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第四章 時間軸を超えて⑤

「どうしたもんかな?」

南和典(52)は、娘から聞かされた話をノートにまとめてみた。

ため息まじりに、独り言を呟いた。

「そんな信じられない話もあるのね?」

南の独り言に、旅行用のバッグを整理していた妻が、答えを返してきた。

近所付き合いもあってか、バッグの横には、土産品が大量に置かれていた。

「そうやねん。頭の中と、事実をちゃんと整理してから、この子と話さんと、とんでもないことになりそうやな」

伝えられた事実のどの部分に自分の関与があったか、妻に話しながら、南はそれをまたノートに書いた。

「まさかとは言ってたけど、本当に詩音と出会っちゃうなんてね」

「まぁな。今日ゆっくり考えて、明日の午後にでもちゃんと真実を、隼人君に伝えるよ。いこうと思えばすぐにでもいける距離だし」

「そうね」

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