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第3話

「カイくんに会えてすっごく嬉しい……♪」


「あぁ……、僕もサナと会えて凄く嬉しいよ」


 カイくんにハグをすると、私たちはお互い会えて凄く嬉しかったことを話したの♪


 今までで一番幸せな瞬間かも♪ 出来たらこの時間がずっと続けばいいな♪


「ねぇ、カイくん」


「ん? どうしたのサナ?」


「その……、もう少しだけハグをしてもいいかな……? まだしばらくこの幸せを味わってみたいから……」


「うん、もちろんいいよ。僕もサナと同じ気持ちだからね」


「そうなんだ♪ エヘヘ〜、何だかとっても嬉しいな♡。ありがとう、カイくん♪」


 それから私とカイくんはしばらくの間ハグを続けていたの♪


 この幸せは私たちにとって一生の宝物です♪



「でも、びっくりしちゃった♪ 夢の中とはいえ、まさかカイくんと会えるなんて☆!」


「そうだね。僕もサナと会えたことに凄くびっくりしました」


「うんうん、だよねだよね♪ そういえば、カイくんはどうやってこの部屋にやって来たの? ちなみに私はこの扉からやって来たよ♪」


「そうなんだ。僕はこっちの扉からやって来たよ」


「えっ、そうなの!? 本当だ……。言われてみれば確かに扉が2つあるわね……」


 カイくんと会えたことに改めてびっくりした私は、カイくんがどうやってこの部屋にやって来たのか気になって聞いてみたところ、どうやらこの部屋には2つ扉があるみたいで、カイくんは私とは逆の扉を使ってこの部屋にやって来たみたいなの。


 カイくんと会えた嬉しさで扉がもう一つあったことに全然気付かなかったわね……。あはは……。


「それにしても、まさか本当にカイくんと会えるなんて思わなかった☆! 一応、寝る前にカイくんがプレゼントしてくれた魔法の杖でカイくんと会いたいと願ったとはいえね♪」


「なるほど、そうだったんだ! サナも魔法の杖を使って僕に会いたいと願ってくれたんだね!」


「へっ!? ということは、もしかしてカイくんも魔法の杖を使って私に会いたいと願ったってこと?」


「うん、その通り! 実は僕も寝る前に魔法の杖を使ってサナに会いたいと願ったんだよね」


「そっ……、そうだったんだ……☆!」


 どうやら私もカイくんも、お互い寝る前に魔法の杖を使って会いたいと願ってたみたいなの。


「てことはこれって、魔法の杖を使ったおかげで私とカイくんは出会えたってことなんだよね♪」


「うん。多分そうなるかな」


「わ~い、やった〜☆! 魔法の杖を使って本当に良かった♪」


「うん、そうだね。魔法の杖を使って大正解だったね」


 お互い魔法の杖を使ったおかげでこうして出会えたことが分かって、私もカイくんも魔法の杖を使って本当に良かったと心の底から思ったの♪


 夢の中とはいえ、こうしてカイくんと会えたのはやっぱりとっても嬉しい♪ 魔法の杖を使ったところでそう上手く行くわけないと思ってたけど、まさか本当に上手くなんて凄くびっくりしちゃった♪


 魔法の杖さん、あの時はあんなこと思って本当にごめんなさい……。そして今はとても感謝感激です☆! カイくんとこうして出会わせてくれて本当にありがとうございます♪

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