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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あの日~全ての物語。

作者: 幸

あの頃の俺は全てが敵で全てを憎んだ、、、

でも、そこには君の笑顔があった、、、

もぅ戻れない、、

俺の名前はナオキ、施設で育ってもうすぐ39歳男。

今は病室で点滴を打ちながら小説を書いている、なぜかって?もうすぐ死ぬから、、、

だから、せめて誰かに俺の事や、あいつの事を覚えてて欲しいんだ、、、

目を閉じると浮かんでくるあの頃の景色。



ねぇナオキ!!今日も学校こなかったでしょ?先生が探してたよ!!聞いてるの?

あぁ、、聞いてるってゆうか何で俺に声かけてくるの?俺と一緒にいると皆に嫌われるよ、、、

はぁ、、、あのねナオキ!!私は私がしたいことをするの!!他の人に私の行動を制限して欲しくない!!

なぁミカ、、あの頃のお前は何故あんなにも輝いてたんだろう、、何故あんなにも惹き付けられたんだろう、、


ナオキ!!おはよう!今日はちゃんと来たんだね!

あぁ、おはよう、、来ないとお前がうるさいから来た、、

うるさく思っててくれても来てくれたから許す!(笑)

お前に許される必要はないけど、、、

ねぇナオキ?何故そんなに学校が嫌いなの?来年高校生だよ?

高校にはいくんでしょ?

俺?高校には行かない、、施設出て紹介先の工場で住み込みで働く事にした。

ナオキ!!何で!!一緒に高校に行こうよ!!絶対に楽しいから!勉強が出来ないなら私が教えるよ!!

そうと決まったら今日から高校に向けて試験勉強だね!(笑)

だから!!何でもかんでも勝手に決めるなよ!!

俺と一緒にいるとお前の母ちゃんも心配する、、、

えっ!?何でお母さんがナオキの事心配してるのしってるの?

確かにお母さんは、ナオキ君はちゃんとごはん食べてるの?って毎日聞いて来るくらい心配してるよ!(笑)

、、、いや、、そうじゃなくて、、もういい、、

ナオキって感情が分からないよね!もっと感情出さないと皆に理解されないよ、、もっとナオキを皆に知ってほしい、、

なぁミカ、、俺には必要ない、、誰にも分かってもらわなくてもいい、、

ナオキ、、、

あっ!!ナオキは好きな人はいるの?

はぁ?いきなりなんだよ!!いるわけないだろ、、

そんなんだ!!じゃあ私と付き合おうよ!!そうだ!!そうしよう!!今日からナオキは私の彼氏ね!決定します!!

おい!!だから勝手に決めるなって!!

ナオキは私じゃ不服なわけ?イライラしてきたんだけど、、、

、、、いや、、、分かったよ!!

やったぁ♪これから一生よろしくね!

、、いきなり重たすぎるんだよ、、、(笑)



あいつといる時間が楽しくて、嬉しくて、、、でも素直になれなくて、、何時もあいつが俺を支えてくれた、、、あの日までは、、、



ねぇナオキ!!今日はうちのお母さんがナオキ君を夕御飯に誘ってきなって言われたから、今日は一緒に帰ること!!わかった?

だから何時も急なんだって、、、(笑)分かったよ、、ありがとう。

えっ!?ナオキがありがとうって言ったの?空耳?夢?ねぇナオキ!!私の頬っぺたつねって!!

お前ねぇ、、、(笑)知らん、、

ナオキが怒った(笑)




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