表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/43

あなたの女

あたしの言うことを

鼻で笑うといい


あたしの生き様を

病気だと言えばいい


普通はこうするんだって

邪魔をしないで


うるさいのよ


認められたくもない

褒められたくもない


所詮、あたしはただのオンナで


女なんて年を取ったら無価値みたいなことを

平気で言うのね。


そんなに理由がほしいなら

いくらでも言い訳すればいい


あたしは女で、無価値なんでしょう

奉仕するつもりも尽くすつもりもないわ


自分だけ愛していればいいじゃない


あなたが言うそれは

差別と言うのよ

偽善者ぶって

偉そうに

イイヒトぶって

嘘ばっかり


あたしは嘘を言ったりしない


ただ、あなたのために

お人好しな

可愛い女でいてあげる


好きでしょ、

いつもにこにこして

不平不満も言わずに

尽くしてくれるオンナが。


してあげる


その代わり


あなたは大切な何かを失うわ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ