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第八十四話封印の壺

第八十四話封印の壺


ボスに転移させられたことは周囲の景色を見れば理解出来る。

「ミリアさん、シャルロッテさんに何かお土産でも買いに行きますか?」

「いえ、今は合流を急ぎましょう」

ファジーたちとの距離を考えれば、買い物をしても間に合う。

それにファジーのところにはお義母さんがいる。

お義母さんの強さはボスにも匹敵する。だから安心して任せられる。

私はファジーを信じている。

シャルロッテはスミカともう一人いるのはシュレントだな。

ミリアたちがボスに立ち向かうのなら、連れて行くべき場所がある。

「ミリアさん、私についてきてください。渡したいものがあるので」

渡したいもの、過去にボスを封印した壺だ。

我が家の家宝として飾っていた物だ。

ちなみに最近までゴミ箱として使っていたことは内緒だけどな。


「渡したい物とは、なんですか」

「それは過去に魔龍王ヴォルフガングを封印した壺だ。戦うんだったら必要だろ」

「今のが元の口調ですか?」

「そうだな。口調のことは気にしないでくれ」

私はミリアに封印の壺を渡すために我が家に連れて行った。


三十分後


ガラガラ。

「家の中は騒がしいだろうが入ってくれ」

「お邪魔します」

「兄さんおかえりなさい。ねえその人誰? まさか浮気じゃないよね、一応ファジ姉に報告するよ」

「お姉ちゃん浮気って何〜、それマナに使わせてよ」

「ダメだよ。それは僕が遊ぶんだもん!!」

「こら二人とも取り合っちゃダメでしょ。二人とも使いたいんでしょ、だったら交代交代で使うのはどう?」

「見てみてお兄ちゃんこれ」

「それはダメ!!」

「えー、お姉ちゃんいつもチューしてるじゃん」

「違わないけど違うの兄さん!!」

「お姉ちゃんみたいなのをブラコンって言うんでしょお兄ちゃん」

ルーティがなぜ焦っているのかというと自室で私の写真にキスをしていることをマナに指摘されブラコンと言われたからだ。

「ありがとうな、私もルーティのこと好きだぞ」

「でもそれって家族として……なんでしょ兄さん」

「ごめんな家族としての好きで」

「謝らないでよ兄さん、私はたとえ家族として好きって言ってもらったとしても嬉しいんだから!! それと兄さんたちを迷惑をかけてごめんなさい。お見苦しいところをお見せしてしまい申し訳ありませんお客様のお姉さん」

「私は困っていませんから、頭を上げてください」

「そう言ってくれてありがとねお姉さん。また仕事に行くんでしょ兄さん」

「悪いな、またみんなのこと頼んでいいかルーティ」

「そこは私に任せてほしいけど、たまにはファジ姉と一緒に帰ってきてね」

「ファジーに頼んでみるな」


その後私はミリアに封印の壺を渡し、使い方を説明した。

「本当に良かったのですか? 家宝なのですよね」

「いいって私には使う予定がないから。それじゃあ渡せたことだし合流するぞ」

「そうしましょうかテシウスさん」

そして私とミリアは合流することにした。


「ミリア言っておくが、私はファジーについていく……だから次に会った時に敵同士ってこともあり得ることを理解しておいてくれ」

「それは……理解しています。なので、せめて今を楽しみましょう」

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来るときにしますね

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