第10話 聖夜
クリスマス・イヴ
日本では恋人達が甘い時間を過ごすことが多いのでしょう
素敵なイルミネーションを見て、それだけで気分が明るくなれるのも不思議だ
ある修道女会(シスター達の場所)でクリスマス・イヴのミサに行った
多くの教会は、聖堂が神聖なものとして写真撮影を禁止してる所が多い
私が時々行っていた教会では、誘導係のボランティア信者が
静かにしてること、撮影させないよう、見て注意する
修道女会で、ある女性がカシャカシャ写真を撮り、場所を移動していた
見ようとしなくても目につくものだ
クリスマスソングが始まり
また神父が入場してからは1つの椅子に座り落ち着いていらした
動き回る女性を注意したシスターはいなかった
そこには、精神的に弱い人、経済的に大変な人が信者でなくても招かれたりしていた
シスターはわかっていた
女性をたしなめることは、その女性に恥をかかせることだと
もしも臨機応変出来ない教会であれば注意する人はいたでしょう
確かに聖堂は神聖な場所
でも、いつから「神聖すぎる」ようにしてしまったんだろうか?
神は、父であるが「友達」、教会は「家」ではなかったのか?
女性はまだ人の出入りがある時には動き写真を撮っていた
それは、自分を見てもらえる神やシスターをカメラに残し、1人でいる時に不安な時に見ているのではないだろうか
私はシスター達の「愛」に心を打たれた
クリスマスソングが始まり
涙が出ていたのは何故だかは言葉に出来ない
きっと・・・自分がそれまで気がつかなかったこと、シスター達の愛を
私までが受け取ることが出来たからでしょう・・・




