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いざダンジョンへ

ニラダとの合同クエストを希望する魔法使いミヨモは攻撃魔法が得意事、そして1日1回だけ魔力を消費せずに魔法が放てるユニークスキル:魔力を超越した者(ノンマジックパワー)を保持している事を話し、それを聞いたニラダはミヨモの協力を受け入れ、2人はクエストに挑む事とする。


 まず2人は受付に2人で合同クエストに挑む事にしたと話し、ギルドをあとにしてクエストに挑む準備の為にアイテムショップに行く。


 そこでニラダは少し悩んでいた。


「ニラダ君、どうしたの?」

「ああ、マジックポーションは2人共魔法使いだから必須なんだけどポーションより割高で困るな」

「とりあえず1本だけ買おう、ダンジョンで何か見つかるかもしれないし」

「そうだな、じゃあミヨモが持っててくれるか、君のスキルは強力だが、ここぞって時にとっておきたいしね」


 少し通常のポーションと比較して魔力を回復するマジックポーションは少し割高だが、話し合いの結果1本だけ購入する事にして、更にミヨモが持ってくれるように懇願する。


「分かったわ、持っておくね」


 ミヨモもニラダの懇願に応じていざという時に自己回復する為に、マジックポーションを所持する事になった。


 そして購入したアイテムを互いに仕分けしていよいよクエストのダンジョン探索に向かう。


 ダンジョンに到着するとまずはニラダが先頭でダンジョンに入りながら、ミヨモとクエストについての条件を確認する。


「最低でも地下3階まで行き、なおかつ魔物10体以上討伐、そしてダンジョンのアイテムを最低1個は持ち帰るのがこのクエストの達成条件なんだよな」

「そうね、私ダンジョン、っていうかクエスト自体初めてなんだけど、このペンダントでどこまで降りたか分かるのよね」

「俺もダンジョンのクエストは初めてだけど、そのペンダントの話は聞いていたな」


 ダンジョン系のクエストに挑む際は冒険者には特殊なペンダントが渡される。それはどの階層まで移動したかが分かるものなのだ。自己申告のみを信じるのは難しいという事で、このペンダントが開発され、そして支給されることとなったのだ。


 当然紛失してしまえば、ダンジョンの階層移動が証明できなくなってしまうので冒険者にとってはまさに命に等しいアイテムなのだ。


「まずは地下1階だな、ミヨモ気を付けて」

「うん」

「魔物が現れたなら俺の後ろに下がってくれ」

「フフフ、でもいくら補助魔法が使えてもニラダ君も魔法使いだから無理しないでね」


 遂にダンジョンに入ったニラダとミヨモ、2人はクエスト達成ができるのか?

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