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邪神、冒険者になる

続編です。楽しんでいってください。


「探しましたよ〜」目の前の女性が言う。白髪で20歳程度だろう。身長は、俺より少し低いくらいだな。彩やかなオッドアイが綺麗だ。胸に着けたバッジに中央ギルドと書いてある。

……なんかあったのだろうか?

「貴方が倒した魔物と盗賊の問題は、Cランクの中でも難しい任務だったんですよ」と彼女は、言った。

……どれくらい凄いのかよく分からないな。

「それで、何が関係あるんだ?」そう聞くと、

「報酬もそれなりに出るってことですよ……?

もしかして、……ギルドに登録してません?」

何故か困惑気味に言われる。

「してないが……?」事実通り答える。

「……え!?!?」……驚きすぎじゃないか?

「……ギルド登録もせずにあの魔物と盗賊に勝ったんですか?」何故か疑われているようだ。

「……まぁ、そうだが何も変わらないだろ?」

その瞬間、大声で言われる。「変わりますよ!?ギルド登録している方は、任務前に女神アテネの加護が得られるんですよ!?」

……戦の神アテネ、か。アイツもなかなか干渉するタイプのようだな。

「そうか、案外、俺は強いのかもな」

……アイツが弱いワケは、無いしな。

「本当にギルド登録していないか確認します。

コチラに来てください」……拒否権は無いか。

数分後「か、確認が完了しました……」

……驚いているようだな。彼女は、深呼吸をして、「では、ギルド登録なさいますか?」落ち着いて聞いてきた。「まぁ、折角だしな、お願いする」…冒険者としての方が邪神の力を探しやすいだろうしな。「では、今回の報酬を送ります。」淡々と会話を進める。「感謝するよ」それだけ言い残し去ろうとすると、「ま、待ってください!」

引き止められた。「あ、貴方のギルドランクを設定中です。一先ずBランクです」

「……高いのか低いのかわからんが、まぁ、ありがとな」そう言い、今度こそ去った。


ギルドから出た瞬間、「おい!」と言葉を掛けられた。……今日は、よく引き止められるな。

そう思いながら、振り返った。

そこには、5人のパーティーがいた。

「ギルド登録と同時にBランクとは、どういうことだ?」そんな問いをなげかけられる。

「……知らないとしか言いようがないな」そう答える。「一体どんな汚い手を使ったんだ?」

……舐められてるな。「Cランク上位の任務をギルド登録無しでクリアしたからだってよ」

事実通りに話す。「はっ!失笑だぞ!ふざけた嘘をつきやがって」奴は、剣を抜いた。

「何故、剣を抜くのか、理解しかねるが、剣を抜いたということは、覚悟は出来てるな?」

今の俺は、5%ぐらいか……そもそも加護ありでCかBランク程度であろう奴に負けるハズはないが…

俺はため息をつき、一瞬で距離を0にした。

奴は、焦って剣を振ろうとしたが、

「遅せぇよ」 そう言って首を掴み上げてやった。

十数秒後に離してやった。過呼吸で倒れ込む

ソイツを見下ろして、無言で立ち去る。

やり過ぎてしまった気がする。いや、ああいうのは、コレが一番の解決法だ。

……というか、昨日の昼から、何一つ腹に入れてないな。美味いもんでも食いに行くか。一応、長期休みらしいしな。

「……地獄の方が暇だったかもな」そう呟き俺は、適当な店に入って行った。


「おいてめえ!やんのか!?あぁん!?」

「アイツパーティから抜かせよ!」

「何してくれてんだよ!?」

……かなりうるせぇ店だな。店を変えるか悩んだが割り切ってカウンターにまで歩きピザだけ頼んだ。

……そこら中で喧嘩……本当にうるせぇな。少しイラッと来る。そんな時、隣の席から

「ったく、あの魔物何なんだよ。急に化け物になりやがって……俺のパーティは、もう……コレでもAランクなんだかな」そんな声が聞こえた。「ん?」思わず声が出てしまった。

……聞いておくか。そう考えてソイツに尋ねる。「その話少し詳しく教えてくれ」と、


ご視聴ありがとうございました。

今後の投稿もよろしくお願いします。

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