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第一話また騙された!

 第一話また騙された!

 どうしてこんなことに、このことを説明をする前にまず自己紹介しておくね! 私はルミエル・アルカディア。魔導学園に入ったのはよかったのだけどこれって詐欺なんじゃないの?

 両親がこの学校は王立魔導学園だって聞かされ、いま入学すれば授業料全額免除されてお得。卒業できれば王からの名誉もあるって聞いて、パンフレットまでもらって私をこの学校に絶対に入れると意気込んでいた。どういうことか試験は合格した。

 そして、いざ入学前説明会に行ったらここ王立じゃなく私立じゃん、しかも……一応、授業料は一部免除されてはいるけど、実際は五十万メニー払わないといけないところを四十九万九千九百九十メニーになってる。うん、免除されたの十メニーだけだね。

 ほんっとにびっくりだよ。全額免除って聞いてたのに、たったの十メニー免除。しかも、我が家はそこまでお金ないからお金どうしよう。試験だけで百万メニーかかったからやめたらやめたで、ただ百万メニー損しただけになるんだよね。冒険者になって稼ぐしかないよねこれ。どうして百万メニー払えたかは簡単な話、貯金を全部使ったから……で足りたらよかったんだけど、二十九万メニー足りなかったからお父様が稼いできてくれた。方法は……聞かない事にした。予想はつく。

 借金だろうな。はぁ、でも入学できたことに感謝しなきゃ。私が返して少しでも親孝行になったらいいな。

 我が家、もともとは伯爵家だったらしいけど、ご先祖さまが貴族仲間に騙されて何かやらかしちゃったみたい。だけど、爵位は剥奪されず王様の温情で男爵までの降爵にしてくれたらしく、お父様たちがなんとか家を再興させると意気込んだ結果、騙されてここに入学する羽目になったんだけどね。はぁ、ほんとついてないなぁ、私の人生だけどもっとポジティブに楽しく生きなきゃ損だよね、うん。

「よーし、これから頑張るぞー! えいえいおー!」

 なんか一人でやってて恥ずかしくなってきた。

 まず冒険者になるって言ってもまだ役所の冒険者課に登録してないんだよね。

 それじゃあ登録しに行きますか!

 冒険者課に着いて今説明を聞いている。

 どうやら冒険者になるとカードがもらえて、もしもの事がよくある仕事だから色々な保険に入る必要があるらしい。稼げない冒険者もよくいると言う事で

 無料と聞かされた。また騙されていないか少し不安だ。入らないといけない保険は、生命保険・就業不能保険・火災保険・損害保険・精神病保険などに入らないと登録はできないらしい。

 冒険者という仕事はときに精神が病んでしまう出来事に特に遭遇しやすいからだというので、新しく作られた保険らしい。冒険者以外も自由に入っても大丈夫とのことらしい。

 古代書物には地震保険というのもあったらしいが、今はどこの国のお偉いさんも地震より魔物が怖いんじゃといっつも言っている。今の地図と書物の地図は大きく違っている。書物は陸地が離れているが今の地図は陸地全部が繋がっている。

 古代書物には銃・核兵器・ミサイルなどという武器があったようだ。

 今はこの兵器のせいで世界が壊れてしまいこの兵器はもう二度と使わない……というか魔物に使われる可能性があるから使えず、すでに破壊されているそうだ。レプリカだけでも見てみたいと思う私はおかしいのだろうか?

 魔物は宇宙からUFOという乗り物で来たと書物に書いてあった。

 冒険者が使う武器はラノベなどでよくあるやつだ。

 古代書物にあるような本は今も続いている。例えばジャンプやマガジン、サンデーなどだ。他にもさまざまなものが残っている。

 今の時代にもライトノベルはある。新しい雑誌も増えている。

 古代から続いているのはすごい文化だと思う。

 そんなことを考えているうちに登録は終わっていた。

 私には書物の知識しか無いから冒険者になっていろんな場所に行って、書物以外の知識が知れる事は私にとってもとても嬉しい。

 その知った知識を家族に教えたいと思っている。

 あぁ、でも冒険者だけやってたら学園の方が疎かになってしまう。そうなっては本末転倒というやつになる。

 あっ! でも、学園の一ヶ月の課題で冒険者の仕事をしないといけないってのがあったよね。だったら少しは冒険者ランクを上げてた方が良いよね。

 よし! 頑張るぞー。

 それで私思ったことがあるんだけど……

 全く喋ってないよね?私、考え事ばかりな気がするけど気のせいかな?

 このままだとパーティ組む時

 すごく困る気がするからなんとか少しずつでも直さないとね!






見つけて読んで頂きありがとうございます!!

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暗黒神ゼブラ先生、お久しぶりです! エミエルこと、ミリィです! 前回も大変お世話になりました<(_ _)> また小説家になろうに戻ってきましたので、 是非宜しくお願いします。 さてさて、小説を読ん…
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