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ラケイス神王 起床

ラケイス神王 起床


我が家には2メートルという大きさのベッドなど無かった、ということで急遽布団を部屋の床に敷いてこの日は就寝してもらっていた。

スタイル抜群の美女であり、いくつもの超能力を持っているが。

いくつかの能力は現在宗助の能力で使用不可とさせてもらっている。

まあ、コピー能力があっても地球人の能力でコピーしたい物など、ほぼ無いぐらい沢山の超能力をお持ちなので。

彼女が欲しいと思っているのは俺の持つスキルロボぐらいではないだろうか。

まあそれも重複する能力がほとんどな感じがするが。

いずれ彼女にも同じ能力が備わってしまう可能性が無いとは言えない、宗助の体に触れてしまえば自動的にコピーの前段階である一時保留的な能力を持っていたりするからだ。

一時保留しないとコピーする能力が果たして有益なのか無益なのか、はたまた害になるのかを選択できないのだから。


《おはよう》

《おはよう?》

《起床の挨拶だよ》

《ラケちゃん、朝ご飯は食べられる?》母

《え ああ 食事ですね はい食べますよ》


テレパシーでなら言葉の壁もほとんどなくなる、しかも通常のテレパシーではなく惑星YAKの言語バージョンを別口で作成したものだ。

俺も自室から出るとまずは洗面所へと向かったが、そこにいたのはラケイスと愛菜。


「で でか!」

【愛菜も話するか?】

【え!】

【話すならスキル設定するけど】

【話す!】

【スキル言語設定、惑星YAKバージョン】

《この生物は?》

《すごく失礼な事言ってない?》

《あ しゃべったわ》

《兄がお世話になっています、妹の愛菜と申します》

《おーそうすけの妹なのね》

《ねえこの人なんで下着だけなの》

《昨日母さんが作れたのは下着とドレスだけだったからな》

【おはよう宗助君】アイリーン

【おはようそうちゃん】百合奈

「ちょっと失礼」アイリーン


洗面所に入ってくるなりアイリーンがラケイスの手を取りどこかへ連れ去っていく。


【どうした?】

【この格好でうろうろされたらまずいでしょう】

【私の普段着なら着られそうだから貸してあげるね】エミリア


確かに部分的にならばサイズは何とかなりそうだ。

数分して階段を下りてきたラケイスは、チビティーとホットパンツという姿。

サイズ的にはぎりぎりだったのか、エミリアの服でもきつそうだ。


《少しきついです》

【後で買いに行こうと思うんだけど】アイリーン

【その方が良いかもね】母


母が作成した服だけではまだ足りない、女性は男性より身に着ける物が多いので足りないものが沢山ある。


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