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4日目、UKで買い物

4日目、UKで買い物


UK滞在4日目はモリソンファミリ―への挨拶、1年前に訪れた彼の実家にはアイリーン姉妹の母である国生美玲が出迎えていた。

勿論宗助は初めて会うので少し緊張気味だが、さすがに元ミスキャンパスと言うだけあって綺麗な人だった。

残る日程は2日と少しだが、この日は俺もモリソンさんの実家に泊ることに。

メアリーさんとマリーナさん、そしてナターシャちゃんは国家安全局に置いて今回の報告やら今後のお話をしているとのこと。

明日にはどうするのかが知らされるはずだが、この先どうなるのかはすぐに答えが出ないらしい。


「お買い物~お買い物~」エミリア

「ちょっと~はしゃが無いの!」

「え~パパとママとお兄ちゃんと一緒なんだよ~」

「それでもよ」アイリーン

「アイリーンったら、いつの間にかお姉ちゃんらしくなったわね」

「昔からよ、ママ」

「そうだった?」


ロンドンの町から少し離れた郊外にある市場へと訪れている、今日の食事を買い出すため。

俺と言う邪魔者も増えて本日の夕食はいつもの数倍用意しなければならないと言う事で。

5人で食料の買い出しに来ているのだが、何故かエミリアちゃんはかなり嬉しそうだ。


「ところで宗助君、大学の方は?」

「一応共通一次は終わったので、後は待つだけですね」

「宗ちゃんもうちの大学ならよかったのに…」

「ごめんね」

「良いの、でも百合ちゃんうらやましいな~」


今の所まだ合格と決まったわけではないが、どうやらアイリーンはすでに俺が東教大に合格した体で話している。

彼女も現在KO大へと通っており、専攻する学部によっては同じ電車で通う可能性もある。


「それにしてもナターシャの護衛だったとはね」

「う~ん、彼女どうするのかな~」

「保護対象なんでしょ」

「大きな大会に出ると狙われてしまう可能性もあるんだよな」

「多分出ないと思うよ」モリソン

「そうなんですか?」

「保護対象は安全の為、基本的にマスコミなどへ公表しないと言うのがUKの立場だからね」

「そうですよね」

「そうなんだ、でも彼女のスケートって綺麗なのに残念だわ」

「ほとぼりが冷めるまででしょう」美玲

「彼女同じ年なんだね、折角だしお友達になろうっと」

「あなたは気楽でいいわね~」

「別にいいでしょ」


買い物を終えると、俺とモリソンさんは両手に買い物袋を抱えていたりする。

ここまでは車で来ている為、モリソン氏所有の4WDであればこの季節でも特に心配する事は無い。

荷物もかなり詰める4WDのワゴンには本日の食料を沢山詰め込み一路モリソン邸へと向かう。


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