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評判最悪男、魔女になる  作者: 出雲大吉
第7章

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第133話 誕生日(その2)


 ≪クロイツ≫とかいうカッコつけコンビを俺の頭脳で撃退し、サエコとショウコの3人で高笑いをした。


 今日は週末の金曜日だ。

 月曜になった時は憂鬱だったが、金曜はテンションが高くなる。


 俺達は昨日、ダンジョンに行き、23階層を探索した。

 あきちゃんからの情報を仕入れたので、すごく嫌な顔をする瀬能を説得し、瀬能の盾を黒く塗ったことで、厄介なスズメバチを瀬能に集めることに成功した。

 これにより、23階層の探索は非常にスムーズとなった。

 とはいえ、この日だけでは、23階層の探索を終えることはできなかったので、23階層の探索を終えるのは次回に持ち越しとなった。


 非常に順調であるが、次の24階層は山場である。

 最悪な虫エリアだからだ。

 しかも、ゴキブリまで出てくる。


 いや、ひとまずは忘れよう。


 そんな辛いことは明日の俺に任せればいいのだ。


 今は今を楽しもう。

 なぜなら、今日は12月12日。


 つまり、俺が生まれた日だ。

 この年にもなると、誕生日で一喜一憂するのはどうかとも思うが、嬉しいものは嬉しいのだ。


 さあ、行こう!

 学校へ!


 俺は準備を終えると、学校へ向かう。


 ちなみに、今日はダンジョンには行かないが、なぜか仲間達が話があるということで、俺の家に集まることになっている。


 なぜかなー?

 なんか用事かなー?


 俺はルンルン気分で学校に着き、自分のクラスに入った。


「やっほー」

「おはよう、ルミナ君」


 俺はシズルに挨拶をする。


 さあ、くれ!


「今日も寒いねー」

「だなー」


 …………………………あれ?

 あ、そうか、放課後なのね。


 俺はまあ、しゃーないかと思った。


「おい、神条」


 声がしたので振り向くと、そこには山崎がいた。


「なんだ、山崎か。なんか用?」

「お前、今日、誕生日だろ? これやる。クラス全員から」

「おー! 何という友情! お前ら、俺の誕生日を知っていたのかー」


 ルミナちゃん、感動!


「……白々しい。最近、めちゃくちゃアピールしてただろ。うざくて仕方がなかったわ」

「ふーむ、しかし、なぜ、お前が渡すのだ? こういうのは普通、女子だろ」

「知らねーよ」

「よし、チェンジ! えーと………………篠山、ちょっと来い!」


 俺が篠山を呼ぶと、篠山はめっちゃ嫌そうな顔でこっちに来た。


「…………なんで、私」

「目が合ったからだ。お前以外の女子は一斉に逸らしたぞ」


 恥ずかしがり屋共め!


 俺は篠山を呼び出すと、教室を出て、もう一回、教室に入った。


「やっほー」


 俺は、クラスの皆に挨拶をする。


「こいつ、ガキか」

「よう、篠山。今日は寒いなー」

「…………寒いねー。あ、神条、誕生日おめでとう。これ、クラス全員からのプレゼント」


 若干、棒読みくさいが、まあ、及第点だな。


「おー! 何という友情! お前ら、俺の誕生日を知っていたのかー」


 ルミナちゃん、感動!


「さっきとまったく同じリアクションじゃん…………台本でもあんの?」

「開けてもいい?」

「無視かい…………どうぞ」


 袋を開けてみると、中には輪状のぺらぺらな布が入っていた。


「何これ?」

「はい、こうすんの」


 篠山はその布を俺の肩にかけてくれる。

 その布には『本日の主役』と書いてあった。


「たすき?」

「たすき」

「んんー。まあいっか。あんがとー」


 貰えるもんは貰っておこう。


「……嬉しいんだ」

「……こいつの感性がわからん」


 このプレゼントが嫌味なのはわかるが、俺はプレゼントの質に差別しないのだ。


「おーい、朝礼を始めるぞー」


 俺達は先生が教室に入ってきたので、自分の席に戻る。


「みんな、おはよう………………神条、なんだそれ?」


 伊藤先生が俺を見下ろして、聞いてくる。

 俺の席は一番前の真ん中であり、先生が下を向けば、見える席なのだ。


「本日の主役。クラスの友情の結晶」

「意味がわからん」


 にぶいなー。


「17年前の今日、俺は母親の中から出てきた」

「ああ、誕生日か。というか、言い方が最悪だな」


 先生は嫌な顔をしたが、空間魔法を使い、アイテムボックスから小さい缶を取り出した。


「ほれ、やる」


 俺が手を伸ばして、受け取ると、それは、よく見るあのドロップ缶だった。


 お前はババアか!


「どうもでーす」


 俺はそれを受け取り、蓋を開け、缶を振り、ドロップを出す。

 出てきたドロップが気に食わなかったので、戻し、もう一回振る。

 それを何度も繰り返した。


 ………………ハッカしかない。


 お前はガキか!


 俺はしゃーないと白いドロップを口に入れる。


 コロコロ……


 あんま美味くねーな。


「先生、おいしくなーい」

「先生もそう思う」


 だろうね!!


 コロコロ……


 まあ、貰えるもんは貰っておこう。

 俺はプレゼントの質に差別しないのだ。


 コロコロ……


 コロコロ……


 コロコロ……


 ………………捨てていい?




 ◆◇◆




 クラスメイトから貰った『本日の主役』の効果は絶大だった。


 授業で先生が変わるたびに何かをくれるのだ。

 くれたものは、ガム、チョコ、キャラメルなど様々である。


 中には難しそうな活字の歴史ものの本をくれた先生もいた。

 くれた本は新選組をテーマにした本だった。


 その人は現役時代、日本刀使いとして有名だったエクスプローラだ。

 どっかの剣豪かと思っていたが、歴史オタだったみたい。


 ちなみに、ドロップは捨てることにした。

 シロにあげたのだが、一つ食べて、返却されてしまったのだ。


 俺は色んな人からプレゼントをもらい、ご満悦で家に帰った。

 そして、皆が待っている間に先生から貰った本を読む。


 ……字しかねーな。

 …………まあ、でも、せっかくもらったし。


 ペラ……ペラ……ペラ…………


 ………………捨てていい?


 うーん、でも、捨てにくいな。

 まあ、ちょっとくらいは読むか……


 俺はひたすら読み続けていると、ピンポーンとチャイムが鳴った。


 俺は本に栞を挟み、玄関に行き、扉を開けた。


「やっほーです。センパイ」


 そこにいたのはアカネちゃん一人だ。


「よう、お前、一人か?」


 俺は玄関の外をキョロキョロ見ながら聞く。


「ですねー。ノストラダムスもびっくりな私の予想では、他の人達はケーキを取りに行ってると見てます」


 おー!

 ……と思ったが、よく考えると、それ、外れね?


「まあ、入れよ」

「お邪魔しまーす!」


 アカネちゃんはいつもより、テンションが高い。

 気持ちはすごくわかる。


「いやー、今日なナイスな日ですねー」


 アカネちゃんはテーブルの前に座るなり、満面の笑顔で言った。


「だなー」

「ところで、センパイのそのたすきはなんです?」

「クラスメイトにもらった。いいだろ?」

「取ってもらえます? 私達は2人で主役でしょ? なにを抜け駆けしようとしてんですか?」


 こいつ、本当に人間が小さいな……


 俺はアカネちゃんの情けなさに呆れたが、言われた通り、たすきを取った。


「センパイはお姉さんとホノカちゃんからは何を貰ったんですか?」

「ニットとえっちなパンツ。見る?」

「いいです。反応できないので……」


 そらそうだ。


「お前は何をもらったん?」

「ガラスドームとえっちぃパンツです……見ます?」


 どっちがどっちを贈ったかは明白である。


「いいや。反応できない……」


 ホノカって、本当にアホだな。


 俺とアカネちゃんが若干、気まずくなってると、またしても、ピンポーンとチャイムが鳴った。


「お、来たかな?」

「……えっと、私の誕生日を覚えてくれてたんですかー? すごく嬉しいですー…………よーし、バッチシ!」


 俺は見てはいけないものを見た気がする。


 俺はアカネちゃんを見なかったことにし、皆を出迎えに玄関に行く。

 そして、玄関を開けると、予想通り、素晴らしき我が仲間達がいた。


「よう」

「どーも」

「さっきぶりー」

「神条さん、待たせてしまって、すみません」


 4人はそれぞれ挨拶をする。


「まあ、入れや。アカネちゃんはもう来てるから」


 俺は中に4人を招き入れると、4人をテーブルの前に座らせた。


「で? 用ってなに?」

「私も聞いてませんねー。何でしょうかねー」


 俺が言うのもなんだけど、アカネちゃんって、白々しすぎない?

 普段はめっちゃ演技力が高いのに。


「神条と柊さんは今日、誕生日だろ? 祝おうかと思って」


 瀬能が代表して、今日の用事を告げる。


「おー、お前らって、良いヤツらだなー」

「私の誕生日を覚えてくれてたんですかー? すごく嬉しいですー」


 アカネちゃんや…………棒読みがすごいぞ。


「あんたらの要望の午前中にアカネを祝い、午後はルミナちゃんを祝うのは、平日なもんで無理だった。悪いね」


 まあ、午後はともかく、午前は時間がない。

 アカネちゃんが可哀想になってしまう。


「それもそうですねー。私は祝ってもらえるだけで、嬉しいですー」


 同感。

 祝ってもらえることが嬉しいのだ。

 最近、俺の評判が芳しくないし、愛されてる感がほしいよね。


「あ、ケーキを買ってきたから」


 シズルがそう言って、ホールケーキを取り出し、テーブルに置いた。


 ノストラダムスもびっくりなアカネちゃんの予想は当たったようだ。


「あんがと。じゃあ、お茶でも入れるわ」


 俺はそう言って、立ち上がった。


「手伝うよ」

「じゃあ、あたしも」


 シズルとちーちゃんが手伝ってくれるということなので、シズルにはケーキの切り分けをお願いし、ちーちゃんにはコーヒーの準備をお願いした。

 こいつらはよく俺の家でお茶係をしているので、慣れたもんだ。


 俺がお湯を沸かしていると、ちーちゃんが近づいてきた。


「ねえ……あんたも相当だけど、アカネのアレは何? めっちゃ、白々しいというか、セリフが棒読みなんだけど……」

「嬉しいんだろうよ。あいつは寂しがり屋だから、定期的にかまってやらないと、すぐごねる。スルーしろ」

「あんたら、自重しなよ。あたしらのHPがガンガン減ってるし」


 俺らは毒か?


「あと少しだから我慢しろ。俺、今日、誕生日。おーけー?」

「おめでと……」

「お前は4月だったなー。俺がビッグなサプライズを届けてやるぜ」

「慎ましやかなのでいいよ。普通のやつ」


 ちーちゃんのくせに謙虚だなー。


 俺とちーちゃんが誕生日について、盛り上がっていると、お湯が沸いたので、コーヒーを淹れ、持っていく。

 ケーキ担当のシズルもケーキを持ってきて、準備ができたので、皆で食べ始めた。


「食べながらで、悪いけど、2人にプレゼントがあるんだよ」


 またしても、瀬能が代表して言った。


「えー! 本当ですかー!?」

「いやー、悪いなー!」


 俺とアカネちゃんが喜ぶ。


「えーっと、アカネさんがこれで、神条さんがこれです」


 瀬能からプレゼントを受け取ったカナタが俺とアカネちゃんに渡してくれた。


「ありがとうございます! 何かなー?」

「あんがとー。何かなー?」


 俺とアカネちゃんはワクワクしながら包装を解き、中身を取り出した。


「わー! 私が欲しかったバッグだー」

「わー! 俺が欲しかったフードプロセッサーだー」

「正直、僕はその手の物に詳しくないので、選ぶのはシズルさんと姉さんに任せましたが、喜んでもらえて良かったです」


 上級生の2人は作り笑い感がえぐいし、シズルは苦笑いだが、カナタは本当に笑っている気がするな。


「ありがとうございます! 大切にします」

「お前ら、ありがとなー」


 俺とアカネちゃんは皆に礼を言う。


「あ、センパイ、これあげます」

「どうも」


 俺はアカネちゃんからおそらく包丁であろうプレゼントを貰う。


「さっきとは打って変わってあっさりだなー」

「笑顔ゼロだし」


 自分の誕生日に誕生日プレゼントをあげるのだ。

 こんな感じにもなる。


「お前にはこれやる。物が物だから包装はないのは我慢しろ」

「まあ、そうでしょうね…………って、抜き身!?」


 俺がアイテムボックスからそのままの槍を取り出し、アカネちゃんにあげた。


「しゃーないだろー」

「ねえ、それ、どうしたの?」


 シズルが槍を眺めながら聞いてくる。


「そこの部屋の片隅にあったやつ」


 俺は倉庫代わりになっている部屋の扉を指さす。


「え? これ中古です?」


 アカネちゃんがショックを受け、聞いてくる。


「いや、誰かが使った物なんかあげねーよ。まあ、ダンジョンで拾ったやつだから新品かと言われると、困るけど」


 正確に言うと、宝箱の中に入ってた。


「はい!? これ、ダンジョン産なんですか!?」


 アカネちゃんはショックから驚きに変わった。


「そうだぞー。サブウェポンにしようかと取っておいたんだけど、俺が槍を使うことって、あんまないんだよねー」

「…………センパイ、これ、売ったら、おいくら万円なんです?」


 ウン百万だよー。

 言わないけど……


「拾ったやつだからタダ。もし、売ったら、剥いて、川に放り投げるぞー」


 売ったら値段がバレるし。


「売りませんけど、いいんですか、コレ?」

「いいの、いいの。どうせ、これからも使わんし」


 俺が槍を使うと、アカネちゃんが拗ねる気がする。


「…………どうもです。大事にします」


 アカネちゃんは槍をジッと見つめる。


「マジで、売ったらダメだぞー」


 俺は再度、忠告しておく。


「……あれ、いくらですかね?」

「……軽く7桁はいってると思う」

「……あいつって、アカネに甘すぎだろ」

「……ルミナ君、初心者はダンジョン産を持つなって、教えてましたよね?」


 仲間達がひそひそ話をしている。


「大事にします…………」


 大事にしな。




 ◆◇◆




 プレゼントを貰った後、瀬能、ちーちゃん、カナタ、そして、本日の主役であるアカネちゃんは帰っていった。


「ねえ、なんで、ダンジョン産の槍をアカネちゃんにあげたの?」


 唯一、帰らなかったシズルがプレゼントの意図を聞いてくる。


「あいつはミレイさんみたいになりたがってただろ?」

「まあ、そんな感じはしたね。アカネちゃんが前衛スキルを上げようとするのはびっくりしたし」

「アカネちゃんは前衛でもやれる力はある。でも、肝心の性格が向いてない。ミレイさんは違うぞ? あの人は経験不足なだけで、本来は、アイドルだけあって、ヒーロー体質だし」


 あのポンコツリンゴ女は、最初こそはオークすら倒せなかったが、1週間もかからず、レッドゴブリンを倒せるようになるまでに至った。


「うん。ルミナ君はアカネちゃんに前に出てほしいの?」

「いや、正直、俺は後衛にいてほしい。あいつが前にいると、どうも不安だ。それに、後衛のちーちゃんやカナタを守る役目をしてほしいと思ってる」


 もし、アカネちゃんが前に出ていたら、ちーちゃんはこの前のヘルホーネットに殺されていただろう。


「それはそうだね」

「でもさ、アカネちゃんがダンジョンに対して前向きなのは良いことだろ? あいつは昔からビビりまくって、エクスプローラに向いてないと思ってたから」


 泣いてたころが懐かしいレベルだ。


「それで、槍をあげたの?」

「だな。まあ、頑張れってことだ。あいつを≪フロンティア≫から引き抜いたのは俺だし、ちゃんと面倒は見るよ」

「ルミナ君って、本当にアカネちゃんのことが好きだねー」

「付き合いが長いからなー。俺の中で、あいつはホノカとセットだし」


 あいつらは、いつも2人でいた気がする。

 というか、あいつらの他の友達を知らんな。

 いや、1人いた。

 まあ、あの子はいいか……


 俺はカオスな学園祭を思い出した。


「幼なじみなんだよね?」

「うーん……違う気がする。強いて言うなら妹Bかな? いや、あんな妹はいらんな」


 俺にはホノカがいれば、それでいい。


「まあ、アカネちゃんも同じことを思ってそうだね。でも、2人ともそっくりだよ。誕生日がそんなに嬉しいの?」

「まあ、自分が主役だし。ハァ……でも、終わってしまった」


 また、来年かねー。

 来年の俺はどんな格好をしているのだろうか?


「まだ、終わってないよ。はい、これ。ご要望のマフラー」


 シズルはそう言って、包み袋をくれた。


「……あんがと。でも、ご要望はしてないぞ」

「すごくしてたじゃん。あからさますぎて、ツッコミ待ちかと思ったよ」


 だって、欲しかったんだから仕方ないよね。


 俺は心の中で言い訳をしつつ、袋からマフラーを取り出す。

 そして、それをジーっと見た後、顔を上げ、シズルを見た。


「本当にありがとう。大事にする」

「ううん。ほら、貸して。巻いてあげる」


 シズルはそう言って、マフラーを取ると、以前に俺がネックレスを付けた時と同じように、顔を近づけながら、巻いてくれた。


「似合うよ」


 シズルは顔を近づけたまま、そう言う。


 距離が完全に恋人同士みたいだ。

 というか、恋人同士(仮)だった。


 トランスリング、かもーん!

 俺を今すぐ、男に戻せー!

 今なら、90分でいける。


 しかし、トランスリングは発動しなかった。

 まだ、充電には10日くらいかかるとさ。


「ありがとう。本当に嬉しい。大切にするわ」

「うん……………………ところで、何で、その指輪を取り出したの?」


 気にしないで!





攻略のヒント

 ダンジョンに設置されている宝箱はすべて同一サイズであるが、中に入っているアイテムは宝箱より大きいケースもある。

 なお。宝箱自体を持ち帰ることはできない。


『はじまりの言葉』より

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― 新着の感想 ―
[良い点] あれ?今男に戻ったら着ている服が女物だから…戻らなくて良かったね!!
[良い点] お誕生日おめでとう! わざとらしいアピールルミナくんちゃんだけかと思ったら、アカネちゃんもこれか……。 ルミナちゃんは家事スキルも高いし、身内には優しいし、いいお母さんになれますね(笑)…
[一言] ルミナちゃんって身内には優しいよね意外と責任感あるし いい母親(笑)になりそう
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