堵した。

「あ、ガストさん、こんなところまでよくいらっしゃいました」

「いよ! それにしてもこの森は不気味だよなー……。よくこんなところに住んでられるもんだぜ」

「えへへ、魔女は暗い森に住むものって昔から相場は決まってますからね。せっかくいらしたんですし、あがっていってください」

 アリスは少年――ガストを小屋の中に招き入れる。

「そうさせてもらうかな。この森はホント空気が冷たくてかなわないぜ」

 二人は部屋に入ると、ダイニングへと向かった。アリスが台所に立ってお茶を用意する。

「今日はどういったご用件ですか?」

「ほれ、この前アリスが俺んとこに持ってきた話あるだろ」

 アリスが毎日のようにアトリエ商店に通っている間、彼女はガスト達に姉妹のことをよく話した。アリスは家に帰ってから姉達にその報告をする毎日を送っていた。

 そんなある日、アリスはマリスから一つの提案をされる。アトリエ商店に依頼の斡旋を頼めないだろうか、と。

 その話をアトリエ商店に持っていくと、二つ返事でOKをもらうことができた。

 さっそく店内の掲示板にマリスのことを書いた紙を掲示した。その依頼がついに来たのだ。

「マリスさん、だっけ? あの人に仕事頼みたいって人がいてさ。お礼金はそんなに支払えないけど、それでも構わないかってよ」

「ちょっと待ってくださいね、マリスお姉さまを呼んできます」

 アリスは素早くお茶を煎れると、ダイニングを離れてマリスの部屋へと向かった。



「こちらがマリスお姉さまで、こちらがイリスお姉さまです」

「おおー、この子がアリスのボーイフレンドかにゃー?」

「はじめまして、アリスの姉のイリスよ」

「ははは、ボーイフレンドってのは言いすぎだぜ……」

 二人は舐めるようにガストを観察する。そんな様子にガストは乾いた笑いを浮かべていたが、思っていたような“いわゆる魔女”ではないことに安心して、アリスの煎れたお茶を飲んでいた。

「それにしてもなんで姉さままで出てくるのかにゃー?」

「いいじゃない、アリスのお友達ってのがどんな人か一目見てみたかったのよ」

「でも、姉さまが出てくると話がややこしくなるにゃー」

 マリスは長い茶髪をかき上げながら言った。

「せっかく来てくれたんだし、会っておくのが礼儀ってものよ?」

「そうですね、いつかは会わせたいと思ってましたし……」

 それを聞いてガストはドキッとする。

 アリスは服こそ質素だが、容姿は見事なものだ。長い金髪は輝くようで、青い瞳は海のように深い。

 そんなアリスから思わせぶりなことを言われれば、お年頃の少年ならばドキドキするのも当然だった。

「だって……私の唯一のお友達ですから」

 お友達、と言われてガストは少しガッカリする。

「にゃはは、ガスト少年、お友達だってよぉー」

「マリスさん、そこはつっつかないでほしいぜ……」

 状況が飲み込めないアリスと、意味がわかってそんな彼らの様子を微笑ましいと思うイリス、そして状況を楽しんでいるマリスの様子が対照的だった。

「で、そろそろ本件を話してもらおうかにゃー」

「そ、そうっすね」

 ガストは懐から一枚の紙を取り出す。

「依頼主は魔具研究家の魔術師、クローリー氏。なんでも一風変わった魔具を手に入れたけれども、扱いに困っているらしい。なんでも強力な呪いかけられているとか……。それで、その呪いをどうにかしてほしいんだとよ」

「ふむふむ、じゃあ直接伺った方がいいかにゃー?」

「いや、ブツは預かってきた。こいつの呪いを解いて、返して欲しいんだってよ」

 そう言って彼は幾重にも布で包まれた人形をテーブルの上に置いた。

「わあ、可愛いですね」

「綺麗な人形ね」

 それは長い黒髪に、和服を着た小さな人形だった。

「東洋人形……かにゃー?」

「俺も詳しくは知らねえが、この辺じゃ珍しいものであることには変わりないぜ」

 マリスはその人形をひょいと手に取ってみる。

「おい! 呪いとかかかってんじゃないのか!?」

「んー、呪い、とはまた違うねぇー。これは付喪神だにゃー」

「つくも……がみ……?」

「呪いと付喪神も区別できないのが魔術師を名乗っているとは嘆かわしい世の中になったものだねぇー……」

 マリスは三人に説明を始める。

 付喪神とは物を長いこと使っている間に、意思が取り憑いてしまったモノ及び、その意思を指す。

 多くの場合、下級精霊や獣の死霊などが取り憑いている場合が多いが、高位のモノとなるとまさにその名の通り神にも匹敵するモノとなることがある。

「除霊したら一発で終わりだけどぉー、そしたらきっと依頼主怒るよねぇー」

「いや、説明普通にわからないんすけど……」

「魔具ってのはぁ、意図的に魔力を込めたり、魔術を仕込んだ道具のことを指すんであって、こういう付喪神のことは魔具って言わないのよぉー。大方そのクローリーって人は構造調べようと分解でもしようとしたんじゃないのぉー? 普通、君が知らない人にいきなり解剖されそうになったらどうするぅー?」

「いや、普通に逃げるっすけど……」

「同じ話だよぉー。この子はバラされるのが嫌で必死に抵抗した結果が呪いってわけぇー」

 マリスは愛しむように人形の髪をくしですいてやる。

「こうやって大事に扱えば付喪神は所持者を守ってくれるんだよぉー。ふむふむ、なかなかに高位の霊が取り憑いているみたいだねぇー。これはどっちかって言うと姉さまの分野じゃないかにゃー?」

「え、私?」

 イリスは突然指名されたことに驚きを表す。

「えええわわ私なんて無理無理、交感具もなければ精霊の意思も聞けないダメダメ魔女だし、霊との交渉なんてもってのほか!」

「と、我らが家長たる精霊魔術師、イリス姉さまは申しておりますぅー」

 ガストは乾いた笑いを浮かべる。

「なんで除霊しちゃいけないんですか?」

 アリスがふとマリスに尋ねる。

「おそらくクローリーって人はこの付喪神としての価値を買ってこの子を手に入れたんだろうけどぉー、あたしが除霊しちゃったらその価値がなくなっちゃうわけでしょぉー? 錬金術にたとえると、薬の副作用をなくしてください、って頼んで薬の効能までなくしちゃう感じかなぁー?」

「そうたとえられるとなんとなくわかります……」

 アリスはふむふむ、と頷く。

「となると、クローリーさんが何やりたいか知らないけど、この子を自由に扱える状態にもってけってことでしょぉー? それは無理ってやつだねぇー」

「さっき言ってた交渉ってのは何なんすか?」

「交渉ってのは霊と交渉をして、自分の好きなようにこの子を扱える状態にすることぉー。高位の精霊魔術師くらいしかできないけどぉー、姉さまはできないって言うしねぇー……」

「じゃ、どうするんだよ? 八方塞がりだぜ」

「んー、精霊魔術は完全に仕事の範囲外なんだけどねぇー。ま、やるだけやってみるよぉー。この子一日借りておっけぇー?」

「ああ、大丈夫だって言ってたぜ」

「じゃ、しばらく借りるよぉー。今晩徹夜だから、アリス夜食作っといてぇー」

 そう言ってマリスは人形を持って席を立つ。

「あ、はい、わかりました」

「じゃー、ばいびぃー」



 マリスは部屋に篭って護符や札、魔法陣などを用いて人形に取り憑いた霊へと呼び掛けていた。

“ここにおわします精霊よ、我にその御名を教えたまえ。契るは契約、誓うは誓約。我と語る機会をここに設けたまえ”

 魔法陣が明るく発光する。そして、人形も同調するように光った。

“我は雛女ひなめ。汝は何者か?”

「我は黒魔術師、マリス。汝に――」

“魔術師! 我は魔術師が嫌いじゃ! あの男は我を壊そうとした! 魔術師なぞ信じられぬ!”

「……ごほん、汝に問う。汝の望みは何ぞ?」

 マリスは真剣な表情で雛女に尋ねる。

“我は何も望まぬ! ただ、平穏に暮らしたいだけじゃ! 我を愛でる人間と、平和で安穏とした日々を過ごしたいだけじゃ!”

 雛女は大きな声を上げてマリスに言った。マリスはその言葉を一つ一つ聞いて、相槌を打つ。

 マリスは一呼吸置いて、ゆっくりと息を吐き出した。

「ならば我が下僕となるがよい。我は先の男のように無碍に扱ったりはしない」

“魔術師は信じられぬ! 汝が我を無体に扱わぬ確信がどこにあろうか!”

「ならば、我は汝と血の契約を結ぼう」

 血の契約、という言葉を聞いて雛女の様子が一変する。

“本当か……? 汝は我と血の契約を結ぼうというのか……?”

「我は嘘は申さぬ。汝の躰に仮初の命を与えよう。我が黒魔術にはそれが可能ぞ」

“命! 汝は我に命を与えようというのか!”

「血の契約によってそれを保証しよう」

“ならば、我は汝を信じよう”

 マリスは一枚の紙とナイフ、それから筆ペンを取り出すと、自分の指をナイフで切った。

 ぽたり、ぽたりと血がこぼれる。それを皿の上に落としていく。

 その間、マリスは黒のインクで誓約文を書き上げる。

「我、マリス・トリリスは、汝、雛女に仮初の命を授けることをここに誓う」

 最後の名前の部分だけ、血の文字でサインする。そして、親指に血をこすりつけると、それで朱印を押した。

“我、雛女は、汝、魔女マリス・トリリスを主として認めることをここに誓う”

 ぼんやりとにじむように染みが紙の上に浮かび上がると、文字へと変わる。それは精霊達が用いる精霊文字。専門外ではあるが、知識を持っているマリスにはそれが雛女、と読むことができた。

「これにて交渉を終了とする」

“これにて交渉を終了とする”

 二人がそう言うと、光り輝いていた魔法陣や人形が徐々に光を失っていく。

 後にはぐったりとしたマリスと、物言わぬ黒髪の東洋人形だけが残された。

「ふぅ……交渉終了だにゃぁー……」

 マリスは椅子にぐったりと座り込んだ。交渉は非常に大量の魔力を用いる。交渉を行った直後はこのようになるのが普通だった。

「命……創らなきゃ……」

 だが、マリスは再び立ち上がる。ふらふらとして頼りない足つきだったが、テーブルの上に置いてあった小瓶を一気に飲み干す。

「ふぅー! 魔力回復!」

 それはマリスがあらかじめアリスに頼んで作ってもらったマナ・ポーションである。一時的に魔力を回復する効能があった。

「仮初の命、かぁ……。何年ぶりかにゃぁー……」

 マリスは棚からたくさんの薬や材料、本をまとめてテーブルの上へ下すと“命”の創造を始めた。



 深い霧に満ちた森に朝日が射し込む。

 今日も森に朝がやってきた。動物達は目を覚まし、小鳥達はさえずり始める。

「お姉さま、おはようございます」

 アリスがマリスの部屋を訪れると、マリスは机につっ伏したまま眠っていた。彼女の手にあるフラスコの中には七色に輝く物体がある。

「まあ、綺麗ですね! これが姉さまの研究成果……。は、いけないいけない。マリスお姉さまの邪魔をしてはいけませんね」

 アリスはベッドにかけてあった毛布を手に取ると、眠っているマリスにかけてやった。

「今日の朝ご飯は少し遅めに作ることにしましょうね」

 アリスは静かに部屋を出ると、台所へと向かっていった。



「おはよぉー」

 マリスが起きてきたのは昼に近い時刻だった。

 アリスはあらかじめマリスのために残しておいたスープを温めると、パンをスライスする。

「マリス様! お召物をきちんと着なさってください!」

「え……?」

「は……?」

 アリスとイリスの動きが止まる。

 二人は目を疑った。昨日まで微動だにしなかった件の東洋人形がふわふわとマリスの後を漂いながらついてきているではないか。それも喋りながら。

「あの、マリスお姉さま。その子は……」

「ああ、この子雛女っていうのぉー。私の新しい使い魔みたいなものかなぁー?」

「え、だって、それって依頼の人形じゃないの……?」

「あはは、昨日交渉してるうちに意気投合しちゃってさぁー。だから今日からあたしの使い魔になったのぉー」

「いいの? 依頼主はお金を積んでまで手に入れて、さらにお金を積んであなたに依頼したんじゃないの……?」

「にゃはは、ま、依頼主にはきっちり渡すモノは渡すよぉー」

 そのとき、ちょうど小屋のドアがノックされる。

「はーい、今行きますね」

 アリスは素早くマリスの朝食の準備を済ませると、ドアを開いた。

「いよ!」

 そこに立っていたのはガストだった。

「どうぞどうぞ、上がってください」

「おう、邪魔するぜ」

ガストとアリスはまっすぐダイニングへと向かう。

「あ、マリスさん朝飯? 悪いね、そんなときに来ちゃって……」

「にゃははー、昨日徹夜だったからねぇー」

「あれ、その人形、いつから空飛べるようになったんすか?」

「にゃははー、まあ細かいことは気にしにゃーい」

 ふわふわと漂っていた人形はテーブルの上に着地すると、びしりとガストを指差す。

「人間! マリス様にそんな口聞いていると、その口縫い閉じるよ!」

「うお、喋った!?」

「あははー、色々と複雑な事情があってねぇー……」

 マリスは事の子細を説明する。交渉中に雛女が依頼主の元へ戻りたくないと懇願したこと、そしてマリスの使い魔になってしまったこと……。

「あちゃー……依頼主カンカンだろうなぁ……」

「にゃはは、代わりといってなんだけど、コレ持ってってよぉー」

 そう言ってマリスは黒い紙に包まれた物体をテーブルの上に置いた。

「魔具コレクターなら喉から手が出るほどほしいはずだよぉー」

「なんすかこれ……?」

「禁書、って言われてる魔具の一つかにゃー。つっても模造品レプリカだからモノホンほどの力は秘めてないけどねぇー……」

「こんなんで納得してくれるかな……」

「ゴールド換算すると2000ゴールドはくだらないんじゃないかにゃー?」

「「2000!?」」

 その場にいた全員が凍りつく。

「レアモノだよぉー。ま、モノホンの禁書だったら世界滅ぼせちゃうからねぇー。模造品であっても相当の魔力を秘めてるハズだからダイジョブダイジョブぅー。コレクターならこれ一つ手に入れるのに人生賭けてる人もいるくらいだからねぇー」

 ま、付喪神と呪いの区別もつかない魔術師如きに使いこなせるようなものではないが、とは付け加えないでおいた。

「マリスさんはいいんすか? こんなレアアイテム出しちゃって……」

「いいのいいのぉー。私、もう二個持ってるからぁー」

「嘘ォ!? マリスさん、実はセレブなんすね……」

「にゃははー、これでも蒐集家だからねぇー。まあそれなりのアイテムは持ってるよぉー。それに蒐集品は三つ集める主義だから問題ナッシングぅー。禁書模造品をはじめとして、グリモワール、賢者の石模造品、宝剣や宝具などの魔具や神器も多数集めてるからねぇー。魔術・魔法蒐集家、マリス・トリリスといえば少しは名の通ってると思うんだけどなー」

「まったく知らなかったっす……」

「お姉さま……いつの間にそんなにたくさん集めたんですか……」

「にしし、黒魔術で商売してるとその手のいかがわしい道具の類を献上してくるお金持ちサマは山ほどいるんだよぉー。あ、とりあえずその禁書持ってっていーよ。あ、とりあえず布にくるんでねぇー。そのまま触れると理性を失うよぉ」

 そう言うと、マリスはひょいと禁書模造品を取り上げて、懐から取り出した布に包み込む。そして、封呪のテープで厳重に封印する。

「はい、これでおっけぇー」

「あの……マリスさんは今素手で触ってなかったっすか……?」

「にゃはは、気にしない、気にしない」

 ガストは慎重に禁書模造品をくるんだ布をカバンの中にしまいこむ。

「じゃ、あたしは朝ご飯の続き食べてるからー」

「じゃ、じゃあ、そろそろ失礼するっす」

 ガストは一礼すると小屋を後にした。

 その数日後、マリスの元へ感謝感激雨アラレの手紙が届いたことは言うまでもないことである。



イリスは焦っていた。

自分をよりも遥かに高位の精霊魔術を扱ってしまったことが、彼女を余計焦らせる要因となっていた。

失意に沈んだ彼女は街へと向かった。特にあてもなく街を歩く。

そんな彼女が見つけたのは一枚のチラシだった。

「どんな人でもすぐに魔法が使えるようになります。魔法が使いたいあなたはすぐにこちらへ。通信教育シールート魔法学校……?」

彼女はチラシの謳い文句を読み上げる。

イリスは賭けることにした。ここに行けば魔術の実力を一気に上げられるかもしれない。

そう思うと、彼女はまっすぐに指定された場所へと向かうことにした。


次話、6 イリスの魔法

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