第六十七話合流時間
第六十七話合流時間
俺はミリアが目覚めるまで看病しながら町の人を手伝っている。
ミリアが目覚めたら聞きたいことがあるが、今は
「親父さん瓦礫置くのはここでいいのか!」
「あぁその辺りに置いといてくれ……おいそこのガキどもサボるな!! よっと」
親父さんは台から降りて子供達にゲンコツをした。
ゴンゴンゴン
「痛いよおっちゃん」
「ちょっと休憩してるだけじゃんか〜」
「…………痛い」
「親父さん、少しぐらいなら休ませてもいいんじゃないか?」
「赤髪の嬢ちゃんは知らないから言えるんだ……このガキどものサボり癖をなっ!! それはすげんだ……と説明したいが作業を優先させないとな。おいガキども道の小さい瓦礫拾って置いてくれれば一万メニーまでの欲しいもの買ってやるぞ。頑張り次第では二万メニーまで上限をあげるがどうする?」
子供達は親父さんの言葉を聞いた途端目を輝かせて拾い始めた。
「君の連れの娘が目を覚まし……」
「ありがとう!!」
持っていた瓦礫をすぐに置きに行きミリアの下に向かった。
「ミリア!! …………隠れてないで顔を見せてくれないか、俺が特に心配するから」
「だって、だってロッテの前で私…………恥ずかしい」
バサッ
「ミリア罵って構わないから……今は手伝うんじゃないのか」
「そうですが……毛布を取らないでも(ロッテの匂いが……)」
「嗅ぐのは後にしてくれよミリア」
「かっ、嗅ぎませんよ…………(変態さんみたいになってしまいますけど後で隠れて)」
「嗅ぐならこんな布じゃなく俺を直接嗅げばいいだろ。こんなふうに」
スンスン
「〜〜〜〜〜っ!? しししし心臓が爆発するかと思いましたよ、もう!!」
「ちょっと待て危ないから投げるなぁ!!」
ガシャンガシャン
「御二方お取り込み中申し訳ないのですが、手伝っていただけないでしょうか」
俺とミリアは謝り時間まで全力で手伝った。
そして合流時間の十五分前
「ふぅ、これであらかた瓦礫は退かせたか」
「嬢ちゃんたちありがとな。報酬代わりに貰ってくれ」
俺が貰ったのは収納魔法がかけられているウエストポーチだ。
試しに俺の武器を入れてみたところすんなり入ったことから長さが百五十以上はある。
そして問題なのはミリアが貰った物だ。
どうやら戦闘に使える扇子というのだが、風と一緒によく考えている言葉を降らすとかよく分からない説明をされてミリアが試しに瓦礫目掛け使うと
瓦礫が豆腐のように切れたのと同時に空から『ロッテ愛してる、ロッテに腕枕されて眠ってみたい』
まあそれ以外にも降ってきたがミリアが恥ずかしがるからここまでしか言わないからな!!
「言ってくれりゃ俺に出来ることはしたってのに……恥ずかしさのあまり倒れちまったか」
親父さんたちに礼を伝えた俺はミリアを持ち上げ仙笠樹の森に向かった。
そして仙笠樹の森に集まって点呼をした。
いなかったのはリリー、クリボー、ノコノコの三人とアリス、グレイ、ルイ、ヒョウ、アカネ、ヨシカゲの六人の計九人だ。
ノアによるとアリスたち六人をゾーマたちのところに向かわせた代わりにルミエルとスミカを連れてきたと。
リリーたちはクリボーとノコノコを強化するために"秘薬"とやらを探しに行っていて間に合っていないと族長から連絡があった。
俺たちはノアとノラから目的を口頭で伝えられた。
そして場面はヒョウたちに切り替わる
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね
次回はヒョウたちの話を書こうと思ってます




