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第172話 赤ちゃんみたいにつるつる

 全然大丈夫じゃなかった。陽菜に身も心も持て遊ばれた気分。

 腋の小さな切り傷にカットバンを貼って貰いながら俺は羞恥心で顔を真っ赤に染める。


 最初は手ぶらの状態で剃毛された。自分からお願いしてのこととはいえ★型のニプレスが恥ずかしすぎて全力で隠してたから乳首を見せるのをすごく恥ずかしがってると思われたかもしれない。

 逆に陽菜は俺の裸を見ても全然動揺していなかった。平然とした顔とまでは言わないが男の裸や腋毛を前に普通に剃毛してくれた。やっぱり男慣れしてるみたいでモヤモヤする。

 だって俺が陽菜の腋毛を剃るってなったら興奮してずっと勃起してる自信があるし。


 その上、最後に腋を念入りに舌で舐められてしまって、陽菜には内緒だけだど感じてしまって射精までしてしまった。

 声でバレないように両手で口を押えて一生懸命体を動かさないようにしていたけどビクンビクンしちゃったし陽菜には射精したことがバレバレだったかも。

 ブーメラン水着の中がぬちょぬちょして気持ち悪い。今はまだ陽菜が隣にいるから洗えないけど……


 その陽菜は俺が無理矢理シャワーで口をゆすがせたからTシャツまでびしょ濡れになってその大きなオッパイにぴったり貼りついている。白いTシャツの下は薄い水色のブラだったらしくて濡れすけしてレースの模様まで確認できる。

 射精した直後というのに賢者タイムどころかすでに血液が獣のヤリに集まって臨戦態勢になっている。

 陽菜はかいがいしく俺の体をバスタオルで拭いてくれているのに俺ばっかり意識していて情けなくなる。


「ゴメンね恭介くん。私本当は腋毛の処理をするの生まれて初めてだったの。そのせいで迷惑かけちゃって……」

 陽菜が謝ってくる。衝撃の告白! 陽菜の腋って天然物のモジャモジャなの?

「モジャ……」

 思わずつぶやいてしまった俺の言葉に陽菜が真っ赤になってブンブン頭を振っている。頭の動きに合わせてお胸もブルンブルンしてるので俺の意識と理性はもう限界です。


「ち、違うよ。は、生えてないの……」

「へ!? 生えてない?」

「そう、つるつるなの。私の腋もアソコも赤ちゃんみたいにつるつるなの!」

 陽菜がとんでもないカミングアウトをぶち込んでくる。そもそも陰毛の話とか誰もしてないよね!? あ、俺がモジャモジャとか言ったから陽菜的にプライドが許さなかった?


 そういえば元の世界のヒナとセックスした時も陰毛と腋毛もつるつるだった。エッチが好きなヒナのことだから完璧に脱毛してるのかと思っていたけど天然物のパイパンだったのか……うわっ、そう考えるとヒナの体を思い出してますますガチガチになってしまう。

 このまま目の前に陽菜がいるとまずい。自分の獣欲をぶつけてしまいそうだ。


「陽菜、悪いけどシャワーで流して着替えたいからちょっと出て行ってもらっていい? 陽菜も濡れちゃってるから着替えた方がいいよ」

 俺が言うと陽菜は自分の体を見下ろして慌てて腕で胸を隠そうとする。大きな胸は全然隠せてないけどね。

「ご、ゴメン恭介くん。見苦しいものを見せちゃって」

 見苦しいどころか正直言って眼福です。

 慌てて脱衣所に逃げていく陽菜。そのまま廊下に出た音を確認する。


「ふぅ……」

 浴室の壁に背中を押しあてずるずると座り込む。もう限界だ……。

 人の家の浴室で自分で処理するなんて想像したこともなかったけど陽菜のことを思い出しながら一人で慰める。いつもここで陽菜がお風呂に入っているかと思うとそれだけで興奮が治まらない。


…………


「陽菜っ!!」

 右手の中で痙攣を感じつつ俺は果てた。すでに一回達した後だったのに二回目は人生で一番出たんじゃないかと思うほどの量だった。

エッチなシーンはヒロインのそういうシーンを書いたらきっとPVが増えるのに男の〇〇シーンしか出てこない……どうしてこうなった……

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