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日本能力啓発研究所(NADL)

日本能力啓発研究所(NADL)


里谷との話が終わると、ようやく女性陣の話が終わった様子、松田詩音と孫である伊里愛がこちらへとやって来る。


「あら、今の里谷時雨?」

「そうらしいよ」

「フ~ン彼もSVRだったのね」イリア

「ところで宗助君、彼女は居ないの?」シオン

「彼女ですか?なんでそんな事?」

「うちの伊里愛なんかどう?」

「ブッ!」


それを隣で聞いていたイリアが飲み物を吹き出す。


「ゲホッゲホッ」

「大丈夫ですか~」メアリー

「だ 大丈夫…」


ウェイターがタオルを持ってくる。


「お婆様何を!」

「あらおじさま方でいやならば若い子はどうかなって?」

「宗助の彼女は百合奈とアイリーンと私でーす、貴方も加わるのですか?」

「え?」

「ずるい私もだから」エミリア


話が余計ややこしくなる、なんでこうなったのか宗助も困惑する。


「だってあなた今まで持って来たお見合いの話全部断っているじゃない?」

「持って来た写真見たけど全員45歳以上ってないわよ!」

「それはないね」

「ないわね」

「それは悲しいかも…」

「え~相手がカッコ良ければよくない?」エミリア


全員がエミリアを見る。


「あ~そういうタイプね」

「お姉ちゃん何か言ってよ!」

「なんで?私は違うし」

「まあまあ、どちらにしても受付できません」宗助

「もとより私はそういう気はないわ」イリア

「えーじゃあどんな人が良いのよ!」

「だから今はそんな暇はないって事よ、いい加減わかってよね」


少しくだらない話で盛り上がっていると、主催者側の役員とみられる人物が数名やって来た。


「これは これは、皆様お揃いで、詩音様 蓮華様」赤川

「赤川理事、それに川崎君と後はその他大勢ね」詩音

「おいおい、それは無いでしょ母さん」松田晃

「あら、来てたの」


松田晃は日本能力啓発研究所(NADL)の理事の一人で松田詩音の息子、要するに松田財閥の跡取りの一人。


「来てたのはひどいな、僕もNADLの理事の一人なんだから来るでしょう」

「それで、何の用?」

「一応挨拶ですよ」

「松田理事、紹介がまだです」乙梅

「私は松田晃、そこにいる詩音は私の母、NADLの理事の一人だ」

「私は赤川恭介同じくNADLの理事であり所長を兼務している」

「私はそこの従業員、乙梅梓よろしくね」

「川崎未来、研究所の長官です」

「NADLの審査官、史倶間悠しぐまゆうだ」

「同じくNADLの審査官、志賀楽士しがあらし

「同じくNADLの審査官、初根久実はつねくみよ」


要するにNADL、このパーティを主催している組織の人間であり詩音や蓮華の部下と言う事になる。


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