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深月  作者: 月夜
14/24

もう1人?


「まあ、兄貴が見れば、間違いかどうか判るか」


「医者の立場から見たままを、後で連絡するよ」


「それでなぁ、

これからの事と、もうひとつ大事な話がある

実は、お前達には話していなかったが、

もう1人お前達の妹になる家族がいる」


「はあ?もう1人って・・・」


「訳あって俺が父親ということあの子は知らない


母親とは、病院に入院した時に知り合った


看護師をしていて、白衣の天使の様に輝いていた


あの子が出来たことを聞かされた時


二人を引き取ろうとしたんだが


看護師を続けたいと拒否されて


毎月生活費を振り込んでいたんだが


先日母親が亡くなり、この世に一人ぼっちだ


私は、会いに行く事は出来ない、せめて


お前達に見守ってもらえたらと」


肩を落とし、こちらを見る父は


いつもより小さく見えた

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