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百合ちゃんもOK?

百合ちゃんもOK?


まさかこの後、相談してみたら百合ちゃんまでOK出すとは…

確かにメアリーさんの今後を考えると2人(ゆりな&アイリーン)で防波堤を築くぐらいの必要性まで考えているのだろう。

俺はそこまでしないでも良かろうと思うのだが、女性の考えや行動までは今の俺にも分からない。


【母さん、相談があるんだけど】

【何 平太達の事?】

【いや 全然違う】

【百合ちゃんとの事?とうとう結婚?】

【そんなわけないだろ!】

【怒らなくてもいいでしょ、いずれはそうなるんだから】

【は~将来が不安だよ】

【順風満帆の間違いじゃない?】

【冗談はさておき、相談とはアイリーンの事だよ】

【メアリーさんじゃなくて?】

【それは又別な話】

【それでアイリーンさんとどうするの、まさか百合ちゃんから乗り換えるとか?】

【いやどちらも今は考えていないよ】

【それじゃ何?】

【アイリーン、このままだとUKに永住しないといけなくなるんだ】

【それと宗ちゃんの今後とどういう関係?】

【まず一つは俺がUKに行ったことは向こうのサバイバー達との友好関係を築くため】

【うんうん それで?】

【一緒に行ったモリソンさんはアイリーンのパパね】

【そこまでは、聞いているわよ】

【向こうの情勢が緊迫しているらしい、それでモリソンさんはUKに残らないといけないんだけど、それには家族みんなで暮らすことになると言う話】

【要するにアイリーンちゃんはこっちにいたいわけね、宗ちゃんモテモテね】

【は~…それでこちらにいるための条件で俺と一緒に住むと言うのが条件の一つ】

【ふむふむ、それで?】

【そうなるとアパート借りてルームシェア、もしくは同じ家かマンションで暮らすか、どちらにしても彼女の(ボディガード)として一緒に暮らすのが条件だと、モリソンパパに言われたらしい】

【それなら家で一緒に暮らせばいいわ】

【良いの?】

【それでは家主さんどうぞ】

【アイリーンちゃんとなら良いよ】百合奈

【百合ちゃん!】

【さっき連絡来たよ、どうせ朱里ちゃんと平太ちゃんの部屋が今は空いているんだし】

【それじゃエミリアちゃんの話も?】

【一部屋二人でシェアするって聞いているよ】

【そう なんだ…】

【モテモテだね、宗ちゃん プンプン】

【ごめん でも俺はまだそういう事は考えてないから】

【残念だけど仕方ないね、私 宗ちゃんの事、信じているからネ】

【有難う二人とも】

【だけどそういう事ならアイリーンちゃんとエミリアちゃん 二人にもロボ化を勧めるの?】

【ン~ 難しい話だね】

【だってそうしないと危ないときに直ぐ対応できないんでしょ、こないだもメアリーさんといた時襲撃されたんでしょ?】

【ああ 全く懲りない奴らだよ】

【まだ向こうの組織のトップは判明しないの?】

【まだ分からないんだよね…】

【それじゃ襲ってくるのをいちいち待たないといけないんだ…】

【こないだの襲撃でそいつらのグループの主犯は割れたんだけどね~】

【CNの組織っていくつもあるの?】

【日本は海外からの渡航客にいちいち尾行を着けたりしていないから、襲ってくるまでどの組織か分からないんだよ】

【面倒な話ね】母

【私も今度は手伝うから、宗ちゃんも遠慮しないで言ってね】

【考えておくよ、でも今のところバトルフィギュアの部隊が有れば対応できるから】

【リリーちゃん達、強いもんね】

【まあアイリーン姉妹の話は来月になってから詰めようと思う】

【分かったわ、これで恩を売れるし】

【どういう事?】

【だってそうじゃないとどんどん私の事 忘れ去られてしまいそうなんだもん!】

【そんなものなくても俺は百合ちゃんの事…】

【あ そういえば今度は何時リズに行くの?】

【期末試験が終わってからになる】

【私も行っていいかな~】

【う~ん 考えておくよ】

【やった、朱里ちゃん達に会えるわ】


自分の思いを伝えるのがこんなに大変だとは、せっかくロボ化された体と頭脳、そういう所までは変わっていないのは、もしかしたら神様のいたずらなのか、それとも外すことのできないROBOの仕様なのかは分からない。


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