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第四章 時間軸を超えて (第四章終)

暗闇の中に突如あらわれた、一筋の光とともに、隼人は静かに目を覚ました。

先程までの心音との出来事が、一場面ずつ、そして一言一句よみがえってくる。

たいていの楽しい夢は、目覚めた後、必ず虚しくなる。

それが恋愛に関することなら、まして失恋のことなら、死んでしまいたいと思うほどに。


しかし、隼人はその例外にあった。楽しい夢だったのか、いや夢だったのかさえわからない。

だが、虚しさがないのは事実だった。

 

心音とすべてを語ったわけではない。

あるいは何も話していないのかもしれない。

「これですべてか?・・・・これがすべてか?」


隼人は今まで起きた出来事の一部始終を思い出していた。


物思いにふけるように考え込んでいると、けたたましい音で携帯が鳴り、隼人は現実に引き戻された。

 


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