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幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う【完結済】  作者: みどりの
第一部 十三章 みんなの恭介くん? 告白までは何マイル?
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第204話 陽キャギャルの本領発揮

 本当は今日はもう何一つしたくないくらいの気分だったが今日はGWの初日なのだ。

 朝のランニングからの帰路が歩きになったためちょっと予定より遅くなってしまっているし、走らなかった分を家からは学校の水泳部の部室まで走ろうかと思う。

 陽菜から渡されたお弁当箱をバックに入れて家を出る。家の玄関から陽菜の部屋の窓を見上げるが今は何も見えなかった。しずくは今陽菜とどんな話をしているんだろうか。


 振り切るように家を出て水泳部で汗を流し、光画部で写真を撮ってあっという間に午後になる。ちなみに陽菜に渡されたお弁当は陽菜としずくの合作だった。ありがたく頂く。美味しすぎて涙が出そうだ。

 今日はカラオケに行く予定。ゆうきが付いてくるというので2年5組の女子のグループに確認をとったら連れて行って良いということだったので一緒にカラオケボックスに行く。

 カラオケボックスではゆうきが俺の右隣に座って動こうとせず、丸川が俺のそばにまとわりつくようにして俺の膝に載ったり背中からくつっいたりしているが丸川の行動は女子たちの中で許容範囲のようで何故かスルーされている。コロボックルみたいなものだから俺以外に見えてないとかないよね?


 今日からのGW中、ほぼ毎日クラスの女子と遊ぶ計画にになっているが俺はお金を出さなくていいと言われている。

 なんだか申し訳ないが交代で参加する女子と違って毎日参加する俺は参加費を出させられたら居酒屋でバイトしてる分のお金が飛んで行ってしまいそう。


 GW中は小烏こがらすは出稽古があるとか言ってなかなかクラスの集まりには参加できないようだ。俺の入院中も忙しかったようだし道場の師範代ともなると忙しいときは忙しいのだろう。

 しずくは今朝のことがあるのでGW中はあんまり参加する予定はなく、陽菜は何度かクラスのみんなと一緒に参加することになっている。


 一番元気なのが藤岡で、陽キャギャルの本領発揮ではしゃぎまくっている。実はクラスのみんなの分も合わせてカラオケボックスの使用料の半分は藤岡持ちで、インフルエンサーとしての経費に出来るから心配するなと言ったうえでカメラを回している。

「恭っち、今日暗くないどうしたの?」

 俺の隣に座る順番が回ってきた藤岡に質問される。女子は順番に俺の隣に座っているらしい。


 まあ流石に藤岡には気付かれるか。

「ん、何にもないってことはないけど……恋愛って難しいなって」

「恋愛が難しかったらあーしにしときなって。あーしのご主人様になってくれるなら世界一幸せにしてあげるから」

「ん、今みおが抜け駆けしたぞ。みんな聞こえた?」

 俺が他の女子に声をかけると丸川とゆうきが騒ぐ。

「まるも聞いたんだよ。あれは告白なんだよ」

「ビデオに映ってるはずだから確認したらいいよ」


 早速ビデオ判定で藤岡が黒判定されれてクラスのみんなから私服の上から亀甲縛りに縛られてミラーボールの下に吊るされた。

 ミラーボールが回るのと一緒に藤岡もクルクル回って回転するたびに俺の方にもパンツが見えてる。


「いや~! 縛って欲しいのは恭っちになのに……回るの止めて~」

 悪いことはできないものだなぁ。 みんなが歌い終わるまでの三時間藤岡はミラーボールの一部になっていた。

 下から見合あげるようにしてパンツが映らない角度で撮られた亀甲縛りミラーボール動画はそれなりにバズったようだった。

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