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幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う【完結済】  作者: みどりの
第一部 十二章 どうしてこうなった? マズくて白いあの液体!?
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第192話 ため息をつくと幸せが逃げるって言うよ

 一夜明けて翌日。いつものように朝から自分のパンツを風呂場で洗うと陽菜と登校するための準備をする。


 昨夜は眼鏡をかけて三つ編みにして委員長になった陽菜が勉強できない俺に保健体育の授業を教えてくれるっていう夢だった。

 女性のアソコをつるつるのまま見せられて「本当はここには毛が生えてるんだけど恭介くんに見せてあげやすい用に生まれた時から生えてないんだよ」って囁かれてアソコの説明前から一回果てた。

 その後、一つ一つのパーツを説明されてもう一回、最後に夢の中でエッチして最後の一回で全部で三回。起きた時のパンツを見るのが怖かった。もう洗ったけど

 もう俺の脳みそは本当に病院に行って治療して貰った方がいいのかもしれない。朝からちょっとげっそりしているがこれには訳がある。

 現実の俺の幼馴染もグイグイ来るのだ。


「恭介くんおはよう。今日も元気に学校に行こうね。あ、あっ、愛してるよ」

 むぎゅぅ♡ 陽菜が恋人(のフリ)モードで俺の腕にしがみついてくる。

 腕にしがみつかれたら当然陽菜ほどの巨乳なら俺の腕は挟み込まれるわけで。俺が車道側を歩くようにしているために俺の右手はいつも登下校中天国で暮らしているのだ。


 それに演技でぎこちないとは言え陽菜に愛してるまで言われて俺の脳みそは完全に脳破壊されている。脳が壊れるはNTRだけかと思っていたが過剰な愛情でも脳は壊れるのだ。

 もっともそれが演技なことにさらに脳がダメージを受けてるってのはあるけど。


「また寝不足なの? だ、だったら……わ、私が一緒に寝てあげようか? そしたらぐっすり寝れるよね」

 恋人(のフリ)モードの演技と陽菜の本気の心配が混ざって俺の脳がさらに追い詰められる。

 結局嬉しいからそのまま受け入れてる俺も悪いんだよな~……どうにかしないと。


「陽菜は今日の放課後の予定覚えてる? ちゃんと着替えと日焼け止めと帽子持ってきた?」

「うん、もちろんだよ。私が考えた作戦だもん。きちんと見せつけるから安心して」

「暑かったり日差しが強かったら無理するなよ。ただでさえ陽菜には日差しが大敵なんだから」


 免疫抑制剤を飲んでいると日焼けが原因で皮膚がんになる確率が上がると言われている。だから陽菜はこんなに色白なんだが。わざとこんがり焼いて黒ギャルをしていた元の世界のヒナとは大違いだ。

 昨日の夢に出てきた陽菜も白い素肌でとんでもなくエロかっ……ヤバイっ、通学路で思い出していい記憶じゃない。封印しないと登校中から勃起してる変態男子一直線だ。


 はぁ……


 思わずため息をついてしまう。

「ため息をつくと幸せが逃げるって言うよ。あ、愛する恭介くんは私が幸せにしてあげるんだから~」

 緊張からか俺と腕を組んでいる陽菜の言葉が裏返る。まあ、演技の恋人なんて普通にイヤだよな。

 はやくなんとかしないと。


 教室につくと委員長たちが先に来ていた。

「恭介さん顔色が悪いよ。本当に大丈夫? ……保健室に、ああ、保健室は一年生の女子が待ち構えてるから危ないよね……」

「恭介大丈夫か? 今日の朝は問題なかったか? 危ない3年生に絡まれたりしていないか? クッ、私がいつでも護衛してやれればいいのだが……」

「恭っち大丈夫? 座ったまま寝ててもバレないようにまぶたに超リアルな目を描くメイクしてあげようか? 絶対ばれないヤツ」

「きょーちん元気がないんだよ。まるが元気注入してあげるんだよ。ぎゅぅ~」

「きょーすけ大丈夫?そんなにキツかったら男子水泳部の部室で休む? まだ授業もないしあそこならボクときょーすけの二人っきりになれるから女子もいないし安全だよ」

 クラスのみんなが優しい。いつもお弁当を食べてるグループ以外の女子たちもすごく優しく声をかけてくれる。

 まるはぎゅぅって俺の胴体に抱きついてパワーを注入してくれようとしているがその小さな二つの膨らみでどことは言わないが血液が注入されて元気になりそうでヤバい。

 相変わらず男子には蛇蝎のように嫌われてるけどな。ゆうきは他の男子とは違うけどすぐ二人きりになりたがるのは困る。


 はぁ……幸せが逃げるって分かっててもため息が出ちゃうよ。

 とにかく今日の放課後は水泳部で陽菜の考えた作戦実行だ。

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