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仕事内容

仕事内容


やって来たのはUKの経済産業省が入っているオフィス、ここで今回の仕事である要人救出の概要を聞く予定。

オフィスの中へと入る間アイリーン姉妹は外の椅子に掛けて待ってもらう。

おれとメアリーさん、そしてモリソンさんが局長のいるブースへと入って行く。


「コンコン」

「どうぞ」


そこにいたのは目つきの鋭い英国人、頭は少し色の濃いグレー年齢は46歳前後。

英国人の推定年齢は読むのが難しい、メアリーさんの件もあるので一応外見はそのぐらいに見えると言って置こう。


「君が呂方君だね、ナイスチューミーチュー」

「ミーチュー」


そこからは今回の要人保護に関する話が進んで行く、だが当初モリソンさんも作戦に参加する予定だったが、アイリーンとエミリアが帰省した事でモリソン氏は作戦に同行することができなくなったようだ。

そりゃ2人の娘が心配だからね、急遽1週間のお休みと言う事で家族水入らずで過ごすことになったらしい。

その方がいいだろう、UKの政府もなかなか気を利かせてくれるじゃないか。


「それでだが、ここからは極秘事項になるのでこのUSBで確認してくれたまえ」


渡されたのは今回の要人救助プログラムのデータが入ったUSB、確かにこの場で内容を話すのはまずいといえる。

誰が敵側のスパイなのかもわからないのだ、前回来たときもどこかの組織と戦闘までおっぱじめたのだ。


「では幸運を祈る」


この局長と言う人物の肩書だが、前回来た時訪れたビルの2階にあるオフィス。

彼の肩書は外務情報局の局長とある、モリソンさんとはどうやら同僚のような感じ。

データを渡す前の雑談では子供の話ばかりしていた。

やはり能力持ちなのだろうが、俺の事も聞いているらしく余計な事までは話さないようにしているらしい。

俺もその方が楽だから余計な詮索はしないでおくことにした。

ここから先はモリソンファミリーとは別れメアリーさんと二人で行動することになる。

まずはもう一度ヒースロー空港へと戻り、飛行機でポーランドのワルシャワ空港へ。

当初の予定はドイツに渡りそこから陸路でポーランドへと言う予定だったが、救助の対象となる女の子はまだ向こう側からで脱出できていないらしい。

飛行機の中でタブレットPCの電源を入れUSBを差し込み内容を確認する、テキスト形式で書かれている指令内容はもちろん英語だ。


「ベラルーシですね」メアリー

【空港からは300kあります】

【車か電車で移動するようだな…】

「着いたらすぐに手配しますねー」

「お願いします」


ベラルーシのグロドノまで行けと言う指示、そこで仲間である調査員と落ちあうそこまでが記されていた。


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