第八十七話教会の協力
第八十七話教会の協力
私はリュウと一緒に同僚のエリカとレナを探している。
エリカとレナが仕事の途中でいなくなることは一度もありませんでした、ですから余計に何かに巻き込まれてしまったのではないかと心配です。
話し合いの末に私が王都の外門の右側を、リュウさんが外門の左側と二手に分かれて探すことにしました。
外門付近で会う方々にエリカとレナの特徴を伝えて見かけたかを聞いたところ『山の方へ走って行っているのを見かけた』との情報を二件ほど手に入り、私はさっそく向かいました。
私はそこでエリカを見つけたのですが、様子がおかしくて……
「探しましたよエリカ!! いなくなったと聞いて心配しましたよ」
「……どうしてここにいるのノゾミ」
「エリカ何かありましたか? 様子が……」
「なんでもないから」
「そんな苦笑いをしていてなんでもないわけないでしょう!!」
「ノゾミが気にすることじゃないから」
「エリカ覚えてますか、私がリュウさんとパーティーを組んだ時のこと」
「覚えてるけど、突然何?」
「私が不安に思ってた時にエリカが話を聞いてくれて背中を押してくれたでしょ……ですから今度は私の番です」
「でもノゾミには」
「関係ないとは言わせませんよ」
「言ってもノゾミには分からないよ」
「エリカの言いたくないことがあるのでしたら、私にも背負わせてよ」
「……やっぱりノゾミには敵わないや。さっきはごめんね。これ見てくれる?」
「これは?」
「スマートフォンって言ってロストテクノロジーなんだって……エデンの園で配られるものなんだ」
「どうしてそれを持っているのですか?」
「それが本題。私とレナは上からの指示でエデンの園に潜入してて……レナが捕まったって聞いて急いでたの。ノゾミたちを巻き込みたくなくて(それに任務には構成員の殺害も入ってる。任務とはいえ私たちは同僚さえ手にかけた。この事は特にノゾミに知ってほしくないから言えないよ)」
「その気持ちはすごく嬉しいです。ですけど、現在の私たちの旅の目的はエデンの園の壊滅なので巻き込んでください」
「ありがとう。それなら後で情報のすり合わせをしよう。レナのことも一緒に探してくれない?」
「当然、一緒に探すに決まってますよ」
その後リュウさんと落ち合った私たちにジンさんがレナを連れてきてくれたことにより合流出来た。
エリカとレナが教会に掛け合ってくれたことにより全面的に協力してくれることになりました。
ここまでの流れが順調に進み過ぎて良い事ですのに、恐れすら抱いてしまうのはなぜなのでしょうか。
この出来事から二日後には防衛大臣、騎士団団長、法王、里長が集まり本部・支部を含めたエデンの園の解体の日程を決める会談が行われることになるのだった。
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