とある中年騎士と幼き姫君の道中録
昔あるところに、平民の少年がおりました。ある日、父親の行商の供に街へと赴いた時のこと、そこで美しき姫君に見初められ、少年は騎士となります――姫君の騎士に。そして時は流れ、少年騎士は大人になる。姫君は皇女となり、小国の王子と結婚し子を為しました。そこには個人の感情は一切存在しない、国の意思と定め。そして更に時は流れ、皇女の一人娘である幼き姫君は王国最強の騎士を従え、見聞を広めるために旅に出ます。時は流れ、ありとあらゆる物が変化する、人も、国も、土地も――なにもかも。ただ唯一変わらなかったのは、幼き日の騎士の誓い。大人となった少年は昔と変わらず、<姫君の騎士>であり続けます。様々な想いを、胸に秘めて。 【他サイトに投稿しているものの転載となっています】※2013/8/9 第一章に小説表紙・挿絵を絵師様の許可を頂き載せました。描いて頂いた方は著者の知人である絵師の<pamila>様です。
クレス・スタンノートの苦労
2013/08/02 10:38
(改)
クレス・スタンノートの苦労(Ⅱ)
2013/08/03 14:58
到来を告げる北の風
2013/08/05 14:03
到来を告げる北の風(Ⅱ)
2013/08/07 22:37
(改)
道草喰いては紆余曲折
2013/08/09 14:32
自由貿易都市 ザスカニア
2013/08/18 12:54
(改)