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約束  作者:
入学編
1/1

プロローグ

 「○○君、ボクね今度お引越しすることになったの」

 「え??もう○○に会えなくなるのか?」

 「うん、ごめんね?ボクもね○○君に会えなくなるのは

すっごく寂しいし、悲しいけど、あのときの約束、

覚えてる??」

 「当たり前だ!

     …………………………………

   …………………………………………………だろ!?

絶対だからな!!」 

 「うん!!じゃあね」

 「ああ!またな」



 「ん、……ファァ。」

 懐かしい夢を見た気がする。

けど、あの二人は誰だったのか、

なにをしゃべっていたのか、全く覚えていない。

 「約束、ね。

まぁ、今の僕にはどうしようもないけどね。ッ!」 

 その時、少し動かした腕から激痛が走った。

 「くそ!まだ少し動かしただけだろう!?

あ``~もう無理なのか?限界なのか?

まだやりたいことが結構あったのにな~」


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