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幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う【完結済】  作者: みどりの
第一部 九章 桜祭りは大忙し!? 時間単位のスケジュール?
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第145話 なんでここに先生と女刑事と看護師が!?

 陽菜の家まで車だとほんの5分だ。陽菜は駅まで歩いて行ったらしくもう家を出ていていなかった。


「陽菜ちゃんと一緒にお弁当いっぱい作ったから期待してね。はい、これを持ってくれる」

 そう言ってクーラーボックスと三段重の入った風呂敷包みを渡される。


「ゴメンなさいね。今日は私の旦那様が帰ってくるから親子丼はないの」

 前後の文脈が分からないから無視することにする。なんで花見で親子丼なのか?

 小一時間問い詰めたいが嬉々として答えそうなので問い詰めるのも怖い。

 おじさん大丈夫かな? 久しぶりに単身赴任から帰ってきてこの人に会うのってよっぽどコンディション整えて帰らないと大変なんじゃ。マヨネーズのチューブを捨てる直前くらいまで搾り取られそうだし。


 家と車を二往復ほどして荷物を積み込んだ。俺の家の方は父さんもいるから母さんと二人で準備してるはず。

 18時スタートだからまだ余裕はあるし、気心が知れた仲だから遅れても構わないし。車に乗り込む。


「ちゃんと乗って……イクよ恭ちゃん! もっと奥まで挿って」


 なんでこれ以上もっと奥に座らなくてはならないのか? そしてなんかニュアンスが違う気がする。最近はツッコミ疲れでスルーしがちだ。それに今日は朝から忙しくてそろそろ疲れてきている。


「恭ちゃん元気ないね。若いのにどうしちゃったの? もう疲れちゃった? それとも私じゃダメなの?」

 ダメだコイツ。どうにかしないと。陽菜がエロ師匠になったのは絶対この人の遺伝子と教育のせいだろう。


「今日は朝から沢山相手にしたから疲れてるんですよ。あ~陽菜のお弁当が楽しみだな~」

「そうなんだ。お姉ちゃんも頑張って美味しいものを作ったからお姉ちゃんのも食べてね」

 そのお姉ちゃんプレイはまだ続行ですか。そうですか……


 車での移動は5分なのですぐに駐車場についた。ここから場所取りしたシートまで荷物を運ぶのが俺の仕事だ。

 軽いものをさちえさんに任せて思い三段重とクーラーボックスを抱える。


 えっちらおっちらと河川敷の桜の下まで運ぶと聞いていた場所のシートの上に出来上がった酔っ払いが二人と素面しらふの女性がいた。


「お~、多々良~良く来たね~。アンタにお酌して貰おうと思って待ってたんだよ」

 一升瓶から直接ゴクゴク日本酒を飲んでるようなうわばみにどうお酌せよと?

「るぱん~おまえのしょうたいはわかってるんだ~たいほだ~」

 言いながら真っ赤な顔をしてしなだれかからないでください。酒臭いです。

「恭介君退院以来でお久しぶりです。体のほうはお元気ですか? 何かして欲しいことない?」

 二人と同じペースで飲んでるだろうに赤くもなってない天然モード。白衣の天使が私服の天使になって降臨した。


 酔っ払いは俺の知り合いの国語教師と女刑事そして素面の看護師だった。


 なんでここに先生と女刑事と看護師が!? 荷物を放り出してとっとと逃げればよかった。

 ちさと先生とみなもさんに羽交い絞めにされている俺に向かって近づいてくるさちえさん。


 助けてさちえさ~ん!!

「あらあら、仲良しさんで楽しそうね。お姉ちゃん嫉妬しちゃうわ」

 と言いながらコートを脱ぐとミニスカでパツパツの女子高生の制服でギャル陽菜モードのさちえさんがあらわれた。

「本当ですねぇ。私なんて恭介くんのアソコをタオルで拭いてお世話してあげた仲なのに」

 あさかさん!? 火に油を注ぐ様なことを言わないで!


 陽菜、助けて~!!!

これで桜祭り編にこれまで登場した名ありの女性キャラ全員登場。

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