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ロンドン市内

ロンドン市内


5日目、明日は日本へ帰る日だがあと一日と言う事で、モリソンパパに頼まれて彼女らのボディガードを引き受けた。

この日モリソンさんは予定より早く片付いた要人救出のその後始末を話し合うために呼び出された。

本来ならば後2日娘たちと一緒に過ごす予定だったのだが、仕事が早く済んだのだから本部から残りの仕事をやってほしいとの事。

内容は詳しくは分からないが、ナターシャが今後どうするのかを話し合うのと、彼女の父であるオルジェさんの事はどうするのかという話だった。

あの後オルジェ教授の事はRU側からの発表などは全くない、それだけではなくナターシャちゃんはRUの発表では行方不明と言う事になっているらしい。

そうなると表に出る事=スケートの大会に出ることなど出来ないと言う事になる。


「なんでナターシャも一緒に?」


モリソン氏の娘2人のはずだった、俺の仕事は本日2名の美女を護衛する事。

そのはずだったのだが、何故か1名増えている いや正確には2名か…


「あたしたちが一緒じゃいやなのかい?」マリーナ

「いやそうでは無くて…」

「変装してきましたから大ジョーブ」ナターシャ


そう言われれば確かにここまで変装すれば分からないと思うのだが…


「宗ちゃん諦めが肝心よ」

「そうそう、美女4人を引き連れてロンドンの町を歩けるなんてね」エミリア

「ロンドンは初めてきました、すごいですね建物いっぱいです」


女子の行動は基本的には町中の散歩とブティックでのショッピングやレトロな街並みをぶらぶら歩く事だ。

まあ4人の美女と言ってもマリーナさんはその道のプロでもある、要するに2名の護衛が付いていれば大抵の事には対処できると言う事なのだろう。


「それじゃあ当分はUKに?」

「そういう事かな、まあそれしか無いよな」マリーナ

「そうよね」


いくらパスポートをUKから発行されてもナターシャの亡命ルートなど、時間をかけて調べれば現在は何処にいるのかくらい分かろうと言う物。

そのぐらいの調査は何処の諜報部でも行っている事だ、だからフェイクニュースをわざと流し敵国がどうするのか探りを入れたりする。

今のところはUKにとどまって暮らすよりほかに良い案は出ないだろう。

まさか俺の能力で変装すればOKなどとは言えないし、それをすればUKのサバイバー達に俺の能力がどんどんばらされてしまう。


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