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第六十六話シャルロッテの初恋

第六十六話シャルロッテの初恋


俺とミリアが出会ったのは十四年前の帝都女学園中等部一年生の時だった。

ミリアのことを最初は"人目を気にしすぎて自信がないやつ"そういう認識だった。

ミリアは授業成績も人間関係も俺より上の癖に自信がないことにあの頃の俺は腹を立てミリアに怒っちまったんだよなぁ

回想

「なんでお前は成績も人間関係も……その上戦闘まで出来る癖に自信なさげにするじゃねぇよ!! もっと自信もて!! 負けた俺が惨めだろうがよ、絶対に超えてやるから覚悟しとけよ!!」

回想終わり

授業でもテストでも挙げ句の果てには休日も勝負を仕掛けていた。

ほんとあの頃の俺は馬鹿だよな。

でも今思えばミリアが徐々に心を開いていたのが分かる。

けど俺とミリアの関係が変わったのは高等部に上がった時からだ。

ミリアが生徒会に所属し俺は探索部に入部した。

会う機会は授業中となっちまって特に探索部では部の関係で授業に出られないこともあり中等部初期の関係と変わらないほどに冷めきった。

ミリアは何度も話しかけようとしていたが、俺は部長の強さに憧れてしまい勝負ばかりしていた。

何度もいうがあの頃の俺はとにかく自分より強いやつに勝負を仕掛けて努力して勝つことで強くなることばかり気にしていた。

ミリアの時も最初はそうだった。

あの頃の俺を本気(マジ)で殴りてぇ……ミリアを放っていて別の人間とってそんなの浮気じゃねえかよ!!

作業が終わったら謝らねぇとな。

そんで話を戻すが、高等部を卒業した俺とミリアは会うことがなくなった。

というか卒業してから俺は同級生とほとんど会ってなかった。

数年ぶりに再会することはあったが、全員が全員は分からなかった。

俺は卒業してすぐに冒険者になったわけじゃない、Sランク冒険者の叔母の『シャルちゃんが我が家のことを手伝ってくれるなら訓練してあげるけど、どうする?』この誘いを受け訓練と手伝いを六年繰り返したことにより冒険者前に強さで言えばBランク相当になることが出来たんだ。

俺は叔母から『もうやってもらうことないし冒険者にでもなれば訓練出来るよ』

俺はその後冒険者課に登録し二年でBランクまで昇格した。

俺とミリアが再会したのは卒業してから八年してからだった。

ミリアから聞いたのはこうだった『シャルロッテは忘れているでしょうが私たちが再会したのはシャルロッテがデュラハン討伐依頼を受注するために冒険者課で……なんですよ』

ミリアは相変わらず誰かの相談にばかり乗っていて……俺のことを忘れているのだと思っていた。

俺を見る瞳は相変わらずだったことから、忘れられていないんだと……安心したし、嬉しいとさえ感じてしまった。

今だから言えるが……俺はミリアに恋をしていた。

俺自身初恋だったこともあり分からなかった。

そしてミリアが誰かの悩みを真摯に聞いている姿を見てモヤモヤして『どうしてモヤモヤするんだ?』と思い誰かに聞いたが、ニヤニヤされるだけで解答はなかった。

だがルミエルたちとパーティーを組みミリアと過ごしているうちにもしかしてと思うことが増えた。

俺は……

「もうロッテ悩んでるなら私に話してくださいよ、いつでも聞きますからね」

「悩みってわけじゃねぇけど聞いてもらえるかミリア」

「いいですよ、私になんでも言ってください受け止めますから」

「俺はミリアに出会えてよかった。こんな俺を愛してくれてありがとな。遅くなったけど、俺もミリアのこと好きだ。というか……あっ、愛して……るから……やっぱ恥ずすぎるから今のなし!!」

プシュウゥゥゥゥ

「おっ、おいミリア湯気出しちまってどうした!?」

「…………いっ、今夢見たいな言葉がロッテから聞こえてきたのですが、ここは夢でしょうか?」

「ミリアここは現実だ。どの言葉だよ、教えてくれよ……気絶する前に教えてくれ〜!!」

俺はミリアが目を覚ますまで町の人を手伝いながら看病した。


読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

次回は合流させる話を書く予定です

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