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深月  作者: 月夜
10/24

帰路


「本当に何でもやれるんだな」


「まあ、いろいろやったことがあるだけ

 やったことないのは流石に、すぐには出来ないと思うぞ」


「そんなこと言って、何でもこなしそうだよ」


「今日は本当助かった」


「こちらこそ、あんなに美味しいグラタン食べさせて貰ったし

それに、なにあのケーキのかけらみたいなもの、見た目は悪いけど

あれだけでも、バイトした価値はあったよ」


「パティシエを、本場から引き抜いてきたらしいぞ

 甘いの好きだから、ここは天国だ

 前働いたレストランは、購入するものは割引なしで、

 結構お金かかって、何の為のバイトかわからくなって辞めたんだ

 ここは本当に最高だぞ!

 ここはいろいろ充実してて、なかなか他には無いよ

 さっき店長も言ってたけど、一緒にやらないか?」


「そこは、すまん

 今のところは、辞めたくないし

 これ以上は、増やせないんだわ」


「そっかぁ、残念」


「また、機会があったらな」


家の明かりが灯る静かな住宅街

ゆっくりと帰路につく二人

足元を月明かりが照らす


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