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文化祭終了

文化祭終了


文化祭は初日のアクシデント以降これと言って特筆するべきことは無かった、宇宙人2人も何とかばれずに済み。

次の日母と2人は妹の試合を見に中学校のグラウンドでサッカーの見学。

俺は土曜日と同じように日曜日も文化祭で店番を任され普通の学園生活を送った。

頭の中ではあの女子高生2人も気になるが、機を見て単独で惑星リズへ行って自分の立てた計画通り事を運べるのかを検証しなければならないと思っている。

学校の方は文化祭さえ終われば後は12月までほぼ普通の勉強以外何も無い日が続くだろう。

その間に惑星間転移スキルの実験をしておかないと、いきなり行くにはハードルが高すぎる。


「今日で終わりだね」百合奈

「ああ2日間はあっという間だね」

「お客さんからの評判も中々よかったみたいよ」委員長

「そうだろそうだろ」米田

「へ~」東山


文化祭の即表をタブレットで見てみる、そこにはクラスと学年別に評価が記されていて俺たちのクラスの出し物はベスト5に入ったらしい。

1位 演劇部のロミオとジュリエット

2位 吹奏楽部の演奏

3位 3年1組 海洋ごみとエネルギー

4位 2年3組 防災情報とサバイバル術

5位 2年6組 メイドカフェ

なんと4位に俺たちのクラスが入賞していた、全部でクラブと各組を合わせると出し物は30以上になるので、その中で4位ならば優秀だと言えるだろう。


「そろそろ5時だな」金山

「は~い、では皆そろそろお片付けしちゃいましょ」


5時10分前になりすでに教室内には外部の見学者は一人もいない、他のクラスから見に来ていた生徒も自分のクラスへと帰っていく。

明日は普通に授業があるため本日出し物はきれいにお片付けすることになっている。

壁に張られた資料や借りて来た椅子などを所定の場所へと返却すると、最後に委員長からの挨拶がある。


「2日間という短い間だったけどみんなのおかげで最終的に4位という成績を上げられました、この順位は研究系の出し物では2位という成績になります、1位は3年生なので2年では私たちのクラスがトップです」足立

「お~」

「これで文化祭は終わりますが、今後もクラスで力を合わせて勉強に運動に頑張っていきましょう」是坂

パチパチパチ


文化祭を終えると少し寂しい感じが頭をよぎる、2日間だったがクラスメイトと力を合わせて何かするのは久しぶりのような感じがした。

確か去年はお化け屋敷をやった記憶があるが、俺はその時暗い室内でいつ来るかもわからない訪問者を脅かす係として簡単な化粧を施されていた。

今時頭に三角巾を付け白い布を纏い物陰から飛び出すと言うお化け役の一人、その時と比べたら今回はなんと有意義な模様し物だったのだろうと感心する。


第6章 惑星からのSOSその2  完


もっと戦争的な流れを期待していたりしたなら申し訳後御座いません。

この章ではようやく日本のSVR達も本腰をいれて組織の拡張を考え出したところであります。

まあ章の題名は後で変更するかもしれないので一応暫定だと思ってください。

という事で次の章は「惑星からのSOSその3」です。

えー?

期待させておいてあまり変化が無いと面白くないと思われるかもですが。

次回はついにヤコブ族の生体兵器を解説いたします。

と、言う事は…そうです敵になるかもしれない巨人たちの生態が徐々に明るみになって行きます。

第7章もご期待ください!

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