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幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う【完結済】  作者: みどりの
第一部 十二章 どうしてこうなった? マズくて白いあの液体!?
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第183話 メモに書いてあるものを買ってきて(陽菜視点)

 恭介くんが私のお母さんに電話していろいろと話を聞いてメモを取っている。

「そんなの出せるわけないでしょ! それを混ぜるんだったらそのまま飲ませても一緒じゃないですか。さちえさんには協力感謝しますけど陽菜には絶対持って帰らせないですからね。ありがとうございました」


 なんの話かよく分からないけどさっきから胸のモヤモヤがなくなってくれない。そもそもしずくちゃんと理央ちゃんが二人で恭介くんを襲おうとしたときもそうだ。

 しずくちゃんと協力するって約束したから止めるのを一生懸命我慢したけど、めて欲しかった。心がすごく痛かった。恭介くんがデコピンして二人をめてくれて本当にほっとした。

 もし誰かがどうしても恭介くんのおちんちんを搾ってあげないといけないんだったらそれは私がやりたい。私だけに任せて欲しい。


 電話を終えた恭介くんが動き出す。

「しずく、ちょっと陽菜の家まで物を取りに行ってくるから自転車を貸してもらっていいか?」

 恭介くんが自転車で移動するなら私の家まで往復しても20分もかからないだろう。


「ママチャリしかないけどいいの?」

「充分だ。サドルの高さだけ変えて後で戻すから任せてくれ。しずくと陽菜はこのメモに書いてあるものを買ってきてくれ。近くに結構大きいスーパーがあったよな。三人で買い物に行ってもいいから買って来たらミキサーを準備して待っていてくれ」

 ミキサーって何かお料理を始めるのかな?

「それじゃあ30分後には()()()()するから二人とも覚悟しろよ」

 それだけ言い残すとメモを一枚残して恭介くんは出ていった。しずくちゃんにカッパは借りていたけどまだ小雨が降っているから気を付けて帰ってきて欲しい。


 今私たちは三人でお買い物をしている。夕方前の時間なので他のお客さんも多いけど恭介くんのメモのものはすぐに買えた。

 三人でスーパーを出て傘をさしてしずくちゃんのお家に帰る。

「陽菜ちゃんごめんね。なんか興奮しちゃって我を忘れて恭介さんに迫るみたいなマネをしちゃって」

「私もごめん……精液への興味で興奮して珍しく我を忘れた。今も濡れてる」

 二人が謝ってくる。うう……濡れてるとか言わないでほしい。しずくちゃんのマンガを読んで恭介くんとそういうことをするのを想像して私もちょっと濡れちゃってるし。


「ううん……モヤモヤしちゃってたけど恭介くんがそういうことをしなくてちょっと安心したから」

「やっぱり陽菜ちゃん以外におちんちんを触られるのがイヤなのかな?」

「え!? 私恭介くんのおちんちんを触ったことなんてないよ」

「えっ?」「えっ?」

「……たぶん二人の間で認識の齟齬そごがある。詳しいことは知らないけどちゃんと話し合うべき」

 お互いに驚いている私たちに理央ちゃんがアドバイスしてくれる。意外に面倒見がいい?


 結局話をしてみてわかったのは私が恭介くんにエッチな写真を送って()()()()しているって言ったのをしずくちゃんが実際に手とかお口でお世話してあげて()()()()してると勘違いしていたということだった。


「なんだ、私てっきりお手伝いってそういうことかと思っていたからお手伝いするって言ったら(建前で)恭介くんのを舐め放題しゃぶり放題で飲み放題かと思っちゃって…」

 しずくちゃんはそこまで言って自分がとんでもないことを口走ったことに気付いて真っ赤になって黙ってしまった。


 私はよく言っちゃダメなことまで勢いで言っちゃって夜ベッドの中で悶えてるけど、しずくちゃんでもそういうことってあるんだね。なんだかちょっと親近感。

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