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剣と魔法の世界

 この世界には魔法があり、それに対抗するための剣が存在する。

 世界の誰もが問いかけた――「魔法」と「剣」、どちらが優れていて、どちらが最も強いのかを。

 その無限にも思える問いの答えを求めるように、一人の男がそこにいた。


「おい、そこの旅人! 止まれ! ここから先は絶対領域だぞ!」


 とある男に、王国の兵士が剣を向ける。

 しかし男は歩みを止めなかった。

 その格好は異質だった。黒いジャケット、黒いズボン。全身を黒で統一した、明らかな軽装である。


「止まれと言っている! これ以上進めば反逆行為とみなし、斬り捨てるぞ!」


 男の放つ不穏なオーラに、王国兵は冷や汗を流す。

 剣を構える手が小刻みに震えている。この男は、何かが違う。長年の戦場経験が、兵士の本能に警鐘を鳴らしていた。

 

 その時、兵士の背後から一人の女が現れた。

 兵は、その気配にすら気づけなかった。


「これ以上――」


「――黙れ」


 女は冷徹な声で言い放つと、目の前の王国兵の首に峰打ちをした。

 兵士が崩れ落ちる。

 その横を、男は何事もなかったかのように通り過ぎた。

 

 女は妖艶な美貌を持っていた。銀色の長い髪、紫水晶のような瞳。しかしその目には、人間らしい温もりは一切宿っていない。


「相変わらず、つまらなさそうな目をしているな。ジーク」


「ヨル、俺の契約精霊のくせに勝手に仕事を増やすなよ」


 ジークと呼ばれた男は不満げに、ヨルという名の精霊の女に言った。

 それを聞いたヨルは、小さく溜息をつく。


「……ジーク。貴様が今から向かおうとする絶対領域には、あの――」 


「知ってる。絶対領域――すなわち龍の故郷、龍谷(りゅうこく)があるんだろ? そんなこと承知の上で向かってるんだ」


 面倒くさそうな顔を浮かべながら、ジークは腰に装備している極刀(ごくとう)に手をかけた。

 極刀――それすなわち、強力な魔力と魔法の紋章が刻まれた刀。世界に五本しか存在しない名刀である。その切れ味は、この世界で最高硬度を誇るオリハルコンすらも、あっさりと両断するほどだ。


「一人で行っても死ぬだけだぞ。龍谷に眠るのは、千年を生きる古龍だ。お前ほどの実力者でも、油断すれば――」


「馬鹿言え。一人で行くのが面倒だから、お前と契約したんだろ」


 ジークは頭を掻きながら、龍谷のゲート前に立った。

 

 そこは巨大な石造りの門だった。門には古代文字で何かが刻まれており、淡い青色の光を放っている。魔法陣による封印――侵入者を拒む結界だ。


「……封印が施されているな」


「そのようだな。だが」


 ジークは極刀の柄に手をかけた。刀身が鞘から数センチ抜かれた瞬間、封印の魔法陣が激しく明滅し始める。


「極刀の前では、こんな封印は意味をなさない」


 抜刀。

 一閃。

 空間そのものを斬り裂くような音とともに、封印の魔法陣が砕け散った。青い光の破片が、雪のように舞い散る。


 ――全く、最近の精霊は堅苦しい奴ばかりだな。

 そんなことを思いながら、ジークは龍谷へと続くゲートに足を踏み入れる。


「全く、面倒な男と契約したものだ」


 その後を追うように、ヨルもまた龍谷の入口へと足を踏み入れた。


 ※


 龍谷の内部は、想像以上に静寂に包まれていた。

 巨大な鍾乳洞のような空間が広がり、所々に青白く光る鉱石が埋め込まれている。その光が、幻想的な雰囲気を醸し出していた。


「……静かだな」


「ああ。不気味なほどにな」


 ジークとヨルは警戒しながら、奥へと進んでいく。

 足音が洞窟内に響く。その音さえも、何かに監視されているような気がした。


 数百メートルほど進んだところで、ジークの足が止まった。


「……いるな」


「ああ。複数だ」


 闇の中から、緑色に光る複数の眼が浮かび上がる。

 低い唸り声。地を這うような殺気。


「龍谷に生息する魔物――グレイブワーム(墓虫)か」


 ヨルが呟いた瞬間、闇から巨大な影が飛び出してきた。

 体長五メートルはあろうかという、ムカデのような姿をした魔物だ。硬質な外骨格が、鉱石の光を反射している。


「遅い」


 ジークは極刀を抜き放った。

 魔物の巨体が、まるで豆腐のように両断される。断面からは緑色の体液が噴き出し、魔物は断末魔の叫びを上げながら倒れた。

 

 その死骸の中心部から、赤く輝く魔石が転がり落ちる。


「……これが上級魔物の魔石か」


 ジークは魔石を拾い上げ、巾着袋に入れた。


「ジーク、まだいるぞ」


 ヨルの警告とともに、さらに五体のグレイブワームが現れた。

 しかしジークの表情は、相変わらず退屈そうだ。


「まとめて相手してやる」


 その言葉とともに、ジークは魔物の群れへと駆け出した。


 ※


 それから数時間――ジークは龍谷の最深部へとたどり着いていた。

 そこは巨大な空洞になっており、中央には黄金色に輝く祭壇のようなものがあった。


「……ここが龍の寝床、か」


 しかし、龍の姿はどこにもなかった。

 あるのは、巨大な爪痕や、焼け焦げた岩壁。確かに龍がいた痕跡はある。だが、肝心の龍は姿を見せない。


「逃げられたか?」


「いや、違う」


 ヨルは祭壇を見つめながら言った。


「この痕跡……龍は、自らここを去ったのだ。おそらく数日前に」


「なんでだ?」


「さあな。だが――」


 ヨルは意味深な笑みを浮かべた。


「龍は、お前が来ることを知っていたのかもしれんな」


「……どういう意味だ」


「龍は賢い生き物だ。お前のような極刀の使い手が来ると分かれば、無駄な戦いは避ける。それが龍の流儀だ」


 ジークは舌打ちをした。


「つまり、俺は試されたってことか」


「その可能性は高いな」


 結局、龍との遭遇はなかった。

 だが龍谷には無数の魔物が生息しており、ジークはそれらを狩りながら戻ることにした。


 ――龍谷には行ったけど、龍なんて一匹も見当たらなかった。適当にその辺にいた魔物を狩っただけだった。


 王国兵を気絶させてまで龍谷に入ったというのに、目当ての龍はいなかった。

 そのことを後に思い返しながら、ジークは苦い思いを抱くことになる。


 ※


 サザンリア王国――千年前、アルフレッドという龍人によって統治され、建国された国である。

 王国の中心街を、一人の男――ジークは歩いていた。

 屋台が軒を連ねる商店街。片手には湯気の立つ焼きジャガイモ、もう片方の手には大量の魔石が入った巾着袋。


「賑やかな街だな」


 ジークは焼きジャガイモを齧りながら、周囲を見渡した。

 商人たちの威勢のいい声、子供たちの笑い声、魔法の杖を持った魔法使いや、重装備の戦士たち。様々な人々が行き交う、活気に満ちた街だ。


 ジークが向かう場所――それは、巨大な石造りの壁と木製の大門から、無数の冒険者が出入りする建物。冒険者ギルドだった。


 中は広々としていた。整然と並んだ受付カウンターには受付嬢が立ち、その周囲には魔法の杖や剣を装備した冒険者たちがひしめいている。

 扉を開いた瞬間、温もりのある灯りと喧騒がジークを包み込んだ。

 酒の匂い、金属のぶつかり合う音、誰かの笑い声、誰かの怒鳴り声。

 混沌とした空間に、ジークは小さく息を吐いた。


「……相変わらず、うるさい場所だ」


「人間とは騒ぐのが好きな生き物だな。お前以外は」


 ヨルの声が、どこからともなく響く。

 姿は見えない――彼女は精霊体として、普段はジークの影の中に潜んでいるのだ。


「おい、ジーク! お前、生きてたのか!」

 

 カウンターの奥から、筋肉質な男が手を振ってきた。

 全身に刻まれた刺青、肩から吊り下げられた巨大な戦斧。彼はこのギルドの古株冒険者、ボルドだった。


 ボルドは驚きの表情を隠せない様子で、ジークの元へと駆け寄ってくる。


「なぁ、お前……マジで龍谷に行ったのか?」


 小声でボルドが問いかけると、ジークは何でもないように答えた。


「ああ、そうだが」


 それを聞いたボルドは、焦りの表情を浮かべる。


「噂で聞いたんだが、龍谷のゲート前に複数の王国兵が気絶してたって……お前、まさか」


「ああ、俺がやった」

 

 正確にはヨルがしたのだが、ジークは彼女の存在を隠すために嘘をついた。

 それを聞いたボルドは、周囲を見回してから小声で言った。


「馬鹿野郎! そんなこと大声で言うんじゃねぇ! 王国兵を襲うなんて、下手すりゃ死刑だぞ!」


「別に構わん。俺を捕まえられる兵士がいるとは思えないがな」


「お前なぁ……」


 ボルドは頭を抱えた。


「どうりで城の周辺が慌ただしくなってたわけだ。お前のせいで、警備が三倍に増えてるぞ。でもよ、お前なんで龍谷なんかに向かったんだ?」 


「……お前には関係ない話だ」


 ジークは憎悪に満ちた目で、鋭くボルドを見た。

 ボルドは、この国に龍谷の存在を教えた張本人だった。


 ――数日前、ジークはボルドから「この国には龍谷という場所がある」という情報を聞いた。龍に関する手がかりを探していたジークにとって、それは見逃せない情報だった。


 だが結果は、空振りだった。


「お、おう。悪かったな……。でも、無事に戻ってきてよかったぜ」


 ボルドは気まずそうに話題を変えた。


「それより、この魔石を換金したい」


「それなら受付カウンターの隣に、換金所があるぜ」


 ボルドは受付嬢のいるカウンターの横を指した。

 ジークは「ありがとう」と言って、換金所のカウンターに魔石の入った巾着袋を置く。

 ドサリという重い音とともに置かれた袋を見て、換金所にいたエルフ耳で金髪のポニーテールのギルド職員が驚きの表情を浮かべた。


「あ、あなた、この魔石の量……まさか一人で!?」


 彼女の名はリーファ。このギルドで換金業務を担当している、真面目な性格のエルフだ。


 彼女が驚くのも無理はなかった。

 ジークが持ち込んだ魔石は、どれも上級モンスターが落とす上質なものばかりだったのだ。

 赤く輝く魔石を光にかざし、リーファは一つ一つ丁寧に鑑定していく。


「グレイブワームの魔石……それも、これほど状態の良いものは滅多に……」


 彼女の手が震えている。


「この魔石は、急所を一撃で貫かれたことで生成されたものですね。しかも、魔力の流れが乱れていない。完璧な一撃です」


「早く鑑定してくれ。時間がないんだ」


「あ、は、はい! 申し訳ございません!」


 リーファは慌てて鑑定を続けた。

 そして十分ほど経った後、彼女は緊張した面持ちで呟いた。


「……全て本物です。そして、その品質は――」


「それで、いくらになる?」


「金貨二十枚です」


 その言葉に、ギルドにいた全員の視線が一斉にジークへと注がれた。

 

「一回の換金で金貨二十枚、って……」


「あいつ、マジかよ」


「どんだけのモンスターを殺してきたんだ?」


 周囲からざわめきが聞こえる中、ジークは金貨の入った巾着袋を受け取り、冒険者ギルドを出ようとした。


 その時だった。


「おい、ちょっとそこの兄ちゃん。少し止まれよ」


 そう言って、ジークの前に立ち塞がったのは、明らかに柄の悪い五人の冒険者たちだった。

 彼らの視線は、ジークの持つ巾着袋に釘付けになっている。


 リーダー格と思われる大柄な男は、顔に大きな傷跡があり、目つきが悪い。その仲間たちも、どれも荒くれ者といった風貌だ。


「そこ、どいてくれないか?」


 怪訝そうな表情を浮かべるジークに、大柄な男が歩み寄る。

 

「――おいおい、そんな焦んなよ。ちょっと面貸せや」


 ジークの肩に腕を回して男は言った。その仲間たちは、不敵な笑みを浮かべている。


「……分かった。何が起きても俺を恨むなよ」


 ジークの言葉に、冒険者たちは「何言ってんだこいつ」「ビビってんのか?」などと彼を馬鹿にするような言葉を吐き捨てた。

 

 そんな彼らを見つめるボルドに、先ほどのエルフのギルド職員――リーファが駆け寄る。


「あ、あの、あの冒険者さん。大丈夫なんでしょうか?」


 それを聞いたボルドは、呆れたような顔で言った。


「大丈夫じゃないだろうな。多分殺される」


 それを聞いた彼女は、顔を青ざめさせる。


「そ、それじゃ……!」


「ああ、殺されるのは、あの馬鹿どもの方だ」


 ボルドの言葉に、リーファは目を丸くした。


「可哀想だが、あの男に喧嘩を吹っ掛けた以上、最低でも痛い目には遭うな」


「あ、あの――」


「様子を見てきてほしい、だろ? 分かってるよ。あいつがやり過ぎないように見てきてやる」


「ありがとうございます!」


 ボルドは面倒くさそうな顔を浮かべながら、ジークたちの後を追った。

 一方のジークは、柄の悪い冒険者たちとともにギルドを出て行った。


 ※


 薄暗い路地裏で、ガタイのいい男がジークの胸ぐらを掴む。

 この男の名はガルド。このギルドでも札付きの悪党で、新人冒険者から金を巻き上げることで悪名高い男だ。


「なぁ、痛い目に遭いたくないなら、その巾着袋を寄越せ」


「おいガルド、それは直球すぎるだろ!」


 ガハハと下卑た笑い声が響く。

 しかしジークは、表情一つ崩さずに口を開いた。


「それは無理な話だ。金が欲しいなら他を当たれ」


 冷静沈着な冷たい声。それを聞いた冒険者たちは、不満そうに血相を変えた。

 特に胸ぐらを掴んでいるガルドは、殺気を露わにしてジークを突き飛ばす。


「おいおい、分かってねぇようだな。ここは俺たちの縄張りだ。ここを通りたきゃ、通行料を払うのが筋ってもんだろ?」


「そうそう、常識だぜ?」


 仲間たちが口々に言う。

 しかしジークは、相変わらず無表情だ。


「じゃあ、死ぬしかないよなァ?」


 ガルドは背中から大剣を引き抜いた。

 大剣から滲み出る魔力に、ガルドの仲間たちはニヤケ顔を浮かべる。


「おいおい、あいつ死んだぞ」


「素直に金を渡さないから」


「ガルドの魔力強化(エンチャント)喰らったら、一撃で真っ二つだ」


 仲間の冒険者が言葉を並べる中、大剣を構えたガルドは不敵な笑みで告げた。


「これが最後の警告だ。金を寄越せ。そうすれば命だけは見逃してやる」


「――断る」


 しかし、ジークは冷たく男の言葉を拒絶した。


「そうか――死ね!」


 ガルドは大剣をジークに向けて勢いよく振り下ろした。

 赤い魔力を纏った大剣が、空気を切り裂く。常人なら避けられない速度だ。

 

 が、ジークはそれを横へヒョイと避けた。

 

 大剣が地面に激突し、石畳が砕け散る。


「――な!?」


 ガルドが驚愕の表情を浮かべる。


 ――遅いな。これが平均的な冒険者の実力か?

 そんなことを考えながら、ジークは溜息をついた。


「期待外れだ。お前の魔力強化、素人でも見切れるレベルだぞ」


「て、てめぇ……!」


 ガルドは再び大剣を振り上げる。

 しかしジークの表情は、相変わらず退屈そうだ。


 ジークは腰に下げていた極刀に手をかけた。


 ――瞬間、周囲を支配する静寂。

 その場にいた冒険者や野次馬たちに、緊張が走った。

 空気が凍りつく。呼吸すら困難になるほどの、圧倒的な殺気。

 

「お、お前、まさか! それは!」


 大剣を持ったガルドが、驚愕の声を上げる。

 極刀を鞘から抜こうとするジーク。

 微かに見えた刀身に刻まれた紋章――それは、古代龍の紋様だった。

 

 その紋章を見た瞬間、その場にいた誰もが固唾を呑み、恐怖を感じた。

 まるで、最強の存在である龍を目の前にしたかのように。


「極刀……だと……!?」


 ガルドの声が震えている。


「相手が悪かったな。俺は手加減ができないんだ」


 ジークの殺気に満ちた眼が、柄の悪い冒険者たちを捉える。

 体を震わせる彼らに、ジークは一歩、また一歩と歩み寄る。


 刀身が鞘から数センチ抜かれる。

 それだけで、周囲の空気が歪んだ。まるで空間そのものが、極刀の存在を恐れているかのように。


「ひっ……!」


「ば、化け物だ!」


 柄の悪い冒険者の一人が叫ぶと、彼を前にした冒険者たちは尻尾を巻いて逃げ出した。

 ガルドも顔面蒼白になりながら、這うようにして逃げていく。


「おい待て! 俺を置いていくな!」


 パニックになって逃げ惑う冒険者たち。

 その様子を見たジークは呆れたような顔をして、刀を鞘に戻した。


「……つまらん」


 ジークが振り返ると、そこには先ほどのエルフのギルド職員――リーファと、ボルドが立っていた。


「――ん? なんだ、見ていたのか」


「なぁ、言っただろ? あいつら可哀想だっただろ?」


「は、はい……あ、あの冒険者さんは、一体……」


 リーファの問いに、ボルドは重々しく答えた。


「あの冒険者たちも馬鹿だな。まさか、自分たちが世界に数人しかいない極刀の持ち主に喧嘩を吹っ掛けるなんてな」


「極刀の、持ち主……!?」


 リーファは驚愕の表情を浮かべた。


「ああ。極刀ってのは、世界に五本しか存在しない伝説の刀だ。その一本を持つってことは、それだけで国の軍隊に匹敵する戦力ってことだ」


「そんな人が、なぜこんな辺境のギルドに……」


「さあな。だが、あいつは何かを探しているんだ。何かとんでもないものをな」


 ボルドはジークの背中を見つめながら、呟いた。


 ※


 この世界には魔法があり、それに対抗するための剣が存在する。

 世界の誰もが問いかけた――「魔法」と「剣」、どちらが優れていて、どちらが最も強いのかを。

 その無限にも思える問いの答えを求めるように、一人の男がそこにいた。


 世界に五本しかない極刀を携えた強者。

 龍すらも恐れる、圧倒的な力を持つ男。


 その男の名を、ジーク。


 彼はまだ知らない。

 この街で、彼の運命を大きく変える出会いが待っていることを――。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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