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瞬間移動能力者&肉体強化能力者

瞬間移動能力者&肉体強化能力者


彼らの行動はまるで何かを隠すために仕組まれていたようだ。

実は近く湾岸地区で違法な取引があると、捜査員から情報のタレコミがあったのだ。

だが、そこを見張っていた警官が不審な人物に事情聴取をしようと近寄った。

始めはおとなしくついてきたスパイの金公呂、だがこれは初めから仕組まれていた行動だった。


「シュン」

「お前がやられるとはネ」

「うるせー」

「ありゃナニモンだ?」

「あんな警官今までいなかったはずだ」

「それより早くここから逃げるネ」


湾岸署から約1k対岸の港から少し入った場所に車が用意してあった。


「バタン」

「少し待つネ」

『ニーハオ、シェイシェイ…』

「うまくいったアルネ」

「ブオン」


秘密の取引、そこで何がやり取りされるのかまでは彼らに知らされていない。

だがわざわざCNのESP部隊を使うのだから、禁輸品の取引で間違いはなさそうだ。

彼らはその捜査を邪魔するために用意された囮要員と言って良いだろう。

所轄にわざとつかまり警官を無力化してしまえば、重要な取引を邪魔する警官の数を減らすことができる。

上手くいけば取引自体を知られずに済むことも考えての行動だった。


「体は大丈夫かね」

「ああ助けに来てもらわなければやばかった…」

「この力は特別アルヨ」

「だからこそ俺は仕事を引き受けたんだ」

「それにしても便利な体ネ、そっちの能力の方がうらやましいアルヨ」

「まあな、この能力 強化能力と治癒能力が無けりゃやばいとこだったぜ」

「それにしても、かなりやられてたみたいアルネ」

「ありゃバケモンだ、一発目で腹がえぐられた」

「日本の警察も最近特殊犯罪に対する部隊を作ったみたいネ」

「そうなのか?」

「顔を覚えておくあるヨ」

「忘れろっても忘れらんねえよあの女」

「後でボスに聞かれるアルネ」


既にCNの超能力部隊は100人以上の規模で活動をしている。

それに対して日本の警察は超能力犯罪に特化できる戦力は30人に満たない、警察の部隊ではどこまで対抗できるのか不安だが。

一応シオン会もNADLも別件で動いているので、これからが勝負と言えるところだろう。


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