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新たなフィギュアゲット

新たなフィギュアゲット


勉学の時間を縫って趣味であるフィギュアの入手を試みる。

リリーさんの部隊(カラフル戦隊)全員を投入し自動で行われる購入予約、ここでうまくいけばさらに4体の仲間を手に入れることができる。

その為にメールアドレスを100個近く用意した、わざわざドメインを2つ入手しそれぞれのドメインで50個のアドレスを作った。

販売予約サイトに登録するにはメールアドレスを最初にIDとして登録しなければならないからだ。

そして予約は見事成功し100件中5つのIDで先行販売のフィギュア抽選であたりを引き当てた。

そして本来ならば販売所に直接行って手に入れるのがオタクとしての矜持だが。

この時から混雑を恐れた制作会社側は、予約した商品の受け取りを選択できるようにしたようだ。

俺はもちろん郵送を希望する、何があるかわからない現在、秋葉原まで行って前回のような事故に巻き込まれたら目も当てられない。

まあ今はスキルROBOのおかげで事故に巻き込まれても、ケガなどはしない体を手に入れてはいる。

問題なのは他人の危機に対して自分の持つ力を奮う、それが本当に良いことなのか?心配するような出来事が増えてきたからだ。


【よし!これで5体手に入ったぞ】

【やりましたね、これでまた仲間が増えます】


すでに20体近いフィギュアを手にいれ、さらに予備のフィギュアを合わせて10体増加することになる。

同じ名前のフィギュアをロボ化する時はAIの仕様を元のカラー(性格)に設定し、新たに作るというよりは1系統を2つに分けるようにしてある。

ロボ化での設定は別々にする必要などなく2体をまとめて一つのAI管理にすることも可能だからだ。

全体の統括は最初に設定したクロームリリ―(リリーさん)に任せているのはこれからも変更は無い。


【来月は30センチのルミナスか…】

【こちらは?何人で応募掛けますか?】

【30ID、いや20IDでやってみよう】

【50センチはフィギュア化なさらないのですか?】

【一度50センチのクロームをロボ化してみたら結構使い勝手が悪いことが分かったからね】


最初に手に入れた50センチのクロームリリー、かなり精巧に作られていて。

マニアならばよだれが出るほどの外観なのだが、宗助のロボ化で使用するスパイフィギュアは隠密で使用する関係上ここまでの大きさはかえってデメリットの方が大きいと判断した。


【確かに姿を消して尾行任務にあたるのでしたら、小さい方が動きやすいですね】

【そうなんだよ、だから手に入れても飾っておくだけでいいかなと】


すでに部屋の中にはクロームリリーの50センチバージョンとアーバンリリーそしてクリスタルリリー共に50センチバージョンが棚に飾られている。


【宗ちゃんご飯できたわよー】

【はーい】


次の月には仲間が増えることになるが、この時は新しい仲間をすぐに投入しなければならなくなるほど問題が過激になってくるとは思いもよらなかった。


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