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幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う【完結済】  作者: みどりの
第一部 十二章 どうしてこうなった? マズくて白いあの液体!?
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第185話 めちゃくちゃ絵面がエロくてヤバい

 完成した疑似ザーメンを180㏄ほど小さなペットボトルに移して、コップの底に残した20㏄くらいの疑似精液フェイクザーメンを湯煎する。

 赤ちゃんに飲ませるミルクじゃないけど人肌程度に温めるのだ。

 精液ミルクを人肌にって……いや、何でもない。


 部屋の中にかなりのザーメン臭が漂っているので今さらだけど慌てて換気扇を回す。

 今この臭い(ザーメン臭)が充満したキッチンに岩清水パパか岩清水ママが帰って来たらどう言い訳したらいいんだろうか?

 考えてみると想定してなかった。こんなことならなんでもウェルカムの変態マザーのいる姫川家でやるべきだったか?

 でもさちえさんは確実に委員長と芥川に今以上の悪影響を及ぼすからなぁ、師匠とか呼び始めても困るし……今はご両親の帰宅が遅いことを祈るしかない。


 ふぅ……人肌に温まったのを確認して完成した。

「こ、これが精液!……凄いです恭介さん」

「これが子種汁……凄い臭いで子宮がキュンキュン疼いちゃう」

 こらッ芥川! すごい勢いでキャラ崩壊起こしかけてるぞ、お前は半目の大人しい系キャラだろ! キラキラした目でコップを見つめる二人。


 陽菜は二人が俺のことを尊敬の目みたいな目で見てるので凄く誇らしく思ってくれてるみたい。

 いや、女子高生にザーメンの味を経験させるっていう世界でも最低レベルのことをやってるからそんなカッコよくて素敵みたいな目で見ないで。

 恥ずかしくて死にそう。


「ほら、しずく、芥川、手を出して」俺がコップを持ち上げる。

「はい、恭介さん」「ありがとうきょうすけ」

 二人が両手の手のひらを俺に向けて差し出す。なんかめちゃくちゃ絵面がエロくてヤバい。

 陽菜も並ぼうとするが陽菜は禁止! 疑似でも俺の以外のを味わわせたくない。気持ち悪い独占欲をこじらせててゴメン。


 トロォォォ……ポトンッ

 トロォォォォォ……ポトン


 先にしずくの手に半分、次に芥川の手に残りを垂らす。

「すごいです。恭介くんの精液温かい」

「きょうすけのネバネバしてて…手がベトベトする」

 頼むから「俺の(作った)精液」のカッコの中を飛ばすのを止めてください。二人の言葉でまた勃起してくるから。


 二人とも手の平の疑似精液を人差し指で伸ばしたり、親指と人差し指でクチュクチュして質感を楽しんでいる。

 二人とも創作に生かすためにやってるんだよね? なんでそんな恍惚とした表情で嬉しそうに精液を弄ってるの?


 しばらく精液を弄っていた二人が意を決したように上目遣いで俺の目を見る。

「それじゃあ、恭介さんの精液味わわせて」

「きょうすけの精液……ゴックンする」

 もうお前ら絶対わざとだよね? 俺のこと嫌いなの?


 しずくは手のひらから直接ズルルルゥって音を立てて啜っている。

 芥川は上を向いて手のひらから指でつまみ上げて垂らすようにして口に入れる。


「ンンンッ……ムゥッンッ……」

「ゴホッゴホッゲホッ……」

 二人がむせそうになっている。俺は水の入ったコップを二つ持って待機。


「「ゴックン……」」

 二人が同時に喉を鳴らして飲み込んだ!? 飲むの? 体に悪いものが入ってるわけじゃないから問題はないけど吐き出して良かったのに!?


「べぇ……全部飲んだよ。頑張ったよ恭介さん」

「私の息、きょうすけの匂いになった……」

 二人でア~ンってして口の中が空っぽになったのを俺に見せつけてくる。もうヤダこの二人。


 ちなみにコップのふちについたのを少しだけすくって舐めてみたけどマズくて吐きそうだった。あの二人の根性とエロパワーだけは認めざるをえない。

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