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第170話 さあカミソリの出番だ(陽菜視点)

 恭介くんになんで「乳首隠してるの?」って聞きそうになっちゃったけどここは貞操逆転世界で男の子の乳首はエッチな場所扱いだから隠すべき箇所ってことを忘れちゃっていた。危ない危ない……


 恭介くんの鍛えられた裸にはちょっとドキドキしちゃうけど元の世界で恭ちゃんの裸はよく見ていたし男の人の裸は普通にテレビとかでも見ていたから上半身だけならそこまでエッチには感じなかった。


 バスチェアに腰かけて貰い大きめのタオルを渡して下半身は隠してもらう。ちらっと見えたけどおちんちんが大きくなっていたみたい。

 本当にチラッとか見てないよ。見えちゃっただけだもん。持続勃起症て病気なんだから仕方ないよね。


 シャーーーーーーー


 とりあえずシャワーで腋毛を温めるために恭介くんの左腕を上げさせて腋にお湯をかける。

 恭介くんのは残った右手で左の乳首を押さえて、腕の部分で必死で右の乳首を隠している。

 私は気にしないよって言いそうになるけどエッチな意味に取られたら困るから自重する。乳首を見たいエッチな女の子だって思われたら大変だもん。


 たっぷり湿らせて温めた方が毛が柔らかくなるらしいからお湯をかけながら腋毛をわしゃわしゃしてあげる。


「ひ、陽菜……こそばゆいってば」

「でもしっかり蒸らさないと」

 そう言いながらわしゃわしゃしてると一生懸命我慢してる恭介くんがちょっと可愛くてちょっとイタズラしたくなるほどだ。ふぅぅ、自重しないと。


 恭介くんの腋毛をわしゃわしゃするのがちょっと楽しくなってきているが、きっと恭介くんは恥ずかしいのを我慢しているし私がいつも《《こうやって》》腋毛を剃っているって信じているはずだ。ちゃんと終わらせてあげないと。


 キュッ


 シャワーを止めて恭介くんが買ってきたシェービングフォームを手に取る。シューって出てくるフワフワの泡が面白い。

「じゃあフォームをつけるよ」

 満遍なく白いシェービングフォームを塗りたくっていく。さあカミソリの出番だ。


 剥き出しのカミソリなんて今まで使ったことがないから内心はドキドキだ。恭介くんの腋の皮をクイッって広げるようにしながら丁寧に剃っていく。


 ショリッ ショリッ ショリッ


 おお! 剃ったところからつるつるな地肌が出てくる。重ねたキッチンペーパーで拭くようにして剃り終わった腋毛をぬぐい取っていく。

 シェービングクリームを塗っては剃ってを繰り返して左の腋はつるつるになった。


「おおっ……つるつるだ!」

 私が思わず達成感とともに叫ぶと恭介くんがものすごく恥ずかしそうにしている。

「うう……なんかめちゃくちゃ羞恥プレイしてるみたいな……じゃあ反対側もお願い」


 お願いされちゃったらやるしかないよね♪

考えるまでもなく男の剃毛シーンとか何のサービスにもなっていないのに二話も使っちゃったよ……なんなのこの小説。諦めてこの後も剃毛三話目の次の話を読んでもらえると幸いです

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