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呪いの輪廻 王女の運命  作者: 鼎ユウ
アミュージィエの話
4/31

三話  もう一度教会(ダフ)へ

苦労性な娘に破天荒(天然)な母、そして名前だけの父。

今後、父の登場予定は……ないですねぇ。

 翌日は、メイフェの声で目が覚めた。またか、と思い屋根裏部屋兼自室から階段を下りてキッチンに向かう。その最中にも、今度はものすごい音をたてて食器らしき物が割れる音がした。

「どうしたの?」

急いでキッチンに入る。心配七割、被害の拡大防止三割。娘としては複雑だ。

 急いでキッチンに入ってきたミュンを振り返りながら

「手が滑っちゃった」

と、悪びれずにメイフェは言った。



「はい、おわり。他にケガはないよね?」

「ええ、大丈夫よ。ありがとう」

大きなケガはなかったもののなぜこうなったのか。

このほわほわした性格のおかげで、こういうことは今日が初めてではない。だから、あえてミュンは深く追求しない。なんとなく予想がつくからというのもある。浅い切り傷と軽い打撲。このケガだって、切り傷ならまだ分かる。食器を落としたんだからその破片で切れたんだろうと思う。

では、打撲は?と言うと、手を滑らせ、食器を落とす。その落とした音に驚いて、よろめき机の脚か椅子の脚でぶつけてできたのだ。そして、しりもちをついてとっさに床に手をつけて切り傷。

 あんなに大きな音がしたにもかかわらず、ハースは自分の特等席、暖炉の前で寝そべっている。ハースも慣れているのだ。

 暖かくなってきたはずだが、今朝は昨日より少し寒いため暖炉に火がくべてある。

 メイフェの手当てもおわり、着替えも済んで、ぬくぬくと暖炉の前で至福の時を過ごしながらハースを撫でていると、キッチンからメイフェの声がした。

「朝食の準備できたわよー」

「はーい」

返事をして立ち上がりゆっくりと歩き出す。実は、キッチンと暖炉のあるダイニングは熱をより効率的に閉じ込めるため繋がっている。食材を調理するときの熱。暖炉の熱。この両方で部屋の中を暖めるのだ。母であるメイフェが家事を担当するこの家で、燃えるものが近くにあると危険なはずなのだが、過去一度も我が家が火事になったという話は聞いたことがない。それを思うと先人達の知恵のなんと偉大なことかとミュンは一人密かに褒め称えるのだった。ちなみに、割れた食器の後片付けをしたのは言うまでもなく、ミュンだ。

 ハースは、メイフェの声が聞こえた瞬間にバッと立ち上がりミュンをおいて先にスタスタと行ってしまった。



 朝食を食べ終わった後は、数頭いる山羊の乳絞りと二頭きりしかいない羊の世話をした。世話といっても、小屋の掃除に餌と水の入れ替え程度で、その間山羊と羊は外で放し飼いにしておく。もちろん一人でやるわけではない。見張り番としてハースがいる。と、いうかこれがハースの仕事だ。そして、余った時間で薪拾いをする。家畜の世話で午前いっぱいを使い、薪拾いは必然的に午後になる。それが終われば、自由だ。

 昨日より、少し遅い時間に薪拾いを終え、昨日の本を手に、急いで教会(ダフ)に走る。急がなくてはアルダが『長いお祈り』を始めてしまう。あれが終わるまで待つなんて絶対に御免だ。

「お願い間に合って!」

教会の大きな門と小さな門の、片方。小さい方に走り込む。運のいいことに、アルダはまだ『長いお祈り』の前だった。

「やたっ!牧師様ぁ~」

走りながら、大声でアルダを呼ぶ。その声に気がついたアルダが振り向く。

「どうしました?そんなに急いで」

息を切らせながら走り寄るミュンにアルダは訊いた。

「ちょ、ちょっと時間いいですか?」

急いでいてもちゃんと礼儀は守る。でなければ、『長いお祈り』の代わりに『長いお説教』が始まるのだ。時と場合に関係なく。

「はい、構いませんよ」

微笑んでアルダが答える。

「あの、この本なんですけど……」

言いながら、昨日借りた例の本を差し出す。

「この本がどうかしましたか?」

本を受け取ったアルダが不思議そうに訊ねた。

「はい、その中なんですけどちょっとめくってみてもらえますか?」

言われてアルダはページをめくる、めくる、めくる。

「おかしいですね。何も書いていない本ですか……」

「昨日教会の図書館で見つけたんです。本当は昨日のうちに渡したかったんですけど、牧師様お祈りの最中だったから、また明日と思って」

首をかしげるアルダにミュンは訴えた。

「うーん。とにかく、調べてみますね。わざわざありがとうございます」

「はい、どういたしまして」

これで一安心と胸を撫で下ろす。

「では、明日もう一度おいでなさい」

「え?」

「この本は、あなたが借りたのでしょう?結果はどうあれ、気になるのではないですか?」

まさに図星を突かれてしまった。実は、ちょっと気になっていたのだ。この本が何なのか。何も無いなら無いにしろ、結果は気になる。

「はい、ではまた明日来ます」

「気をつけて帰ってくださいね」

微笑むアルダに見送られ、ミュンは教会を後にした。

 この時、なぜかミュンは最初に本を開いたときに見た異国の文字のことをすっかり忘れていた。



 家に帰ると、ドアの前にライラがいて

「どこに行ってたの!ずっと待ってたんだから!」

怒られた。なら、自分の家で待ってたらいいのにと思ったが、わざわざ外で待っていてくれた幼馴染みにそんなことは言えず

「ごめん。ちょっと教会に行ってて……」

謝ったら

「ひどいっ!どうして誘ってくれなかったの?読んじゃった本返したかったのに」

また怒られた。

 ライラが言うには、昨日借りた本のうち一冊目は既に読破し、二冊目はあと少しで読破できるとのこと。自分と似たような一日の過ごし方をしていてそのどこにそんな時間があるのかとミュンは思う。

 カギを開け、ライラを招き入れる。ライラを椅子に座らせ、急いで暖炉に薪をくべる。今日は一段と寒い。また寒さがぶり返してきたようだ。

「身体が凍ってる~。ミュン早く暖かくして~」

「はいはい。今やってます」

幼馴染み故の軽口だ。ライラだって、そんなにすぐに部屋が暖まらないことは知っている。暖炉の火が勢いよく燃え上がる。

「ライラ紅茶飲む?」

言いながら、すでに足はキッチンに向いている。

「飲む~」

すぐにお湯を沸かし、蒸らす時間を考えててきぱきとポットやティーカップ、紅茶の葉などを出してゆく。ミュンの紅茶はちょっと本格的だ。我流だけど。

 タイミングを見計らって暖めておいたティーカップに紅茶を注ぐ。仕上げに、絞りたての山羊のミルクを加えて出来上がり。戸棚からクッキーを出して、皿に並べる。その他もろもろ必要なものをお盆に乗せてライラが居るリビングへ向かう。

「はい、どうぞ」

「ありがとー。あー暖まる。おいし~」

ふ~、と顔をほころばせライラが言った。飲む前に、角砂糖を三個カップに投入するのを忘れない。ライラは甘党なのだ。

「ありがとー。それで、何の用だったの?」

このままいくと、無駄に時間を過ごしかねないと思ったミュンは話を切り出した。

「あっ、そうそう。おばさんからの伝言でね『ちょっと薬草採りにジータの森に行って来るから☆』だって」

昨日、湿布薬に使って切らしちゃったんだって?と、ライラが言う。どうして、とは訊かない。

「はいぃぃ?ジータの森?」

ジータの森はほとんどが獣道で、よくよく注意していないとすぐに道を見失ってしまう。

「うん、ジータ。びっくりだよね。私も止めようとしたんだけど………無理でした」

ごめん、と言いながらミュンを安心させようと急いでライラは続ける。

「ほら、でもハースがついていったし。あの子、犬にしては賢いし」

そうだけど、とまだ納得しきれていないミュンにライラが言う。

「それに、行き違いにならないようにって、わざわざおばさん家に来て伝言頼んで行ったんだから」

「そうだね。まあ、ハースがついて行ったんなら。もう少し待ってみる」

確かに、ハースは賢い。そのうち、あっけらかんとして帰ってきそうな気がする。

「そうしな。それじゃ私そろそろ行くね?今日も紅茶美味しかったよ」

「ありがと。伝言もね。また明日」

席を立ち、戸口へ向かうライラに続きミュンも向かう。ライラが自分の家の戸をくぐるまで見送った後、リビングに戻ったミュンは考えだした。

(ジータの森って言ったら、深いことで有名な森じゃない?危険な動物はいないにしてもあの足で獣道歩くんじゃ歩きにくいだろうし。ハースも一緒らしいけど、犬は犬だよね?……やっぱり心配だよ。ライラは、待ってろって言ったけど探しに行こう)

そんな結論に至り、準備を始めようと立ち上がる。

と、バタッ。勢いよくドアが開く音がした。驚いて振り返るミュンの視界にハースが、続いてメイフェが入ってきた。

「ただいま。あっ、お帰りなさい、ミュン。今、私を探しに行こうとしてたでしょ?良かった行き違いにならなくて。ライラに伝言頼んで正解だったわ」

にっこり。娘の行動を先読みして伝言を残す。こういうところは母親だなと思う。思うが、それはそれ、これはこれ。ゆっくり大きく深呼吸をして、気持ちを落ち着ける。

「それより、ジータの森に案内も無しで行ってよく無事で帰って来れたね?」

笑顔が引き攣るのはきっと破天荒な母を心配する健気な娘の心情の表れだ。

それがねすごいの、と前置きしてからメイフェは言った。

「ハースがね、道案内してくれたの。一人前の案内人よ!……あっ、犬だから案内犬ね」

いや、それはどうでもいいし……って

「ハースが?道案内?森の?」

「すごいわよね?ほとんど獣道の森の中を迷わずに歩いちゃうんだから」

メイフェはハースの頭を撫でる。ハースはされるがままに目をつぶり暖炉、つまりいつもの定位置で床にお腹をくっつけて寝そべっている。

「それでね、ハースったらちゃんと私のこと心配してくれるの。判ってるのね、私がケガをしていること」

犬に心配をさせてどうするんですか、母よ。

(前々から賢い、賢いとは思ってたけどここまでとは。うんうん。うちの()はなんて出来た()なんだろう)

ミュンは精神的疲労から、思考が安易になり、考えがおざなりになっていることに気付かない。むしろ、気付きたくない。

「それで、薬草はあったの?薬草採りに行ってたんでしょ?」

肝心なことを訊く。これで採れてなかったら、ハースのがんばりが徒労に終わることになる。春先に芽を出す薬草とはいえ、まだ寒く薬草が生えている可能性は低い。

「ええ、採れたわよ。ほら」

メイフェは腕にかけていた籠の中を見せた。

「本当だ。よく見つけたね。すごい」

あったよ。驚きながらも、すぐにメイフェから薬草を受け取って湿布薬を作る準備をする。

「ほら、この間一週間くらい暖かい日が続いたでしょ?その時に、早とちりして芽を出したんじゃないかしら?少ないけどね」

作業を始めるミュンにメイフェが言い、その間にメイフェはゆっくりと夕食の準備にとりかかる。

 そういえば、とメイフェが思い出したかのように上半身だけをミュンに向ける。

「そろそろ迎春祭ね。清水とえっと……春の果実。用意しなくちゃね。ミュン本当にいいの?」

 迎春祭(スプリング・フェスティバル)は春を迎えるお祭りで、冬の神に雪解け水である冷水の清らかさに感謝し、春の女神に実りを願うお祭りだ。まぁ、これは半分おまけみたいなものになってるけど……。                      

冬の神には冷たい清水を、春の女神にはまだ色づかない春の果実を捧げる。全てお祭りの数日前から行われる市で手に入るのだが、ジータの森までわざわざ採りに行く者も中にはいる。ミュンの家はライラの家と交互に供物を採りに行くことにしている。この方が、お互いに一回分は楽が出来るからだ。 

 そして、今年はミュンの家の番でいつもは父親のリジスが採りに行っていたのが、今年は雪解けが遅く、町から離れた場所にあるミュンやライラの家は雪解けを待たなくては町へ下りられない。去年の今頃ならもう町へ下り、会合を済ませ家畜の肉や乳、その乳で作ったチーズなどを売り、冬の間に底を尽きかけた食料や香辛料などの必要最低限の物を買って戻ってきている頃であり、そろそろ森へ行く準備を整えている頃でもある。

 本来ならリジスが行くはずなのだが生憎、年に一度ある会合に出てったきり帰ってこない……正しくは、帰って来られない。冬の始め、雪が降る前に行うこの会合は、この一年間町の中や外で起きたことを知る大切な機会なのだ。

 どこそこで紛争があったとか、どの地方で日照りが続いて作物の収穫が悪い、もしくは天候が良く豊作だ等々、その内容は多岐に渡る。しかも、町から離れた所にあるミュン達の家はそんな噂が届きにくい。そのため、この会合は絶対に欠かせないのだ。

 今年の冬は、雪の降り始めが早くしかも溶けるのが遅い。それに、メイフェはケガ人だ。これはミュンが行くしかないではないか。

 「ミュン、ジータの森に行くならハースを連れて行きなさいよ?」

先の会話を思い出しながら、呆れつつもミュンは返事をする。

「だめっ!ケガ人さんを置いて何日も独りにしておけないよ。誰も居ないより絶対安全だし」

もしこれでハースを連れて行ってしまったら数日メイフェは家に独りっきりになる。その間にメイフェがこれ以上ケガを増やさない保障はない。ハースが居れば、もしもの時にもライラの家に助けを呼びに行ける。呼びに行くのはハースだけど。

 器に盛ったスープを卓上に置きながら言うメイフェに、湿布薬を作り終えたミュンが答える。

 メイフェは少し足を引きずっている。

「母さん、明日にはジータの森に出た方がいいかな?あまり時間も無いし」

「そうね……、なら今晩のうちに準備しちゃわなくちゃね」

「よし、膳は急げでっ!……早速、ご飯を食べてから始めよう」

「そうね、いただきます」

「いただきます」


 

 食事の後、ミュンは家の中を歩き回り準備を始めた。

 そして、暫くしてから――――

「……まさかのナイフ紛失事件勃発」

自室で荷物を詰めていたミュンはそう呟くと、居間に行きメイフェを探した。

 メイフェは暖炉の前に座り、レースを編んでいた。このレースは雪が溶け春が来て、町に下りられるようなったときに市で売るための物だ。ミュンの家の貴重な収入源の一つである。

「母さん、わたしのナイフ知らない?」

「知らないわよ」

動かしていた手を止め、ゆっくりと顔を上げる。

「うーん、どこにいったんだろ?」

「あなたの部屋には無かったの?」

「うん、無かった。部屋の引き出しに入れてたと思ったんだけど」

おかしいなぁ、と首を傾げながらありそうな場所を探して回る。

「どこまで準備は済んでるの?そっち先にやっちゃったら?」

「あとナイフと食料だけ。食べ物持ってくだけある?もう残り少なくない?」

「ええ、まあ。でも平気よ。ちゃんと持つように調節してあるから」

なぜか自慢げにメイフェが言った。

 持ち運びが出来て、日持ちする食料と言えばほとんど限られてしまう。この季節用に日持ちする物については困らない。

 パンとチーズ。干した肉に、乾燥させた果物――――これは貴重だ。足りなければ、現地調達すればいいだろう。寒くても早くから実をつける実があることをミュンは知っている。それと水。これは、明日でいいとしてやっぱり最後はナイフだ。

 さて、どこに行ったのか?ミュンはもう一度家の中を探し回る。

「見つからなかったら、私のを持っていきなさい」

レースを一枚編み上げたメイフェが次のレースに取り掛かりながらミュンに声をかけた。

「うん。ありがとー」

ナイフと言えば生活の必需品だ。今では何かと便利になり、使う機会も減ってしまったが、昔は物心がついた頃から使い方を親に教わり誰もが何気なく使っていた。

ミュンのナイフは、十二歳の誕生日にリジスがプレゼントしてくれた物で、折りたたみ式の小型ナイフだ。大切にしすぎたのがいけなかったのだろうか?最近使ってなかったからしまった場所が分からない。

部屋に戻り今一度、ミュンはクローゼットの中。小物入れ、ベッドの下。その他いろいろな場所を探したが、どこにも見当たらなかった。ナイフがないと森では何かと不便だ。仕様が無い。これはもう、メイフェに借りて行くしかないだろう。

 悪いな、と思いつつも仕方ないと割り切って階段を下り、メイフェの所まで行く。

「母さん、悪いけどやっぱりナイフ貸して」

「見つからなかったのね?いいわ、そこの棚の一番右端の引き出しに入ってるから」

一番右端の引き出し、言われた場所を探すとすぐに目当ての物は出てきた。

「あー、あった。あたしのより少し大きいね」

「当然よ、大人用だもの」

「えっ?大人用?じゃあ、あたしのって子供用?」

「ええ、そうよ」

知らなかったの、と言うようにミュンを見る。

「でも、ちゃんと斬れたよ?」

「斬れるわよ。少し小ぶりなだけだもの。大きすぎるとあなたが持てないと思ってそういうのを選んできたはずだもの。名前も彫ってね」

「知らなかった」

名前は知ってたけど、と付け足す。

ハースはずっと低位置で寝そべっている。

「それで準備は済んだの?明日から森に行くんだから今日は早めに寝たほうがいいんじゃない?」

「あとは、明日でなきゃいけないから、もう終わりかな?寝れる時に寝とかなきゃ損だよね。どうせ森で熟睡なんて出来るわけないし」

「そうよ、寝られるうちに寝ておきなさい」

「うん、おやすみ。母さんも早く寝てよ?ケガのためにも。ハース、おやすみ」

「おやすみなさい。はいはい、わかりました」

にっこりと微笑んでメイフェはミュンを見送った。寝そべっていたハースは尻尾で一度床をパタンと軽く叩いて返事をした。ミュンの言ったことをちゃんと理解しているようだ。



ここにきて早くも手詰まりです。

主に、サブタイトルとかサブタイトルとかサブタイトルとか。



閲覧ありがとうざいました。

気が向きましたら次回もよろしくお願いします。

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