第七十話役割分担
第七十話役割分担
「シノンさん今ツバキちゃんが龍化した時と似た力を感じました……それもミドラ族長の」
「ノラさんたちが危惧していたことが起こっているのかもしれませんね。早々に残りの刻石も破壊しなければなりません」
私とサジの会話は途中で遮られた、エルブラムに。
「おいシノン今日こそ臓物全てぶち撒けて殺してやる」
「ルーブまたシノンさんに絡みやがってこっちこそテメェを……」
「サジ、ダメです。冷静にしなければ視野が狭くなります。ここでエルブラムを止めなければ地図を変えなければならないほどの被害が出てしまう。必ず止めますよ!!」
「殺れるものならやってみろ!!」
私はサジに『この町の刻石利用する』と瞬きで合図をした。
サジは理解してくれた。
私はエルブラムが刻石の範囲内に入るよう誘導した。
「ちょこまか逃げても無駄なんだよボケ」
「させません!!」
エルブラムが使おうしたのは自分より弱い相手を自分の隣に瞬間移動させる技
エルブラムは常套手段として
"民間人を人質にし人質の大切な人の臓物をお金の代わりに献上させたうえで人質を殺す"
そのことからエルブラムが潰した町は臓物・血で溢れて人が住めるような土地ではなくなる。
このような手段を二度とさせるわけにはいきません!!
「チッ、楽しみを奪いやがって」
カラカラカラ
「おっ、これはゾーマの……ギャハハこれでシノンお前は終わりだ!!」
「無知であるとは幸せですねエルブラム」
「…………そういうことかよ"ランダム召喚・模造兵"」
「ルーブのやつ面倒いことしやがって」
エルブラムはゾーマの屍と見た目を同じにしたゴーレムだ。
だけど私には関係ない
「サジ、七時の方向の二体ゴーレムです」
「了解ですシノンさん!!」
ドガン
「……はぁ!? おいおいルーブこいつら脆すぎだろ」
「あ〜言い忘れてたが、このゴーレム壊されれば壊されるほど頑丈になる上に合体強化も可能なんだよ。ほ〜ら始まったぞ。残念だったなサジ毎回毎回…………」
ザン
「喋りすぎだ」
「テメェ……なぜここに……」
バタン
「全力を出す暇もなかったな」
ゴーレムはエルブラムが意識を失ったことにより崩壊した。
「ゾーマを連れてきたぞ」
「ありがとうございますヒョウ先輩!!」
「それでは予定通り刻石を全て破壊し冒険者課・政府に協力を仰ぎましょう。手段を選んでいる場合ではありません、たとえ汚い手だとしても」
「シノン汚い手は俺にやらせろ、お前は優し過ぎる。それに俺には裏の人脈もある、俺が適任だ」
「…………ヒョウ俺もやらせてくれ、償いがしたいんだ。それにボスを殺して組織をぶっ壊すまで俺の復讐は終わらないからな」
「シノンさん、俺たちは穏健派の仲間を集め協力者を増やしましょう!! 裏をヒョウ先輩とゾーマさんに表では俺とシノンさんで協力者を増やす……ってのはどうですか?」
「そうしましょうサジ……ヒョウさん、ゾーマさんに裏を任せ私たちが表でということで。元々の刻石破壊も忘れずに」
そして私たちは役割分担をしエデンの園に対抗するための協力者を増やすことに。
場面はルミエルたちに切り替わる
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね
次回は合流したルミエルたちの話を書こうと思ってます




