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品格を高める方法を考えてみました。

近年、テレビなどを視聴していますと品格のない人が増えているように思えてきましたので、どうすれば品格を高めることができるのかを私なりに考えてみました。


まずは基本ではありますが、丁寧な言葉を使うように心がけることです。


人を呼ぶ時にも「お前」ではなく「あなた」もしくは「きみ」に変えるだけでもずいぶんと印象が穏やかに聞こえるものです。


友達の名前を呼ぶ時にも男子には「くん」女子には「ちゃん」、どちらも同じ敬称を使いたいのでしたら「さん」を付けるという方法もあります。


次に動作です。


今の時代は何かにつけて高速化が喜ばれる方向になっていますけれど、あえてゆっくり動いてみるのです。


焦りがなくなれば物事の失敗も減り、気づきも得ることができますし、何より優雅に見えるのです。


落ち着いた振る舞いは他者にも心の安らぎを与えることができます。


といいましても、これを実行するのは非常に難しいことです。


私も何度か試したことがあるのですけれど、意識さえしていればゆっくりできるのです。


問題は仕事が突発的に入った時など、予想外の事態なのです。


頭が真っ白になり重度の混乱状態へ突入します。


こうなると優美さとは程遠い、いたずらに焦り周囲にもあまりよくない影響を与えてしまうのです。


ゆっくりの動作を身に着けるのは日々の鍛錬を継続して行うことが求められそうです。


いちばん効果的なのは、良い読書、良い映画、良い体験、良い食事でしょう。


全てにおいて良質なものは心や身体を豊かにする効果があると思います。


と言いましても食事は良いものを食べたり体験したりしようとすると、時間やお金がかかりますから、比較的簡単なのは読書でしょう。


たとえば童話などは短時間で読めて非常に心の栄養になります。


美しい挿絵のある夢と希望と教訓が得られる話を読むと、心が前向きになります。


願わくば『本』で読むことをオススメします。


質量があり、最後まで読んだ時の達成感が何よりの充実につながります。


一冊読んだという自信は、人生においても大きな影響を与えることでしょう。


以上になりますが、このエッセイが少しでも皆様の品格向上の役に立てれば幸いです。


おしまい。


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― 新着の感想 ―
[一言] 「品格」。 大事ですよね。よいことを教えていただき、ありがとうございました。 おっしゃる通りで、仕事で慌てたりするとどうしてもバタバタしてしまいがち…(苦笑)。 そして「よい読書」! めっち…
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