邪神の戦闘
続編です。楽しんでいってください。
俺だって邪神……能力なんてなくとも強い……はずだ。そもそも何故俺が一撃で倒されるような攻撃を打てるのか、それが気になる。
見張りの奴は…寝ているな…余裕すぎるだろ、
呆れてしまう。起こさないように鍵を取るというのは、面倒臭いな。そして、俺は、少し考えてから、見張り番の首を絞め、気絶させる。
鍵を取り、檻を開ける……後は逃げるだけだが
「……そりゃそう簡単には、行かないわな」
少し深呼吸をし、気を失っている男からナイフを盗る。その瞬間、銃弾が頬を掠めた。だが、全力で距離を縮める。眼前にきた瞬間、銃を持っている右手を切り落としてやった。
男の叫び声が広がる。「殺す趣味は、無いんでな勝手に回復してくれ」そう言った後にうなじを蹴った。"ドッドッド"足音が聞こえてくる。
……まぁ、あれだけ叫ばれたらそうか。
「ちょっと、魅せてやろうか……」そう呟いた瞬間に倒れた盗賊の銃を盗り一発発砲。敵が来ているのを確認して天井に掴まる。
「クソっ!逃げやがったかあの野郎!」眼帯の男が言う。
……3人か、眼帯は俺を一撃で仕留めた、いくら能力を使えなくてもおかしい…注意しておくか。
そう考えて、手を離し天井から飛び降りた。
敵の真後ろに降りた。……先に部下を倒した方が良さそうだな。その瞬間、持っていたナイフで眼帯の男の後ろを歩いている2人のアキレス腱を切った。1人は、後頭部をナイフのハンドルで殴り、もう1人は、顔面に膝蹴りをぶち込んでやった。
「あとは……お前か」
……やはり、コイツは、他の奴らとは、違うようだ。明らかに動きが素早い、そして力も尋常じゃないな。
「っ!…なんでお前は、そんな強いんだ?」そう問い質すと「俺の実力が急に開花した、それだけだ」そう返してきた。何か能力でもあるのかと思ったが……いや、ありはするんだろう。手加減されてるのか?そう考えていると…
「そろそろ本気出すか」そんな声が聞こえた。
奴からは、黒いモヤが出ている。嫌な予感がした。警戒する……だが、その瞬間にその拳は、俺に突き刺さった。俺は、壁をぶち破ってぶっ飛んだ。
月が見える…もう夜だったのか。意識が朦朧とする。どうするべきか考えようとする。だが、
「弱ぇな」そんな言葉と共に、俺は蹴り飛ばされる。……クソっ!ヤバい、ヤバい、さすがにコレは、まず過ぎる…。逃げようとして振り向く
……そこには、謎の黒いモヤがあった、それもアイツに似たような。いや、更にドス黒い気がする。「最期だな」その言葉が聞こえた瞬間、
本能的にモヤに手を伸ばした。その瞬間謎の黒い光に包まれる。
そして……俺に飛んできた蹴りを弾き返す。
眼帯の男は、目を見開く
「……なるほどな、ある程度、理解したよ。俺がこの世界に来ると同時に邪神の力が分散してしまったんだろうな」。……だから、アイツのような俺に似た力を持っている奴がいたり、そこら辺に俺の力が落ちているんだう。俺の力と確定した訳ではないが流石に感覚が似すぎている。勝利確信した俺は口を開く。
「さて……今の俺は、少し強いぞ?」と……
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