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もし勇者が超不細工だったら

夢なのだろうか?


俺は勇者として異世界に召喚されたようだ。


確信はないが建物はヨーロッパの城のようだし、足元には巨大な魔方陣が展開されている。もうこれって絶対召喚されたパターンのやつだろ?


もしかしたら、これから俺が夢見ていたアニメのようなハーレム生活が始まるのだろうか?


と、胸を踊らせる。


勇者召喚の儀式の名残なのか辺りには煙が立ちこめていて周りはよく見えない


目の前の階段のうえにはいかにも偉そうなひげをはやしたやつがいた。


絶対国王だろ?そうだよな?分かりやすっ(笑)!


国王(仮)が口を開く


「召喚は成功したようですね?」


ほら来たよ、こういうやつ。もう決まりだよな?


だんだん煙が晴れて来て相手の顔もよく見えるようになった。


すると、王様(仮)は急に目を見開いて


「ななな、なんということだ。悪魔だ悪魔を召喚してしまった!殺せ、早く殺せぇ~!」


とか言い出した。


誰のことを言っているのかと思ったがすぐに思い当たる。そういえば俺って超不細工だったわ。でも言い過ぎだろ?


多分ここらへんで賢そうな大臣が出てきて諫言するんだろう?と思っていると


「わかりました。王さま。」


といって魔術師らしきやつが呪文を唱え出した


「邪悪なものよ滅びよ ホーリースカル!」


光のたまが俺にとんでくる。


え、嘘だろ。当たらないよな?まさかだよね?

もう死んじゃうの?これってただ寿命縮んだだけじゃね?…


……………………………………………………


数日後、城ではまた勇者召喚の儀式が行われました。

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