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第4話 贖罪(しょくざい)

悪夢をみて 汗をかいて目を覚ます


そこでは私が手をのばしたくても のばせなくて


声を出したくても 出せなくて



私の中の 「たら れば」が始まる


あの時 こうしていたら こうしてなかったら・・・


時間は戻すことは出来ないのに



私の中の贖罪しょくざい


それが・・・いつまでも私をとらわれ人にする


まるで童話の中の悪い妖精や悪魔が


黒いマントを広げ 私を逃がさないよう



誰にも話すことの出来ない 1人で抱える切なさ


夢の中では 魔女たちが意地悪をする


時間が解決するのか ただ時間さえ過ぎていけば悪夢もみないのか



闇の中に光が見え 


それが朝の光であるのか 


私の心の闇に灯された光なのか



深い井戸の中にいるような私 


差し込んでくる光を掴めそうで 掴めない もどかしさ


ただ 昼間には悪い妖精も悪魔もいない



優しい魔法使いが 夜に魔法をかけてくれたなら


悪夢をみないようにと


それは 逃避にすぎない


悪夢の苦しさは 私に問いかけてるのだから




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